パワハラ脱出プロジェクト|福井県敦賀市パワハラ問題解決の専門家による被害者のための総合情報提供ブログ

福井県敦賀市のパワハラ解決コンサルタント(行政書士・コーチ・コンサルタント)による、被害者のための総合情報提供サイト

トラウマを克服して、強みに変える

あの人がいつも、冷静でいられる理由【トラウマを克服して、強みに変える】

投稿日:

【理論編】

 理性と感情は、両立しません。

 心理学的に言えば、「闘争・逃走モード」と「停止・計画モード」は両立しません。

 どちらか一方だけが選ばれます。

 

 トラウマは、この分類でいえば、

「闘争・逃走モード」に陥らせる記憶ということです。

 自動的に、強い情動が生じ、

「闘争・逃走モード」に入るようにシステム化されてしまっているわけです。

 

 では、このシステムを崩して、「闘争・逃走モード」に入らないようにすればいい。

 つまり、「停止・計画モード」という理性優位の状態を、保ち続けるようにすればよいわけです。

 

 これを一連の手順としたものが、いわゆる暴露法と呼ばれる方法論です。

 理性的でいられる状況をつくり、少しずつ慣れていくわけです。

 しかし、わざわざその状況に近づかなくてもよいのです。

 常にゴール達成に役立つかどうかを判断するようにしていると、

 無意識が自然とその思考をし続けるようになります。

 毎日、自分に「赤いものは何か?」と問いかける練習をしてみてください。

 すると、そのうち、問いかけなくても赤いものが自然と見えてくるようになります。

 人間の脳は、簡単に思考回路を作るようになるのです。
 

 ですから、毎日、ゴールから判断する練習をすれば、

 トラウマが生じたときも、自然とゴールとの関連性を考え、

 理性を働かせるようになるわけです。

【実践編】

1 毎日、1回だけ、「これは、ゴールと関連があるか」と自問する時間を取りましょう。

2 3週間ぐらいつづけて、自分の変化に注目しましょう。

-トラウマを克服して、強みに変える

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

no image

”パワハラ被害に遭ってから、他人の目が気になる”の改善方法

私はもともと目立ちたがり屋でしたが、中学生時代に嫌がらせを受ける日々に遭ってから、他人の目を気にするようになりました。 パワハラ被害に遭っている人も、他人の目が気になってしまっていると思います。 これ …

no image

グチをあなたの魅力に変える、たった1つの方法【トラウマを克服して、強みに変える】

立場が上がれば上がるほど、コミュニケーション能力が必須となります。 https://t.co/Qa97dCdlPm — 臆病者のための『挑戦する技術』 (@artof_challenge) 2016, …

no image

愚痴を言わない簡単な方法【トラウマを克服して、強み(稼ぎ)に変える】

「愚痴を言わない人」になる方法とは?生きていると色々と面白くない問題が次々に出てきて、ともすればそれを誰かに愚痴りたくなってしまうもので……….≪続きを読む≫ [ア …

no image

指揮命令は、法律の範囲内のみ有効【職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する】

 労働契約では、雇用主が被用者に対して、  指揮命令権を持ちます。  これが請負や委任契約との違いを生み出す、  労働契約の特徴です。  言い換えれば、請負人や委任を受けた人は、  原則としては、指揮 …

no image

職場でのパワハラ・モラハラに対して、最初にすべきこと【トラウマを克服して、強み(稼ぎ)に変える】

我が子3歳が弾く、 たどたどしい「きらきら星」に、 感動しています。 【理論編】  職場で、パワハラ・モラハラ・嫌がらせを受けたときに、  最初にすべきことは「退職願を書くこと」です。 もちろん、それ …

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。