パワハラ・レジリエンスの鍛え方

パワハラは心理戦です。

 

ですから、パワハラに対する精神的抵抗力を高めれば、

パワハラなんかに負けることは少なくなります。

 

パワハラ・レジリエンス(造語)を鍛えても、勝てるとは限りません。

しかし、パワハラ・レジリエンスを鍛えることで、反撃のチャンスを得やすくなります。

 

パワハラ・レジリエンスが目指すところは、

”セルフイメージを高く保ち続けること”につきます。

 

パワハラを受けると、自己肯定感が下がりがちになります。

これに対抗する力が、パワハラ・レジリエンスです。

つまり、パワハラを受けても、

セルフイメージを高く保ち続ける力がパワハラ・レジリエンスです。

 

では、どうすればセルフイメージを高く保ち続けられるのでしょうか。

 

そのためには、セルフイメージが何からできているかを

知っておく必要があります。

 

そして、セルフイメージがどのように傷つけられるのかも

知っておく方がよいのです。

 

それらを踏まえて、セルフイメージを高く保つ方法をお伝えします。

その方法を身に付けることで、あなたはパワハラ・レジリエンスを身に付け、

パワハラに負けないようになるのです。

 

【1】パワハラは心理戦

パワハラは心理戦です。

パワハラの加害者が、あなたを物理的に拘束することは、まずないでしょう。

しかし、あなたを精神的に拘束し、身動きが取れない状態に追い込みます。

そして、あなたへの一方的な攻撃を始めます。

 

逆に言えば、精神的な拘束さえ受けなければ、

あなたが一方的に攻撃を受ける状態になることはありません。

少なくとも、身動きの取れない状態になることはありません。

 

精神的な拘束を受けていない場合でも、

あなたは動かないことを選ぶかもしれません。

しかしそれは、動かないことが合理的だと、

あなたが判断したからです。

自分の意思でそうしたいからしているのであって、

加害者からの圧力によってそうしているのではありません。

 

 

この自己決定感があることにより、

学習性無力感に陥る心配も減るのです。

 

【2】パワハラ・レジリエンスを鍛えて、チャンスを待つ

パワハラで一番恐ろしいのは、学習性無力感に陥ることです。

柵を飛び越えられるのに、飛び越えることさえもしなくなることです。

 

パワハラ・レジリエンスを鍛えるというのは、

この学習性無力感に陥らずにい続けることでもあります。

 

耐えたほうが得策だと判断した結果、

自分の判断で耐えるなら、それでもよいのです。

 

チャンスが来たら、行動に移せるような心構えがあるかどうかです。

チャンスを見逃さずにいる気持ちで、

い続けられるようになることが、

レジリエンスを鍛えることです。

 

【3】セルフイメージを高く保つ

学習性無力感に陥らないために、

もっとも大切なものがセルフイメージです。

 

人はセルフイメージを持っており、

常にセルフイメージに沿うように調整をしています。

 

たとえば、いつもより多く「よいこと」をすれば、

それを打ち消すような「悪いこと」をしたがります。

 

もともと、パワハラ被害を受けている状態を好ましく思う人はいません。

 

ですから、セルフイメージを高く保ち続けることができれば、

自然と解決に向けて、無意識が考えて動き出すのです。

 

しかし、パワハラを受けると、人は自己肯定感を下げがちになります。

だからこそ、パワハラ・レジリエンスを鍛えるのです。

 

つまり、レジリエンスを鍛える目的は、セルフイメージを高く保つことです。

パワハラ被害を受けても、セルフイメージを常に高く保ち続けること。

そして、自然と行動を起こしたくなるような状態に自分を持っていくことです。

 

 

【4】セルフイメージを高く保つ方法

先ほども書いたとおり、パワハラを受けているとセルフイメージは下がります。

 

パワハラは基本的には人権侵害であり、人である扱いを受けないものです。

ですから、セルフイメージは下がって当然なのです。

 

あなたのセルフイメージは、

他人のあなたに対する言動からできています。

 

他人があなたに対してすること、言うことから、

あなたは自分のセルフイメージを作っているのです。

 

ですから、セルフイメージを高く保つ方法として

最も簡単な方法は、他人から高く評価し続けてもらうことです。

 

しかし、それは実際には無理でしょう。

また、ネガティブなものの影響は、ポジティブなものの7倍ほど強いと言われます。

他人から徹底的に高く評価を受けたとしても、

パワハラによる被害を打ち消すほどにはならないでしょう。

 

 

そうなると、自分で自分を高く評価することが大切となります。

 

人は、セルフイメージを持ち、

そのセルフイメージに合わせて、セルフトークをしています。

 

セルフトークとは、心の中の声のことです。

黙読という本の読み方がありますが、

まさに心の中で出しているその声がセルフトークです。

 

人は、セルフイメージに沿ったセルフトークをしていますが、

このセルフトーク、内言語によって、セルフイメージを補強しています。

 

つまり、セルフトークによって、セルフイメージを作り上げてもいるのです。

ですから、セルフトークを変えることによって、

セルフイメージも変えることができます。

 

パワハラ・レジリエンスに関して言えば、

セルフトークを変えることによって、

セルフイメージを高く保ち続けることができるのです。

 

【5】パワハラ・レジリエンスは、人生全般に役立つ

つまり、セルフトークのコントロール法を身につけることで、

セルフイメージを高く保ち続けること、

それがパワハラ・レジリエンスの核となります。

 

ですが、このセルフトークのコントロールは、

辛い状況に耐え続けることの役立つだけではありません。

 

もっともっと意図的にセルフイメージを高めて、

その高いイメージを保ち続けることで、

自分をよりハッピーな状態へと導くこともできます。

 

セルフイメージを高い状態を保ち続けると、

現状に不満が出てきて、

その不満を解決するために自然と動いてしまうのです。

 

そして、パワハラを乗り越えたという経験を持つことで、

自分に対するセルフイメージは上がりやすくなっているため、

高いセルフイメージに現状が追い付くまでの時間も短くなるでしょう。

 

パワハラ・レジリエンスを高めることは、

決して難しいことではありません。

 

大雑把に言えば、セルフイメージを高く保ち続けること。

そして、セルフイメージに合わない言動を、

少なくとも心の中では、すべてはねつけることです。

 

他人があなたを低く評価しても、それをはねのけ、

そして、自分が自分を低く評価してもそれをはねのけるだけです。

 

それは、決して簡単なことではありません。

言うは易し、行うは難しです。

ですが、難しいことではありませんし、不可能なことでもありません。

 

ただ、心の中の言葉、イメージ、感情を、

自分でコントロールするだけです。

 

自分には無理だという言葉を、はねのけるのです。

お前には無理だと言う言葉を、はねのけるのです。

 

解決に向けて何も行動を起こしていない自分を、はねのけることです。

解決に向けての行動を邪魔する他人を、はねのけることです。

 

自分はこんな状態でいるべき人間じゃないと、思い出しましょう。

そして、解決に向けて動き出すのです。

 

それこそが、パワハラ・レジリエンスを鍛えるということです。

 

パワハラ・レジリエンスを鍛えて、パワハラから抜け出しましょう。

あなたなら、きっとできます。

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三國 雅洋 について

パワハラ問題解決の専門家 行政書士・プロフェッショナルコーチ・元医療法人理事 法律・心理・経済の専門知識を使って、パワハラ問題を総合解決へと導く日本唯一の専門家
カテゴリー: 職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する パーマリンク

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