【1】パワハラは、自己イメージを下げる
パワハラは、自己肯定感・自己効力感を引き下げてしまいます。
自分に対する信頼が、奪われていくんです。
「自分は存在する価値があるのか」、「自分は無能ではないのか」と、つい思ってしまうようになります。
味方がいない状況で、自己肯定感を保つのは簡単なことではありません。
物事がうまく進まないときに、自己効力感を高く保つのも同様です。
ですから、自分を低く評価してしまっているとしても、それは当然のことだと思います。
【2】わたしが、あなたに望むこと
ですが、私は、あなたに、凛としていてほしいのです。
加害者に対して、精神的には圧倒していてほしい。
加害者にやり返しをするのは、リスクの関係上、できないかもしれません。
加害者への反撃は、なにかしらへのパワーへの反撃です。
そこには必ずリスクが伴うため、どれほど精神的に優位でも、反撃できるとは限りません。
ですから、反撃はできなくてもよいのです。
ですが、そのような障害がなければ、反撃をできるという高い自己イメージを持ち続けてほしい。
そう思っています。
【3】カウンセリング・暗示では、できない
しかし、そのような高い自己イメージは、カウンセリングでは身につきません。
カウンセリングはあなたの自己イメージを、元に戻すことは可能でしょう。
しかし、あなたの自己イメージを、はるかに高めることはできません。
自己暗示でも不可能です。
自己暗示をかければ、現実を無視することはできるかもしれません。
しかし、それでは賢明な行動を取ることができません。
あなたに必要なものは、「自分らしさ」を徹底的に高める技術です。
【4】グリーンベレーの自己評価
コーチングは、もともとはスポーツから発展しました。
そして、それは軍隊の中にも取り入れられています。
コーチングの創始者ルー=タイスは、陸軍特殊部隊グリーンベレーにも、コーチングを導入しているそうです。
このコーチングの中心にあるのは、セルフ・エフィカシーを高める技術です。
セルフ・エフィカシーとは「自己のゴール達成能力の自己評価」と定義されるものです。
「自分にはゴールを達成する能力がある」といかに確信できるか、とも言えます。
簡単に言えば、「私にはできる」と思えることです。
特殊部隊が、困難な状況に追い込まれたとき、弱音を吐くわけがありません。
困難なミッションを与えられてとして、それを諦めるはずがありません。
どのような状況でも、「私達なら必ずこの状況を打破できる」と思うはずです。
それでこそ、特殊部隊足り得るのです。
そして、そのような強靭な自己評価を作るのが、コーチングの肝なのです。
The National Guard via Compfight
【5】カウンセリングは癒す技術
カウンセリングの本質は、癒すことです。
ですから、どれほど技術が素晴らしくても、グリーンベレーを育て上げることはできません。
カウンセリングを受けることで、あなたはあなたの「普通」を取り戻すことができるでしょう。
しかし、あなたの「普通」を超えることはできません。
そもそもが、そのような技術ではないのです。
どのような状況においても「自分ならばできる」と確信を持ち続けらえる。
辛い状況を認識しつつ、冷静に、ミッションやゴール達成にために最適な行動を取り続けることができる。
そのようなメンタルセットを作り上げることができるのは、現在のところコーチングだけです。
【6】高いエフィカシーを身に付ける方法
では、どうすれば高いエフィカシーを身に付けることができるのでしょうか。
そのための方法は、さまざまなものがあります。
その中でも、セルフ・コーチングの手法としては、3つが有名です。
- セルフトークのコントロール
- ビジュアライゼーション
- アファメーション
このうち、セルフトークのコントロールは、ノーリスクで実行可能であり、効果的でもあります。
ですが、自己イメージを高めるのに、もっともっと効果的な方法があるのです。
【7】コーチングがコミュニケーションスキルとして広まった理由
コーチングは、ビジネスにおいて、コミュニケーションスキルとして広まりました。
今でもコーチングというと、傾聴のスキル、質問のスキルを学ぶものだと思う人がいます。
もしコーチングが傾聴のスキル、質問のスキルであれば、セルフ・コーチングなどありません。
自分で自分の話を聴くスキルなどありませんね。
コーチングの本質は、やはり、クライアントのエフィカシーを上げる技術なのです。
そうであれば、セルフ・コーチングとは、自分のエフィカシーを高める技術を言います。
では、なぜコミュニケーションスキルとして広まったのでしょうか。
それは、コーチングは本来、チーム全体のエフィカシーを上げるためのものとして、生まれたからです。
【8】コーチングは、チームのエフィカシーを高めるもの
コーチングの創始者ルー=タイスは、もともとバスケットボールチームのコーチでした。
伝説のコーチと呼ばれるジョン=ウッデンも、リック・ピティーノも、バスケットボールのコーチです。
だからこそ、グリーンベレーに採用が可能なのです。
では、コーチングを行うとき、コーチは一人一人に対して働きかけをするのでしょうか。
もちろん、そうではありません。
チーム全体に対しての働きかけをするのです。
それはつまり、チーム全体のエフィカシーを上げることにほかなりません。
【9】チームの全員が、お互いのコーチである
チーム全体のエフィカシーを上げるとは、どうすれば達成可能なのでしょうか。
それは、チーム全員が、お互いのエフィカシーを高めればよいのです。
全員が強いラポールで結ばれながら、かつお互いが高い基準を求めるチームです。
「君ならできる」「私達ならできる」と言いあうチームを作るのです。
そうすれば、エフィカシーには理論上、上限はなくなります。
お互いにエフィカシーを上げ続けることになるからです。
【10】エフィカシーの低いコーチはいない
エフィカシーの低いコーチはいません。
では、なぜコーチはエフィカシーが高いのでしょうか。
苦しいはずの状況でも、冷静に行動を取り続けられるのでしょうか。
それは、コーチングをしているからです。
コーチは、他人のエフィカシーを高める働きかけをしています。
そうすることで、自分のエフィカシーを高めているのです。
これが、エフィカシーを高めるための秘訣です。
つまり、エフィカシーを高めたければ、他人のエフィカシーを高めればよいのです。
なぜグリーンベレーが高いエフィカシーを高め続けられるのか。
なぜ常勝校が強いのか。
それはお互いにエフィカシーを高め合う空間ができているからです。
【11】コーチとなることで、エフィカシーを高める
ですから、私もあなたに、コーチとなってほしいのです。
コーチと名乗るかどうかは別として、他人のエフィカシーを高め続ける人になってほしい。
様々な技術を用いて、そして理論的に、クライアントのエフィカシーを高め続けるのです。
日常で接する人に、もしくは情報発信の受け手の人々のエフィカシーを高めるのです。
そうすることで、あなたのエフィカシーも自然と高まっていきます。
コーチとして日常を過ごすことによって、あなた自身もエフィカシーを高めざるを得なくなります。
コーチとしての自分という自己イメージが、あなたのエフィカシーを高めます。
それがパワハラに対して毅然と、冷静に、対応できるあなたへと、つながるのです。

By: steve p2008 – CC BY 2.0
【12】接する人を高める人となる
『コーチ養成講座』は、プロフェッショナル・コーチとなる講座です。
あなたの自己肯定感を取り戻し、自己効力感を取り戻すものです。
あなたの失いつつある誇りと、自信を取り戻しましょう。
ただし、このコースにはマーケティング講座は含みません。
この講座のゴールは、あなたが、接する人を高める人=コーチとなることです。
それによって、自分のエフィカシーを徹底的に高め、物事に毅然と対応できる人間となるための講座です。
【実施方法】
コーチングについては、三國の独自テキストを送付します。
その上で、コーチ養成講座を6ヶ月に渡って行います。
その間、三國があなたのコーチ・パートナーとして、あなたと共に行動を行っていきます。あなたがコーチとして前進するのを、隣で支援し続けます。具体的には次のような行動を三國が取ります。
- テキストに基づいたコーチング理論の説明を行う。
- あなたに対してコーチングを実践して、コーチングを体験してもらう。
- コーチングの見本を、あなたに提供する。
- 必要書籍を三國が金銭負担した上で購入し、あなたに送付する。
- コーチングを練習するために必要な設備を、三國が金銭負担をして購入する。
- コーチングを練習するための練習相手を見つけて、紹介をする。
つまり、教師ー生徒の縦の関係だけでなく、あなたと対等な関係において、あなたの行動を促す行動も行っていきます。三國があなたのコーチとして、ただ声掛けをするだけではなく、実際に行動をしながら、あなたの成長を促していきます。
ただし、コーチ養成講座は原則として、最初の1ヶ月で一気に理論と実践を行います。
最初の一か月で、ほぼ理論と実践をマスターした状態になるのです。
その上で、残りの6ヶ月で、理論と実践の理解を深めていきます。
つまり、日常生活でコーチングを行い続けて、コーチング技術を高めていくのです。
その上で、三國の個別の定期セッションを行います。
これはコーチングをより体感に落としてもらうためです。
基本的には6ヶ月間で、毎月60分間のセッションを1回以上、実施します。
セッション時間外では、メール・チャットで日々のサポートを行います。
【条件】
ただし、このコーチ養成講座は、パワハラ被害を現在受けているか、もしくは被害経験者限定です。
その状態を満たさない人に対しては、この養成講座を提供しません。
なぜなら、この講座の目的は、あなたのエフィカシーを徹底的に高めることだからです。
あなたが、パワハラ加害者に対して、毅然と、凛として、冷静に対応できるようになることだからです。
もしあなたが本気で自分を変えたいと思っており、どのような状況でも自分を信じられる人間になりたいのでしたら、ぜひお申し込みください。
コーチ養成講座は、一人一人へのサポートがあるため、大人数相手にすることはできません。
もし本気で変化を望まれるのであれば、早めにお申し込みください。
【内容】
内容 | 適用 |
コーチング・オリジナルテキスト | 1冊 |
コーチ養成講座 | 1回60分×6回以上
開始月に3回以上 |
コーチング・セッション | 1回60分×6回 |
メールサポート | 回数無制限 |
金額(パワハラ被害者限定) | 月額30,000円(税別)×6回 |
支払方法 | ・銀行振込(一括)
・クレジットカード(一括または分割) |
個別無料説明会
ご希望の方は、まず下記から無料個別説明会にお申し込みください。
プログラム内容についての詳細をご説明いたします。
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