パワハラ職場からは、脱出するのが一番です。
でも、さまざまな事情があって、簡単には抜け出せないですよね。
そういうときは、立ち向かいましょう。
ただし、パワハラとの戦いは長期戦です。
まずは自己防衛法を身に付けてください。
自己防衛の方法として、もっとも確実なのは「絶対的な味方」を一人見つけることです。
【1】パワハラ職場から脱出するのが一番
パワハラを受けた場合、もっともよいのはパワハラ職場から脱出することです。
異動や転職が可能なら、まずはこちらを目指しましょう。
パワハラ加害者を異動や転職に追い込むのが理想ですが、難易度が高いです。
ですから、脱出を試みるのが現実的です。
【2】脱出できないなら、戦う
異動や転職をするのが現実的ですが、さまざまな事情により、それらも難しいときがあります。
そもそも中小企業では異動する部署自体がないこともあります。
転職をすると収入が大きく下がることもあります。
このような場合は、パワハラと戦っていくしかありません。
【3】長期戦だから、まずは防御と回復に力を入れる
パワハラと戦う場合、間違いなく長期戦になります。
パワハラ行為をストップさせるには、小さな行動を積み重ねなければなりません。
証拠を集めるにも時間が必要ですし、味方を増やすにも時間が必要です。
同僚や上司、パワハラ対策部署に相談をすれば解決できるようなものではありません。
長期戦とならざるをえないため、どうしても防御と回復に力を入れる必要があります。
パワハラ加害により受けるダメージを少なくし、ダメージからの回復を早くできるようにする必要があります。
【4】その場で被害メモを取ることから始める
パワハラ加害者による攻撃を受けたら、すぐにその場でメモ帳を取り出しましょう。
そして、その加害行為を詳細にメモするようにしてください。
もし詳細にメモするのが難しいのであれば、日付、時間、相手の言葉をメモしましょう。
例えば「7/7(日)11:03『頭がどうかしてるんじゃないか」』という風にメモをします。
日付と時間を書き、さらに相手の言動を客観的にそのまま書き留めます。
言動をメモするときは、まるで録音を再現するかのように、もしくはビデオを再現するかのように、客観的に書きます。「怒鳴られた」ではなく「事務所中に響き渡るような声の大きさで」というように書きましょう。
その場で被害メモを取ることが、そのまま防御になります。
メモ帳を取り出している相手に対して、攻撃をし続けられる人は少ないからです。
監視カメラがあるところで犯罪を行う人が少ないのと同様、その場でメモ帳を取り出すことで「見られている感覚」を与えることができ攻撃を弱めることができます。
【5】「絶対的な味方」を1人見つける
被害メモを集めることは防御であり、証拠集めにもなります。
しかしながら、それだけでは自分の心を守りきるのは困難です。
自分の心を守り続けていくときに、もっとも大切となるのが「絶対的な味方」です。
何があってもあなたの味方でいてくれる人がいることです。
あなたにとっての安全基地となってくれる人が1人いれば、私達は自分を保ちやすくなります。
ですから、絶対的な味方を1人見つけましょう。
職場内にいるのが理想ですが、いなければ職場外でも構いません。
心療内科の先生、カウンセラーもしくは、私のようなコーチでも構いません。
「世界を敵に回しても、あなたの味方でいる」というような人を、1人見つけてください。
そのような人を見つけるのは決して簡単ではありませんが、このような人がいれば長期戦も戦い続けることができます。
パワハラは長期戦です。
長期的に戦うには、自己防衛法を見つけておく必要があります。
自己防衛する方法として、もっとも確実な方法が「絶対的な味方」を作ることです。
誰か1人でも絶対的な味方がいれば、私たちは自分を守りやすくなります。
あなたを守るために、絶対的な味方を1人見つけましょう。
もし、見つからなかったら、私を頼ってくださいね。
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