パワハラに遭っていて辛いときこそ、試行錯誤を行いましょう。
パワハラ被害から抜け出すには、試行錯誤が必要です。
そして、試行錯誤を続けるから精神が安定します。
【1】パワハラ被害から抜け出すには、試行錯誤が必要となる
パワハラ被害から抜け出すには、試行錯誤が必要となります。
試行錯誤をしなくなると、解決ができなくなるということです。
耐え続けると、むしろパワハラはエスカレートします。加害者かあなたのいずれかが異動になる確約がない限り、耐え続けるのは悪手です。
また、結果が出ない行動を続けるのも悪手です。被害メモを取ることは必要ですが、被害メモを取り続けるだけでは解決はできません。また味方を増やすことも必要ですが、どれだけ味方が増えても解決に至っていないなら、新たな行動が必要となります。
現状維持を続けても、解決に至る確信を持てないなら、試行錯誤しなければいけないのです。
【2】試行錯誤を続けるから、精神が安定する
そして、試行錯誤をするからこそ、精神が安定します。
ネガティブな感情は行動を促します。
行動をするからこそ、ネガティブな感情が落ち着きやすくなるのです。
しかし、その行動が解決に向かわない限り、不安は消えません。
効果がない行動を繰り返しているだけでは、不安は高まるばかりです。どれだけ証拠を集めていても、それだけではパワハラ問題は解決できません。その証拠を使うための行動をしなければ不安は消えません。
しかし、一方でどのような行動が解決に結びつくのかを事前に知ることはできません。
そのため、「目的」と「状況」を見据えて、その時々に実行可能な行動を行動に移していくしかありません。
「目的」と「状況」を確認しながら、その時々に可能な解決策を実行に移していくことで、解決に向かっている感覚を得ながら行動を続けることができます。
だからこそ、リラックスができるのです。
【3】目的と状況を見据えながら、試行錯誤を続ける
方法の有効性は、目的と状況によって定まります。
反対から言えば、目的が変わらなくても、状況が変われば、とるべき行動は変わります。
そして、行動をとれば、必ず何かしら状況に変化が生じます。
ですから、行動を取るたびに目的と状況を見直し、目的に適する行動を探し続ける必要があるのです。そして、それこそが試行錯誤をするという意味です。
目的と状況を見据えて、その時々に実行可能な行動を取っていきましょう。
状況に適した行動を取り続けるからこそ、目的達成に近づいている実感を得ることができます。
実感を得ることができるからこそ、不安が減少し、行動を続けられるのです。
目的と状況を見据え、試行錯誤を続けましょう。