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パワハラを受けているときに、自己肯定感、自己効力感を保つ方法

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パワハラを受けると、誰でも自己肯定感や自己効力感が下がります。

自分の人格・性格、能力に対して自信を持てなくなるのです。

自己肯定感・自己効力感が下がれば下がるほど、パワハラ解決に向けた行動が難しくなります。解決策を実行に移そうとするときに迷いが生じやすくなるからです。

パワハラを解決するには、自己肯定感・自己効力感を取り戻す必要があります。

【1】パワハラを受けると、自己評価は下がる

パワハラを受けると、自己評価は下がります。

パワハラを受ける期間が長ければ長いほど、自己評価は下がります。

自分の人格に問題があるように思えたり、自分の性格に問題があるように思えてきます。

自分の能力も信じにくくなります。これまで何も考えずにできたことも、自信を持ってはできなくなります。

パワハラを受ければ、自己評価が下がり、迷いが生じるようになるのです。

【2】自己評価が下がると、解決に向けた行動が難しくなる

自己評価が下がれば下がるほど、迷いが多くなります。

そのため、解決に向けた行動も取りにくくなります。

不安が先に立ち、その不安を解消できると思えないからです。

被害メモを取ったり、職場内で味方を作るために話しかけたり、相談機関に相談したりすることができなくなります。

パワハラに耐え続ける日々を送り、社内では孤立していきがちになります。

【3】自己評価を取り戻す

自己評価が低ければ低いほど、解決は遅くなります。

実行に移すことができる解決策が、少なくなるからです。

自己評価が高ければ、加害者に対して反論をし続けるという解決策も実行に移せます。しかし、自己評価が低いとこのような解決策は実行に移せません。被害メモを取ったり、録音・録画を取っても、組織内のパワハラ問題担当部署に相談に行ったりできません。解決に向けた行動を取るスピードも遅くなります。

パワハラ問題を解決したいなら、自己評価を取り戻す必要があります。

【4】自分に対する否定的な働きかけをストップする

自己肯定感や自己効力感を保つには、自分に対する否定的な働きかけを止めることです。

自分の人格に問題があると思ったり、自分の性格に問題があると思ったりすることをストップしましょう。

また、自分が無能だと思ったりするのも、ストップしましょう。

自分に対する否定的な働きかけをしているのに気づいたら、「私らしくない」と心の中で言うようにしてください。

他人からされたら嫌な言動を、自分に対してしないようにしましょう。自分のことを「頭が悪い」と思ったり、「何も取り柄がない」と思ったりしたら、「こんなこと思うなんて、わたしらしくない」と否定してください。

【5】自分に対する肯定的な働きかけを始める

自己否定的な働きかけを止めたら、自分に対して肯定的な働きかけを行います。

自己評価を下げる働きかけを減らし、次に自己評価を高める働きかけをするんです。

他人からされて嬉しい言動を、自分に対して行っていきましょう。自分のことを褒めて、自分ができたことを認めましょう。自分に対して「さすが」と言い、「私ならもっとできる」と、心の中で言ってください。

ただし、これをするのは自分に対する否定的な働きかけを減らしてからです。

自分のことを褒めたとき、むなしい気持ち、空っぽな気持ちになるなら、まずは自己否定的な働きかけを止めるのが先です。

【6】大切な人を扱うように、自分を扱う

パワハラを受けているときこそ、自分を大切にしましょう。

自分を大切にするというのは、大切な人を扱うかのように自分を扱うことです。

大切な人にしないようなことは、自分にしてはいけません。

大切な人にするようなことを、自分にするようにしましょう。

そこまでしないと、パワハラを受けているときに自己肯定感や自己効力感を保つのは難しいのです。

あなたが、あなた自身の一番のファンとして、あなた自身を支えてください。

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