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パワハラ被害者のための「臆病な自分」の克服法

投稿日:2017年4月27日 更新日:

パワハラ被害に遭っていると、恐怖との戦いの毎日です。

「仕返ししたい!」、「言い返したい!」と思いながら、実行に移せない。

臆病な自分に嫌気が、さしてしまいます。

どうすれば恐怖を克服し、臆病な自分を変えられるでしょうか。

今回は、これについてお話ししたいと思います。

 

【1】セルフイメージ

まず、大切となるのが「セルフイメージ」という概念です。

これは「自分らしさ」と言ってもよいでしょう。

あなたにとって「自分らしい自分」が、セルフイメージです。

 

このセルフイメージは、他者があなたに対して持つイメージと、必ずしも一致しません。

他人があなたを「明るい人」と思っていても、あなたは自分では「暗い性格」と思っているかもしれません。

しかし、あなたにとって、どちらがリアリティがあるかと言えば「暗い性格」なのです。

つまり、セルフイメージとは、自分にとってよりリアルに感じる自分のことです。

 

【2】セルフイメージを作るもの

あなたにとって、セルフイメージは現実です。

他人があなたを勇敢な性格だと思っていても、あなた自身が「臆病者」だと自己評価していれば、あなたにとって、あなたは臆病者なのです。

ですから、あなたの悩みを消すには、セルフイメージを変えなくてはなりません。

「自分は勇敢な性格」だと思うことができて初めて、「臆病者でなくなりたい」という悩みから解放されるのです。

 

では、そのセルフイメージを作るものは何でしょうか?

それは、セルフイメージの本質を考えると分かります。

 

セルフイメージの本質は、リアリティです。

リアリティは、イメージと臨場感から生まれます。

つまり、セルフイメージとは、あなた自身に対するイメージと、それに対する臨場感で作られているのです。

【3】イメージと臨場感

つまり、パワハラ加害者に対して、冷静に、かつ徹底的に反撃をしている自分に、リアリティが持てるかどうかが、大切なのです。

 

過去のあなたが、どのような行動をとったかは関係がありません。

自分が本当に取りたいと思う行動を取っている自分を、それこそが自分だとリアルに感じられるかどうかです。

 

頭の中だけでも、最初はいいのです。

まるでその場にいるかのように感じながら、あなたが加害者に対して取りたい行動をイメージしてください。

これを、スポーツではイメージトレーニング、またはビジュアライゼーションと言います。

頭の中で、あなたが取りたい行動に慣れるようにするのです。

 

こういう小さな行動の積み重ねが、本当の行動につながります。

そして、それはあなたのセルフイメージにつながります。

 

騙されたと思って、イメージトレーニングを続けてみてください。

ノーリスクで効果的な方法論の1つです。

ぜひ試してみてください。

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