パワハラ脱出プロジェクト|福井県敦賀市パワハラ問題解決の専門家による被害者のための総合情報提供ブログ

福井県敦賀市のパワハラ解決コンサルタント(行政書士・コーチ・コンサルタント)による、被害者のための総合情報提供サイト

職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する

パワハラに負けないためには、被害メモとICレコーダーの録音が必要。

投稿日:2017年4月28日 更新日:

パワハラ被害に遭っているとき、必ず集めてほしい証拠が2種類あります。

  1. 被害メモ
  2. ボイスレコーダー

この2つです。

 

memos and more tall, scott richardCreative Commons License torbakhopper via Compfight

【1】被害メモが必要な理由

 

 

ボイスレコーダーでの録音や、ビデオ録画などは、客観性の高い証拠です。

そのため、録音・録画さえあれば、パワハラの証拠は十分だと思われています。

 

しかし、パワハラの録音・録画は、被害メモがあってこそ本領を発揮できます。

被害メモに、日時と加害行為が書かれているからこそ、ICレコーダーからパワハラの言動を探せるようになるからです。

逆に言えば、被害メモがない状態で、ICレコーダーの中から加害行為を探すのは、物理的にほぼ不可能と言えます。

 

被害メモに、日時、加害行為の内容等が書かれているからこそ、ICレコーダーの録音が役立つのです。

 

【2】ICレコーダーが必要な理由

一方で、被害メモだけでも足りません。

ICレコーダーの録音があるからこそ、被害メモの内容について信ぴょう性が高くなるのです。

被害メモは、ねつ造をしようと思えば、いくらでもできるものです。

そのため、被害メモの内容が事実であることを信じてもらうためには、客観的な証拠も必要なのです。

そして、その客観的な証拠となるものがICレコーダーです。

 

【3】被害メモとICレコーダーの両方が必要

つまり、被害メモとICレコーダーは、互いにその弱点を補強する役目を持っています。

ですから、両方の証拠を集めるようにしましょう。

ICレコーダーで録音をしつつ、被害メモを書き留めていくのです。

 

そして、それが1ヶ月程度たまった時点で、専門機関に相談に行きましょう。

証拠は使ってこそ、意味があります。

 

どんどん、証拠を活用して、状況を改善していきましょう。

証拠を使うことに関しては、きっと恐怖があると思いますが、あなたなら乗り越えられます。

勇気をもって、一歩踏み出していただけたらと思います。

 

 

関連動画

-職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

no image

パワハラによるパニックから、回復する方法【職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する】

学校によるいじめもそうですが、 攻撃→被害→パニック→ミス→攻撃・・・・ という悪循環があります。   たとえば、上司から暴言を言われて、 動揺し、パニックに陥って、ミスをする。 &nbsp …

no image

パワハラについて相談をしたら、出された提案の1つは実行に移そう。

パワハラについて相談をしたら、相談相手から出された提案のどれか1つは実行に移しましょう。 提案を受け入れるつもりがなら、相談をしてはいけません。 相談をしておきながら、提案を全く無視する人は信頼されま …

no image

総合的な知識を持つからこそ、パワハラから脱出できる。

パワハラから脱出するには、3分野の知識が必要です。 法律・心理・経済の3つの分野の知識です。   この3つの知識は、相互に強く関連しています。 TEDxWandsworth TEDxWand …

no image

パワハラの解決に向けての行動が移せないときは

  パワハラを解決するために役立つ方法は、何十個もあります。 ただ、多くの人は実行に移せません。 だから、解決に向かうことができないのです。   もちろん、リスクがある行動を実行に …

no image

パワハラを見たら『ソレハラ』というサービスを利用しよう。

職場の同僚がパワハラを受けていても、なかなか声を上げることはできません。 加害者に対して、自分が告発をすれば、自分にパワハラが向く可能性があるからです。 そういう場合に、ぜひ利用してほしいサービスが生 …

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。