パワハラ・モラハラについて相談しても、
1つ1つの被害は小さなことに見えてしまいます。
そのため、なかなか理解・共感をしてもらえません。
ですが、情報を届ける範囲を広げれば、
必ず理解・共感してくれる人が出てきます。
【1】キングコング西野さんの言葉を借りれば、「分母を大きくする」
キングコング西野さんのブログは、とてもお勧めです。
ですから、ぜひ読んでみてください。
キンコン西野「お前らは地獄的にバカ」 : キングコング 西野 公式ブログ
素晴らしい記事はたくさんあるのですが、
その中でも好きなものが、これです。
たとえば、あなたが何かを発信した時、『好き』と言ってくれる人と『嫌い』と言ってくる人の割合が、『1:9』だったとする。
その比率は変える必要なんてないよ。
それが『あなた』なんだから。無理に比率を変えて、『3:7』にしても無駄。
そこには天然で『3:7』の人がいるのだから、背伸びした状態のあなたが、天然のその人に勝てるわけがない。比率はそのままでいい。『1:9』なら『1:9』のままでいい。
そこで大切なのは、『分母を大きくする』という作業だ。
これ、名言だと思っています。
【2】あなたが顔を向ける相手は誰か
パワハラ・職場モラハラの加害者に対して、
仕返しをするのは賛成です。
そのための方法も細かくYOUTUBEでも話しています。
しかし、仕返しをしても、経済的なメリットはないに等しい。
仕返しをする目的は、あなたの気持ちをすっきりとさせることです。
もちろん、それによって加害行為をストップさせたいのですが、
相手がストップするかどうかはわかりません。
それではどうするべきかと言えば、
分母を増やすことです。
分母を大きくして、味方を増やすことです。
あなたの味方になってくれる人の割合は、
多くはないかもしれません。
そうすると、キングコング西野さんがおっしゃるとおり、
分母を大きくすることが大切となってきます。
【3】分母を大きくすると、味方の数は増える
分母を増やすというのは、
あなたの声を届ける範囲を広くすることです。
あなたが受けている被害を、
匿名でもよいので、会社を特定できない範囲でもよいので、
多くの人に聞いてもらえるようにすることです。
ブログを書いたり、SNSを利用したりして、
あなたの声を、もっともっと多くの人に伝えること。
多くの人に届ければ届けるほど、あなたの味方も増えていきます。
これは、実際に私が実感してきたことでもあります。
【4/4】もちろん、敵の数も増えるけれど
もちろん、声を届ける相手が増えれば増えるほど、
敵の数も増えていきます。
実際、いまだにパワハラ被害者からお金を取るなという批判は
あるわけです。
でも、ではそういう人が私に活動資金を与えてくれるかと言えば、
そういうわけでもないわけですよ。
私は、私を信頼してくださる方から、活動資金を頂くほかない。
それなら、西野さんのおっしゃるとおり、
お金は出さずに口だけ出そうとうする人は、
無視するのが得策となります。
あなたは、あなたの味方に意識を向ければいいんです。
味方を探し続けてください。
そのために、声をより多くの人に届けましょう。
【実践編】
1 匿名でTwitterを始めてみましょう。そして、自分の被害メモを取りましょう。
2 被害者の仲間を探しましょう。そして、フォローをしましょう。
3 仲間、同志をどんどん探して、増やしていきましょう。
4 助けを求めましょう。