パワハラ脱出プロジェクト|福井県敦賀市パワハラ問題解決の専門家による被害者のための総合情報提供ブログ

福井県敦賀市のパワハラ解決コンサルタント(行政書士・コーチ・コンサルタント)による、被害者のための総合情報提供サイト

職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する

「脳と心」の使い方を応用して、仲間や味方をつくる

投稿日:

電子書籍『パワハラによる孤立から脱出する方法』に、5つ星レビューを頂きました。

http://amzn.to/2qh4IhP

コーチングは、人間の「脳と心」の使い方を学ぶものです。

ですから、それを応用することで、仲間や味方を作ることができます。

特に大切なことは、人間は「重要な情報だけを認識に上げる」という性質です。この性質のため、周囲の人にとってあなたが重要でなければ、存在自体が認識されなくなることもあります。私達は、街中ですれ違う人全員を意識に上げるでしょうか。それと同じことが起きるのです。

【1】コーチングは、「脳と心」の使い方を学ぶもの

コーチングでは「脳と心」をまとめて、マインドと呼びます。

そして、そのマインドの使い方を身に付けるのがコーチングです。

そして、その中でもとても大切となるのがRAS(網様体賦活系)と心理的盲点の関係です。

簡単に言えば、脳には重要な情報だけを認識に上げるRASという仕組みがあります。そのため、重要でない情報は振るい落とされて認識にさえあがらないのです。このRASによって振るい落とされて認識できなくなった部分を「心理的盲点」と呼びます。

 

【2】心理的盲点に入ると、認識さえされない

心理的盲点に入った情報は、認識さえされません。たとえば、パワハラ被害に遭っている人は、無視されることが多くなります。これは、存在自体が心理的盲点に入っている場合もあります。パワハラ被害者は、よく「あんた、いたんだね。気付かなかった。」と言われるようになるのですが、これは嫌味ではなくて、本気で認識していない可能性があります。存在自体が重要でなくなると、存在自体が心理的盲点に入るのです。

 

【3】マインドの性質を利用して、味方を作る

人間は、RASという脳の仕組みに基づいて、心理的盲点を作り出します。逆にいえば、RASの性質を利用することで、仲間や味方を作りやすくなるのです。

RASというのは”今、自分にとって重要な情報だけを認識に上げる”仕組みです。ですから、あなたが、仲間や味方になってほしい人にとって重要な人物であれば、自然と認識されるようになります。

そこで覚えておいてほしい性質があります。それは「人間にとって一番重要な情報は、自分に関する情報である」ということです。誰でも、自分の名前や、自分が住んでいる地名などにはすぐに反応をします。自分に関する情報だと思えば、自然とその情報を取り上げるようになるのです。

ですから、味方や仲間になってほしいときは、「相手に関する情報」をあなたが出していけばよいのです。もちろん、ただ相手に関する情報を出すだけでは、味方とはなってくれません。相手の自己肯定感を高めたり、相手にとって有益となる情報を発信し続けるのです。相手の人の周辺でそのような情報発信を続ければ、自然と相手はあなたの情報を見つけるようになります。

 

【4】仲間を作ることで、窮地から脱出する

窮地にいるとき、仲間の存在は本当に大切です。たった1人の味方がいることで、私達は窮地を脱するための行動を起こし続けられるのです。

マインドの仕組みをうまく使って、仲間を作りましょう。そして、パワハラから脱出しましょう!

-職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する

執筆者:


  1. 千葉やすたか より:

    僕にとって最高の機会でした。
    今でも感謝しています。

comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

no image

メンタルコントロールの基礎技術【職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する】

無料メールマガジン、読者登録ありがとうございます。 また少し、信頼していただけたと思うと、やっぱり嬉しいです。 メルマガでは、かなり有益な情報を出していますので、 興味がありましたら、ぜひどうぞ。 さ …

no image

パワハラを認識しつつ、対応しない組織に未来はない。

パワハラの事実を、組織のトップが認知しているのに取り組まない場合、その組織に未来はありません。 パワハラが蔓延することになるからです。 そのような組織で、高い生産性を上げられるとしたら、そちらのほうが …

no image

パワハラを友人にグチっても何も変わらないが、一人で抱え込むよりはマシ。

パワハラに対して、友人に愚痴を言っても何も変わりません。 しかし、一人で抱え込むよりは、絶対にいい。 誰かに打ち明けることができるのは、一人で抱え込むより、よいことです。 — 三國雅洋:パワハラ解決コ …

no image

パワハラに対して法的手段を取れるのは、「ケンカ慣れ」している人。

あなたは、「ケンカ慣れ」していますか? もしそうであれば、加害者に対して法的手段を取ることも視野に入れましょう。 もし「ケンカ慣れ」していないなら、法的手段での解決は、きっとあなたに向いていません。 …

no image

パワハラの定義について:厚労省と法務省の定義

パワハラは、法律上の定義がありません。 ですから、行政の担当部署がそれぞれに「パワー・ハラスメント」を定義しています。 たとえば、厚生労働省は次のとおり、定義しています。https://t.co/Uw …

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。