パワハラ脱出プロジェクト|福井県敦賀市パワハラ問題解決の専門家による被害者のための総合情報提供ブログ

福井県敦賀市のパワハラ解決コンサルタント(行政書士・コーチ・コンサルタント)による、被害者のための総合情報提供サイト

職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する

100%自分原因説は、間違いだ。【職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する】

投稿日:2016年2月4日 更新日:

25歳以下は要注意!モラハラのターゲットになりやすい人の特徴
いま、モラル・ハラスメントは深刻な社会問題のひとつ。 日本法規情報株式会社が678人を対象とした調査……….≪続きを読む≫

晴天で、すがすがしいです。

重い話題について書くような、

天気ではありませんね。

【理論編】

ある出来事が、たった1人の行為だけで成り立つことはありません。

それぞれの人々が、何かしらの加担をしています。
100%相手が悪いということはなく、100%自分が悪いということもありません。

さまざまな因と、縁が重なり合って、結果が生まれています。

 コミュニケーションにおいても、

それぞれに加担割合があります。

あなたが何かを伝えようとして、それが伝わらなかったときにも、同様です。

相手に伝わらなかったことについて、あなたにも、何かしらの責任があります。

この当たり前のことを認めないのが、

職場のハラスメントの加害者です。

自分は悪くなく、あなたが悪いというスタンスです。

もちろん、あなたが自分の責任部分について見直すのは、

よいことでしょう。

しかし、だからと言って、相手の責任を無視する必要もありません。

相手の責任まで、あなたが背負う必要はないのです。

あなたは、自分が背負うべき責任だけ、背負えばそれでいいのです。

【実践編】

1 コミュニケーションの相手と、どうなりたいかをイメージしましょう。
それが、コミュニケーションの目的となります。
例:上司の嫌がらせを止めさせて、通常通りに仕事をできるようになりたい。(仲良くなりたいとは思わない。)

2 そのために自分ができることをイメージしましょう。
例:相手からの嫌がらせに対して、今後続けるようであれば労働基準監督署に行くことを伝える。
その上で、嫌がらせを止めるのであれば、監督署に行くことはないことも約束する。

-職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

no image

パワハラを受けて先が見えないときこそ、やるべき2つのこと。

パワハラを受けていると、大きなジレンマにぶち当たりますね。現状維持の先には、暗い未来しかみえない。そして、現状の外側はまったく見通しがつかない。 先が見えない不安があって、動けなるんですね。最初は、パ …

no image

パワハラ問題は、まずはリラックス。それから、対応策を考えよう。

Phalinn Ooi via Compfight   パワハラ問題に対応するには、 何よりもリラックスが大切です。   加害者はあなたを 恐怖によって心理的に 縛り付けようとして …

no image

パワハラの定義の使い方と6類型

前回の記事でも書きましたが、法律上は、パワハラは定義されていません。   しかし、厚労省の”職場のいじめ・嫌がらせに関する円卓会議ワーキンググループ”というところが、パワハラについて定義を出 …

no image

パワハラを受けた場合は、安全配慮義務違反として、会社に直接、損賠賠償請求ができる。

パワハラを受けた被害者は、会社に対して損害賠償を請求できます。 この場合の法的根拠は、2つあります。 1つは使用者責任、もう1つは債務不履行責任です。 パワハラにおいて、大切となるのは債務不履行責任で …

no image

パワハラ被害に遭ってやる気が失われているときは、TODOリストではなくてWant-To-Doリストを作ろう。

パワハラ被害にあっていると、どんどん行動力がなくなってしまいます。 食事をとることも面倒になり、家事も面倒になります。保護者として参加するべき行事に、参加するのも億劫になりますよね。 そのような時に、 …

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。