「あなたはメンタルが弱い」は、常套句です。
加害者が、被害者に対して、ほぼ必ず言います。
パワハラをしている上司が、部下に対して、
「それぐらいで傷つくな」と言うわけです。
ふざけるなと思います。
叩かれたら誰だって痛いでしょう。
自分が同じことをされたら、誰でも嫌でしょう。
「チクチク嫌味を言われる」という表現があるように、
チクチクと攻撃を受けていたら、誰でも疲れ切ってしまうものです。
ですから、自分の心が弱いなんて、
まったく思う必要はありません。
「ちょっとしたことで傷つく」と言われても、
気にしなくてもよいです。
継続的に攻撃を受けたら、
誰でも疲れるし、痛みにも敏感になるものです。
そうならない人だけ、そういうことを言えばいい。
痛みを感じることを恥ずかしく思う必要はありません。
自己卑下する必要も、まったくない。
「自分が弱いから痛いんだ」と思い込むほうが不自然です。
それこそ加害者に洗脳されていることを、疑ったほうがよいくらいです。
「痛みを感じて当然。よく自分は耐えている。」と、自分を慰めてあげましょう。
よく耐えているあなたを、誇りに思ってくださいね。