パワハラ脱出プロジェクト|福井県敦賀市パワハラ問題解決の専門家による被害者のための総合情報提供ブログ

福井県敦賀市のパワハラ解決コンサルタント(行政書士・コーチ・コンサルタント)による、被害者のための総合情報提供サイト

職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する

パワハラに対して「被害メモ」が大切な2つの理由

投稿日:

私はパワハラ被害者には、とりあえず被害メモをとってほしいとお願いしています。

そしてできれば、その場ですぐにメモ帳を取り出して、すぐにメモを取ってほしいと思っています。

被害メモは次の2つの効果があるからです。

  1. 証拠になる。
  2. 防御になる。

相手の言動をできるだけ正確に、メモしてあげましょう。それがすべてパワハラの証拠となります。

パワハラ加害者が、自称「指導」をしてきているのですから、あなたはそれをメモ記録に残してあげればよいのです。

実際に行ってみると分かりますが、メモ帳を持っている相手に対してパワハラ行為を続けられる人はいません。

あなたがパワハラ行為をメモしても、相手がパワハラ行為を止めないとしたら、その人は本気でそれを指導だと思っている可能性はあります。

しかし、その場合でもメモ帳を持っているほうが「指導」は短時間で終わります。

「その場でメモを取る」というのは、とても簡単でありながら証拠集めにもなり、パワハラ行為をストップさせることにもつながります。つまり、防御となるのです。

ですから、これは絶対におこなってほしいことの1つです。

普段の仕事から、メモ帳を取り出して、メモするようにしておきましょう。

そうしておくことで、メモする行為を自然に見せることができます。

ときどき「いつまでメモしてるんだ!」と怒る無能な上司がいるようですが、それは「もうしわけありません。」と一言だけ答えておけば大丈夫です。

私なら、メモしなくても済むように用意をしておくのですが、その上司はそういう頭が働かないかわいそうな人なのでしょう。

もし「何をメモしているんだ」と言われても、「おっしゃったことを忘れないようにメモしました」とだけ言えばよいのです。そして、メモを見せるように言われたら「プライベートなことも書いてあるので、すみません。」と言いましょう。

その場でメモを取る行為は、証拠づくりにも役立ちますし、パワハラ行為をストップさせることにも役立ちます。

ですから、絶対に行っておきましょう。

-職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

no image

本当に復讐がしたいのかを考える。【退職できないジレンマを解消する。】

 パワハラ被害に合うと、    復讐をしたいと考える人がいます。        その気持ちは十分にわかります。    パワハラや職場いじめで、     …

no image

パワハラから脱出するために、どのような「公開コミュニケーション」をするべきか。

以前に、SNSでは公開コミュニケーションをしようという話を書きました。 公開コミュニケーションは、スピード起業・副業にとても役立つからです。 そして、自分だけにとってよいことなのではなく、誰かにとって …

no image

パワハラから脱出するために、バリュー・プロポジションを確認する。

バリュー・プロポジションという概念があります。 これは、次の3つを満たす価値のことです。 自社が提供できる価値 顧客が望んでいる価値 競合他社が提供できない価値 つまりは、自社だけが顧客に提供できる価 …

no image

【雑記】人狼ゲームから学ぶ「空気」の大切さ

昨日は、「子ども食堂 青空」が主催するイベントに参加しました。 中高生と「人狼ゲーム」をして、7勝1敗。心理の専門家としての面目は保ちました。 楽しかった。   子ども食堂に行くと、いつも心 …

no image

パワハラが法律上の定義を持ちました。

2019年5月29日、パワハラが条文上の定義を持ちました。 http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/gian/198/meisai/m198080 …

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。