パワハラ脱出プロジェクト|福井県敦賀市パワハラ問題解決の専門家による被害者のための総合情報提供ブログ

福井県敦賀市のパワハラ解決コンサルタント(行政書士・コーチ・コンサルタント)による、被害者のための総合情報提供サイト

職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する

パワハラ加害者を、許さなくていい。

投稿日:

パワハラを受ければ、怒りを持つのが普通です。

心優しいあなたは、加害者さえも許そうとしているかもしれません。

怒りを持ち続けるのは身体にも良くないのは確かなので、自分のために許そうとしているかもしれません。

でも、許そうとしたところで、許せるものではないですよね。

無理に許そうとしなくてもいいんです。

報いを受けさせようとすれば、自然と許せるようになります。

【1】怒りを持つのが普通

パワハラ被害に遭ったことがない人は、パワハラを受けることが、どれほど屈辱的なことかを知りません。

だから簡単に「気にしないほうがいいよ」、「相手にしないほうがいいよ」と言ってきます。

私達も気にしたくはないですよね。

パワハラ加害者のことなんて、1秒たりとも考えたくはない。

でも、フラッシュバックしたりするから、忘れられない。気にせずにはいられない。

怒りを持つのが普通なんです。

【2】許そうとしても、許せない

怒りを持ち続けるのは、健康によくないことが分かっています。

ですから、怒りは手放したほうがよいです。

しかし、それほど簡単に手放せるものでもありません。

無意識が自己防衛として、怒りを持ちます。

その無意識を納得させるのは、簡単なことではありません。

許そうとしても許せないものなんです。

【3】怒りを抑え込む必要はない

相手を許し、怒りを手放すことは簡単ではありません。

そもそも怒りは、自己防衛のために生理的に生じるものです。

生理現象ですから、外に出さなければスッキリしない。溜め続けてはいけないものなんです。

【4】報いを受けさせる

問題は、どうやって外に出すかです。

もちろん、社会的に許容される方法で、外に出す必要があります。

カラオケで大声で歌ったりするなども、よい方法です。

でも、私が一番お勧めなのは「報いを受けさせること」です。

報いを受けさせれば、当然にスッキリします。

そして、報いを受けさせようとするだけで、スッキリすることもあります。

どうやって報いを受けさせるかを考えて、手段が具体性を持てば持つほど、私達の無意識が満足するからです。

ポジティブなイメージをするだけで、行動力が下がることを示した論文もあります。

私達の脳は、イメージするだけで実現したと思い込んでしまうようです。

この性質を使えば、無意識が満足します。すると、自然と怒りは収まるものです。

だから、報いを受けさせようと動いてみてください。

証拠を集め、味方を募り、専門家に相談をしてみてください。

そうやって動いているうちにきっと、許そうとしなくても許せるようになります。

だから、今の怒りを抑え込もうとしないでください。

怒りを原動力にして、社会的に許容される方法で、報復すること考えてみてください。

そうしたほうが、きっと早く相手のことを忘れ、許せるようになりますよ。

-職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

no image

パワハラ相談は、現実的な解決策を示せる専門家に!

  パワハラを受けているとき、実は法律はそれほど大切ではありません。 その行為がパワハラに該当するかどうかに関わらず、あなたが苦しんでいることには変わりないからです。 たとえ相手の行為が合法 …

no image

パワハラで会社を辞めたくても、辞められないときは

【1】辞められないときの対処法 私が、クライアントに必ず言うのが、 「辞めても困らない状況を作りましょう」と、 言うことです。 これは理想論ではなくて、 現実的に考えて、 それしかないからです。 もし …

no image

パワハラに仕返しする方法-最初は過剰な反応がある。

あなたがパワハラ・職場いじめに反撃を始めると、 最初は過剰な反応をしてきます。   怒鳴ってくるかもしれませんし、 大きな声で「何、偉そうに言ってんだ」と、 バカにして笑ってくるかもしれませ …

no image

【雑記】ニコニコ動画に投稿しました。

ある生徒との約束で、ニコニコ動画の投稿をしました。 動画のテーマについてFacebookで相談したところ、「役に立つものが見たい」「学び方や教え方のものが見たい」「問題の解き方を説明する動画を見たい。 …

no image

順序は、カウンセリング・コーチング・ティーチング【職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する】

 我が子4歳が、  今日で、今の保育園への登園が最後になります。  次からは幼稚園に行くことになります。  今のところ幼稚園を楽しみにしていますが、  今の友達に会えなくなるとわかったとき、  さみし …

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。