パワハラ被害者こそ、アサーション(アサーティブ・コミュニケーション)を学ぼう。

「言いたいことを言う」は、とても大切だと思っています。

だから、「言いたいことを言えばいい」という主張には大賛成です。

でも、「言いたいように言う」のはお勧めできません。「言いたいように言う」では、あなたが不利な立場に追い込まれるからです。

言いたいことを言いつつ、自分が不利にならない方法があって、それがアサーションなんですよ。

【1】伝え方1つで、結果が変わる

オンライン上では、初対面で、タメ口で話しかけてくる人がいるんです。

たとえば「パワハラって定義があるの?」とか、尋ねてくるんですね。

当然ですが、私は基本的には相手にしません。

これも当然ですが、伝え方1つで結果は変わるんです。

「○○ってどういう意味?」とかタメ口で聴かれても、「ググれ」としか思わないですね。

でも、たとえば「パワハラの定義について調べたのですが、いろいろとあってどれが正しい定義なのかが分かりません。大変お手数ですが、パワハラの定義について教えていただけないでしょうか?」と書いてあれば、回答する気持ちになる可能性はあります。

同じことを依頼していても、言葉遣い1つで結果は変わるわけです。

【2】目的達成に役立つ自己主張法を身に付ける

「言葉遣いは大切だよ」という意味ではなくて、「言葉も、目的達成のための手段の1つだよ」と言いたいんですね。

言葉の使い方が不適切なら、望む結果を得られなくなります。

だから、パワハラ被害に遭っている人には目的達成に役立つ自己主張法である、アサーションを身に付けてほしいんです。

【3】アサーションは技術

アサーションは技術なので、身に付けるには練習が必要です。

日々の練習を繰り返すことで、少しずつ見つけていくものです。

一朝一夕で身につくものではないです。

ただ、アサーションを練習する場面を見つけるのは簡単でもありません。

私は宅配便の業者、ガソリンスタンドの従業員、コンビニの従業員、タクシーの運転手、学校の先生などを相手に練習するんですが、それほどチャンスがあるわけでもありません。

だから私は、まずアサーティブな文章を書くことをお勧めしています。

その場で言うのはレベルが高いですが、文章なら推敲できるので比較簡単にできます。

【4】アサーティブな文章を書こう

パワハラ被害を訴えることを考えているなら、伝えたいことをまずはアサーションを使って文章にしましょう。

「下記パワハラについて、会社としての対応を求める。」というような言い方ではなくて、「下記のようなことがございましたので、ご対応のほどよろしくお願いいたします。」のように相手が受け取りやすい言葉を探しましょう。

自己主張をしっかりとしながらも、自分が不利にならない文章を作るんです。

【5】自己主張をする人ほど得をする

本当にバカらしいですが、自己主張が強い人ほど得をします。

だから自己主張はしてほしいんです。

ただ、自己主張の方法はこれまで通りの人格レベルを保ってほしい。行列に割り込みをするような人になってほしいわけじゃないんです。

嫌なことは嫌だというけれど、人格を保ったまま伝えられる人になってほしいんです。

そして、それは技術によって可能です。

だからアサーションをお勧めしています。

私は別にアサーションのトレーナーでもなんでもないですが、大切だからお伝えしてます。

【6】滅私する人は損をする

『GIVE & TAKE「与える人」こそ成功する時代』という素晴らしい本があるのですが、この本でも「与える人」は損をすることが示されています。滅私してはいけないんです。

自分を犠牲にして人に与える人は、損をします。

でも、「与える人」であっても、自己利益をしっかりと確保する人は、長期的に得をするとも書いてあります。

やっぱり、自己主張は大切なんです。

【7】自己主張を行おう

アサーティブに自己主張を行いましょう。

まずはアサーティブな文章を書くことから、初めてみてください。

攻撃的になるのではなく、また受動的になるのでもなく、高い人格を保ったまま率直に伝える練習をしましょう。

自分が不利にならないような自己主張方法を身に付けましょう。

それがアサーションです。

練習は必要ですが、技術ですから誰でも身に付けられます。

コツコツと練習をしてください。

きっとこの技術が、あなたを救ってくれますよ。

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パワハラを受けそうな予感があるときは、メモ帳を取り出そう。

パワハラ被害に遭っているなら、まずメモ帳とペンを購入してください。

そして、勤務時間中はいつでも持ち歩きましょう。

”工場勤務のため、メモ帳を持ち歩くことができない”という方はいらっしゃいましたが、そのような事情がない限りは、メモ帳を持ち歩いていつでもメモできる状況を作りましょう。

指導する側としては、メモ帳を取り出してくれたほうが安心します。指導する側としてもメモ帳を取り出してくれる方がよいのです。

パワハラ加害者が本気で「指導」だと思っているなら、あなたがメモ帳を取り出すことを喜びます。加害者が自分の行為を「指導」だと思っていないなら、あなたの行為はけん制・抑制になります。

いずれにしてもメモ帳を取り出す行為は、あなたにとって状況を有利にすることになります。

ですから、メモ帳を使いましょう。

【1】メモ帳はいつでも持ち歩く

パワハラ被害に遭っているなら、まずメモ帳を購入しましょう。

私はA6サイズのメモ帳を、持ち歩くようにしています。胸ポケットなどにちょうど入るサイズです。

100円ショップや、コンビニで購入できます。

メモ帳とペンを持ち歩いておくと、いつでもメモができます。

【2】通常、メモしない人のほうが嫌がられる

私は18歳から家庭教師や塾講師をしており、社内教育なども行ってきています。

指導教育をする立場としての経験のほうが、指導される側のものより長いです。

それを踏まえてお話しすると、指導する側としては、メモしない人のほうが嫌です。

私の場合は「今の内容をメモしてもらえますか」と言いますが、教育指導に慣れていない人はそれを言わない人もいます。心の中で《メモしてほしいな》と思っているかもしれません。

メモ帳を取り出して話しを聞いてくれている姿を見ると、指導する側としてはむしろ安心します。

指導者は通常、メモすることを望んでいるということを覚えておいてほしいです。

【2】けん制・抑止になる

パワハラ加害者が、自分の行為を本気で「指導」だと思っている場合は、あなたがメモ帳を取り出せば安心するでしょう。

もしパワハラ加害者が自分の行為を指導だと思っていないなら、メモ帳を取り出したときに怒り出すかもしれません。

メモ帳を取り出したところ「裁判でもするつもりですか」と言われた人を知っていますが、そのようなことを言うのは後ろめたい部分があるからです。

いずれにしても、あなたにとっては有利な状況となります。加害者がもし自分の行為を指導だと思っているならあなたのメモ帳は喜ばれます。もし指導だと思っていないなら、思っていないことが明白になります。

もし加害者が自分の行為に後ろめたさを感じているなら、今後、パワハラ行為をするのに躊躇はするでしょう。

つまり、メモ帳を取り出す行為は「この通話は録音させていただきます」と、同じような効果があります。

監視カメラがあるところで暴れるような人は少ないです。

それと同様に、メモ帳を取り出すことがけん制・抑止になります。

【3】メモ帳を購入し、持ち歩こう

メモ帳を持ち歩き、「指導」があるたびに取り出すことは、もっともリスクの少ないパワハラ対処法です。

メモ帳を購入し、そして持ち歩きましょう。

「指導」があるたびに取り出し、書き留めるようにしましょう。

本当に指導であるならば、メモ帳を取り出した相手は喜ぶはずです。

もし指導でなくパワハラをしている意識があるならば、相手はあなたのメモ帳を嫌がるでしょう。

そして、あなたのメモ帳を警戒して、パワハラ行為を躊躇するようになるかもしれません。

もちろん必ずしも効果があるとは言い切れません。

しかし、あなたが少しでも楽になる可能性がある方法であるのは確かです。

リスクもそれほどありません。

ぜひ今すぐメモ帳とペンを購入して、いつでもメモできる状態を整えてください。

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パワハラ被害者のためのアサーション・トレーニング はじめに

次に出版予定の『パワハラ被害者のためのアサーション・トレーニング』の「はじめに」を公開します。

 

はじめに

パワハラは耐えると、エスカレートします。中途半端に反撃をしても、エスカレートします。

反撃をするなら一気に徹底的に躊躇なく、行う必要があるのです。

しかしそのようなことができる人は、ほんの一握りです。

一気に徹底的に躊躇なく反撃をしたい気持ちはあっても、リスクを考えると実行できません。

パワハラ被害者には、リスクが少なくて、効果的な反撃方法が必要なのです。

それが本書でお伝えする「アサーション」です。

アサーションは、”自分も相手も大切にした自己表現方法”と言われます。

しかし、私が本書でお伝えしたいアサーションとは「自分を不利にせず、有利になるための自己主張方法」です。

パワハラ被害者は、定義上、不利な立場にあります。少なくとも本人としては、不利な立場にあると思っています。

この状況を不利な状況にすることなく、有利な状況にするためのスキルとしてのアサーションを本書ではお伝えします。

アサーションはスキルです。技術ですから、身に付けるには練習が必要となります。

日常生活の中で練習をし、文章を書いて練習をすることによって、少しずつ身についていきます。一朝一夕で、身につくものではありません。

しかし練習をすればするほど上達し、適切に自己主張ができるようになっていきます。

自己主張ができるようになればなるほど、自己肯定感や自己効力感が高まってきます。パワハラにあって奪われた自信を取り戻すことができるのです。

本書は、アサーションをトレーニングするための本です。日常生活の中でチャンスを見つけて、繰り返し実践を行ってください。無理はしない範囲でよいので、機会を見つけては練習しましょう。

あなたが本書で「自分を不利にせず、有利にするための自己主張方法」を身に付けて、1日でも早くパワハラ被害から脱出されることを望んでいます。

平成30年10月31日 パワハラ解決コンサルタント 行政書士・コーチ 三國 雅洋

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『パワハラを脱出するための『全部同時実行の原則』』を電子出版しました。

kindleで、新しい電子書籍を出版しました。

『パワハラを脱出するための『全部同時実行の原則』』という本です。

パワハラは、動き続ける人が助かります。

本書では効果的な動き方について、書きました。

パワハラ被害者は定義上、不利な立場にあります。

実行に移せる解決策は限られており、心身の余裕もないため時間も限られています。

その状態では「行動の取り方」が重要です。

どのように行動を実行すれば、少ない解決策、最大の効果を得られるのかについて書きました。

ぜひご一読ください。

 

【はじめに】

パワハラの定義上、加害者は「職場内での優位性」を持っています。

被害者は不利な立場にあり、実行できる解決策にも制限があります。

継続的な加害行為に対しては、「しっぺ返し」が最も効果的だと言われます。あなたにアドバイスする人の多くも、「パワハラで訴えればよい」と簡単に言ってくるでしょう。

しかし、職場内で不利な立場にある以上は、そのようなことをするのは難しい。

そうやって、多くの人が身動きが取れない状況に追い込まれていくのです。

そうやって追い込まれた人は、一発逆転を狙いがちです。日々のパワハラに耐えながら、「この状況を打破できる、画期的なアイデアはないか」と探し続けます。

しかし、そのようなものは簡単には見つかりません。パワハラを受けている状況を、一気にひっくり返すような、魔法のような方法はありません。

困難や逆境をひっくり返すには、小さな行動を行うしかないのです。

しかし、小さな行動では、結果が出るまでに時間が掛かります。

この「小さな行動を行うしかないが、小さな行動では時間が掛かりすぎる」という問題を解決するのが、本書でお伝えする「全部同時実行の原則」です。

「全部同時実行の原則」は、その名前のとおり「実行」についての原則です。

これは「許容損失の範囲内で実行できる、すべての解決策を、全部同時に並列的に実行する」という原則です。

簡単に言えば、「無理なくできることは、すべて同時に、並列的に実行に移す」ということです。

これによって、自分の許容範囲内の行動だけで、短期間に結果を出すことができるようになります。

ぜひ本書をお読みいただき、「全部同時実行の原則」を身に付けてください。

そうすれば、絶対にあなたの状況は短期間でよくなっていきます。

本書をお読みいただき、あなたがパワハラから脱出できたなら、これに優る喜びはありません。

平成30年7月11日 パワハラ解決コンサルタント 三國 雅洋

 

【目次】

はじめに
第1章 被害者は不利な立場にいる
(1)被害者は不利な立場にいる
(2)「耐える」という選択肢を選んでしまう
(3)心身が蝕まれていく

第2章 一発逆転の方法はない
(1)一発逆転の方法を求めてしまう
(2)一発逆転の方法は、リスクが大きい
(3)リスクの小さい行動では、解決が遅くなる
(4)小さなリスクで短期間に解決をする方法
(5)1つ1つ行動を行う必要性はまったくない。

第3章『全部同時実行の原則』とは何か
(1)「全部同時実行の原則」の概要
(2)許容損失の範囲内で実行に移す。
(3)許容損失内の解決策は全部実行に移す。
(4)許容損失内の解決策は、同時並列的に実行に移す。
(5)反復量ではなく、行動の種類の多さを意識する。

第4章 実行できることが増えていく
(1)小さな行動が、他の行動の呼び水になる。
(2)解決に向けた行動を行うことで、自己評価が高まっていく。
(3)自己評価が高まるほど、行動できることが増える
(4)解決策は実行に移すことが重要

第5章 「全部同時実行の原則」を実践するためのステップ
ステップ1 ゴールを設定する。
ステップ2 解決策をすべて書き出す
ステップ3 最悪の事態を想定し、対応策を考える。
ステップ4 実行できる解決策に印をつける
ステップ5 全部同時実行を開始する
ステップ6 行き詰ったら、ステップ1に戻る

おわりに

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パワハラの証拠の現実的な集め方

あなたの望む「解決」がどのようなものであれ、「証拠」と「味方」が必要です。

加害者を異動させたい場合でも、ただパワハラ行為を止めさせたい場合でも、「証拠」と「味方」が必要となります。

このうち証拠の集め方について、証拠作成の専門家である行政書士として解説をします。

【1】現実的な証拠の集め方

証拠を集めるときは、まず被害メモを取ることから始めましょう。次の内容を書き留めるのがベストです。

内容
いつ 2018/10/30 AM09:54
どこで 給湯室
誰から Xから
どのような言動を受けて 「この性悪女が」と怒鳴られた
どのような気持ちになった 怖くなった
その場に誰がいたか Y、Z

【2】その場でメモを取る

録音・録画ができるのが一番ですが、最初は怖くてできないでしょう。

まずはその場でメモ帳を取り出して、メモすることを行ってください。

パワハラ行為が行われたら、その場でメモ帳を取り出します。

そして、加害者の指導内容をメモするように見せながら、被害内容をメモするのです。

加害者の言動についてはカギ括弧をつけて、そのままメモしましょう。

証拠はリアリティ(真実らしさ)が何よりも重要です。

【3】帰宅途中にメモを取る

その場でメモを取るのが怖い場合は、帰宅途中、または帰宅後にメモを取りましょう。

おそくてもパワハラ被害に遭った当日、または寝るまでにメモを取るようにしてください。

手書きでも、パソコン(スマートフォン)でも構いません。スマートフォンを使うなら音声入力を使うと、入力が楽になります。

いずれにしても証拠で重要となるのはリアリティ(信ぴょう性)です。

そして、リアリティは詳細さから生まれます。

詳細に書くには、当日中に書くのが一番です。

【3】スクリーンショット、写真を撮る

手書き、パソコンのいずれの場合でも、被害メモを写真に撮っておくようにしましょう。こうすることで、写真の作成日時が記録に残るようになります。その当日に作成したものである証明がしやすくなります。

パソコンの場合はスクリーンショットを撮りましょう。

特にパソコンなどで被害メモを取っている場合は、改ざんを疑われることがあります。その疑いを消しやすくするためにも、写真やスクリーンショットを保存しておきましょう。

【4】Twitterの非公開アカウントを利用する

Twitterの非公開アカウントは、被害メモを集めるのにとても役立ちます。

Twitterは作成日時、内容がすべてウェブ上に保存され、改ざんができない仕組みです。さらに全ツイート履歴をダウンロードすることができます。

投稿日時、投稿内容をTwitter社が証明してくれるのです。

また、現時点では全ツイート履歴をダウンロードすることができます。(現時点では、画像はダウンロードできない)

Twitter社が投稿日時を保存してくれているので、スクリーンショットを取る必要もありません。

もちろん、匿名アカウントですから、最終的にはそのアカウントがあなたのものであることを証明することが必要となります。しかし、それは難しいことではありません。

【5】名誉棄損にならないようにする

ツイッター上で被害メモを取るときは、名誉棄損にならないように注意をしましょう。

非公開アカウントにして、誰にもフォローさせないようにしてください。

自分が誰かのフォローをするのは構いませんが、他の人に被害メモの内容が見えないようにしましょう。

フォロアー数の推移は、3ヶ月以内なら、ツイッターのアナリティクス「オーディエンス」で証明できます。このスクリーンショットを取っておけば、ひとまずは安全です。

【6】録音・録画を試みる

被害メモは、いずれにしてもあなたが取った記録であり、主観が多く入っています。どれだけ詳細に記載をしても、信ぴょう性という面では弱いのです。

ですから、録音・録画を取ることをお勧めします。

ボイスレコーダー、スマートフォンのどちらでも構いません。

ただ私はボイスレコーダーをお勧めします。スマートフォンでは長時間録音が難しいからです。

いつパワハラ被害に遭うのかを予測するのは困難です。ですから、ボイスレコーダーはずっと録音状態にしておいたほうがよいのです。

これをするには現時点ではスマートフォンは難しいため、ボイスレコーダーをお勧めします。

【7】録音・録画をしてもメモは取っておく

録音・録画をしても、被害メモは取るようにしましょう。

録音・録画の中から、該当場所を探すのはとても困難だからです。

長時間録音をしているときは、なおさらです。毎日何時間にも及ぶ録音をして、それが何日もあるときに、その中から問題となる行為を見つけるのは現実的に不可能に近いものがあります。

そこで、被害メモが役立つのです。被害メモにパワハラ行為の概要と日時が記載されていれば、録音・録画の内容確認をする範囲十数分程度の間に絞り込むことができるようになります。

つまり、索引(インデックス)として使うために、被害メモは取っておくようにしましょう。

【8】被害メモと録音・録画の両方があるほうがよい

録音・録画があり、被害メモがある場合、録音・録画は被害メモの信ぴょう性を高めることにもつながります。被害メモに書かれている内容は、信ぴょう性が高いと思ってもらいやすくなるのです。

ですから、被害メモと録音・録画は両方取るようにしましょう。

しかし、最初は被害メモから始めましょう。録音・録画に対しては心理的抵抗が強い人が多いためです。

【9】動き続ける人が助かる

被害メモも録音・録画もせずに、耐え続けることだけはやめましょう。

耐え続ければ、パワハラは必ずエスカレートします。あなたが異動になるか、退職するかまでエスカレートし続けます。

パワハラ問題は動き続ける人が助かりますから、動き続けましょう。

まずは被害メモを取ることから始めてください。証拠を取ることに慣れてきたら、録音・録画も試みましょう。

今回の記事が、少しでもあなたの状況改善に役立てば幸いです。

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TOCfEのアンビシャス・ターゲット・ツリーの作り方

困難な状況において、TOCfE(教育のためのTOC)の「アンビシャス・ターゲット・ツリー」はとても役立ちます。

今回の記事では、『考える力をつける3つの道具』を参考に、その書き方をお伝えします。

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手順は次のとおりです。

(手順1) 目標を書く
(手順2) 目標の達成を阻む障害を考える
(手順3) 挙げられた障害の数々を使って、中間目標を考える
(手順4) 中間目標達成のための行動を考える
(手順5) 中間目標達成の順序を考える

『考える力をつける3つの道具』

【1】目標を考える

まずは目標を考えます。

この時点ではゴールの達成方法は分かる必要はありません。

自分が本当に達成したい目標を掲げましょう。

私はパワハラ被害者のサポートを専門としているので、ご相談者がよくおっしゃるゴールにします。平常状態にいる人にとっては「3ヶ月以内に転職をする」というのは簡単そうに見えるかもしれませんが、パワハラに遭っている状態ではなかなかそうは思えないものです。

【2】障害を考える

目標を設定したら、次は目標達成を阻む障害を考えます。

目標達成ができない理由を考えて、すべて書き出しましょう。

【3】中間目標を考える

障害をすべて書き出したら、次はその障害を使って中間目標を考えます。

「35以上だから、転職は難しい」という障害があるなら、「35以上の求人を見つける」という中間目標を作ります。障害から目標を導き出すのです。

【4】行動を考える

中間目標を書き出したら、次はそれらの中間目標を達成するための行動を考えます。

「35歳以上の求人を見つける」という中間目標に対して、「ハローワークで登録する」などの行動を書き出していきます。先にあげた書籍では、中間目標に対応する行動は1つだけ書かれています。しかし、私は中間目標達成のためにできる行動は、すべて書き出すことをお勧めします。

【5】行動の順序を考える

最後に中間目標と行動の順序を考えます。

並行して行動できるものは、並行して行うほうがよいでしょう。

今回の例でも、すべて並行して行うようになりました。

資格を得てから就職活動をするとなると、まず3ヶ月では足りなくなります。就職活動をしながら、どのような資格や技能が就職価値が高いのかを調べるほうが、効率的でもあるでしょう。

【6】アンビシャス・ターゲット・ツリーを使おう

今回は簡単な事例を取り上げましたが、もっともっと大きなゴールを目指すのにも役立ちます。

何からすればよいのか分からなくて、身動きが取れないときに役立つツールです。

ぜひ活用なさってください。

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パワハラをすると、指導力を高めることができなくなる。

指導力を高めたければ、恐怖による指導をしないと決めることです。

少なくとも、減らすと決めることです。

【1】恐怖による指導は誰でもできる

指導相手を脅したり、傷つけたりするのは、誰でもできます。指導について何も学ばなくても、誰でもできることです。小学1年生も脅しますし、他人を傷つける言葉を言います。恐怖で他人をコントロールするのは、誰でもできることなのです。

そして、大人相手でも、子供相手でも、恐怖でコントロールするのが一番簡単です。恐怖や不安が与えられると、人は行動をしやすくなります。人を動かす方法として、恐怖や不安をあおるのは効果的ではあるのです。

だからこそ、指導する側はそれに頼ってはいけないのです。

【2】恐怖を使い始めると、工夫をしなくなる

恐怖による指導をし始めると、工夫をしなくなります。

指導者であるにも関わらず、相手のモチベーションを高める方法を考えなくなります。

指導の方法についても考えなくなります。

指導者であるのに、指導について頭を使うことがなくなるのです。

【3】指導者としての責任を感じなくなる

相手が伸びないことや、伸び悩むことについて、指導者である自分の責任を感じなくなります。

自分が悪いのではなく、相手が悪いのだと思うようになります。

自分の指導力を、向上させようとする気持ちがなくなるのです。

自分に非がある部分でも、それを認めることができなくなります。

【4】指導者は恐怖や不安を使ってはいけない

簡易な方法に頼るから、指導力が下がる一方になるのです。

指導力を高めようとする向上心を失い、責任感を失うのdせう。

指導力を高めたいならば、まずは恐怖による指導をなくしましょう。

指導者は恐怖や不安を使ってはいけません。少なくとも、恐怖や不安を使うことを肯定してはいけません。

この心構えを持つことが、指導力を高める第一歩です。

相手を脅したり、傷つけずに指導する方法は、いくらでもあります。

ただその前提として、恐怖や不安によるコントロールを手放すことを決めましょう。

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パワハラ加害者を監視(ウォッチ)することで、加害行為にけん制をする。

【1】耐えてもエスカレートするだけ

パワハラ行為は、耐えてもエスカレートするだけです。

あなたがどれだけ我慢しても、耐えても、加害行為は収まりません。

むしろ、エスカレートしていきます。

【2】エスカレートするほど、孤立する

加害行為がエスカレートすればするほど、あなたは職場内で孤立していきます。

周囲の人々が自己保身に走るからです。

パワハラの解決においては、味方の存在はとても重要です。

その味方が減っていくため、どんどん解決が難しくなります。

【3】反撃するのも怖い

パワハラに耐え続けると、パワハラはエスカレートします。

しかし、中途半端に反撃をするともっとエスカレートします。

反撃をするなら、一気に徹底的に躊躇なく行わなければなりません。

だからといって、このような行動を取れる人は多くありません。

反撃をするという心理的ハードルは高いのです。

【4】「けん制」を行ってみよう

反撃が怖い場合、「けん制」をすることをお勧めします。

監視カメラがあるだけで、犯罪行為は減ります。

同じ原理でパワハラ加害者に、「見られている」という感覚を植え付けることが「けん制」になります。

【5】メモ帳を取り出す

まずやってほしいのは、メモ帳を取り出すことです。

そのメモに相手の「指導」を一言一句、メモしましょう。日時も「2018/10/22 09:12」のようにできる限り詳細に記録します。

メモ帳を取り出すことで、加害者に「見られている」という感覚を植え付けることができます。

もしメモ帳を取り出すのも怖いなら、相手の言動をしっかりと見ることから始めましょう。相手に「見られている」という意識を感覚を植え付けるように見るのです。

【6】解決に向けた行動を取ることで、耐えることができる

加害者に任期があるとしても、耐えることはお勧めしません。

たとえ残り3ヶ月だったとしても、それだけ十分に心身に不調はきたします。身体が拒否反応を起こします。

耐えることでは、心身を保つことはできません。

逆接的ですが、解決に向けた行動をしているからこそ、耐えられるのです。

耐えようとしたら耐えることができません。

解決しようとすることで、耐えることができるようになります。

耐えることを目指さないでください。

解決することを目指しましょう。

無理をする必要はありません。最初から反撃行為に出る必要はありません。

十分な証拠が集まるまではけん制球を投げ続けましょう。

「見られている」という感覚を植え付けることで、暴走ができないようにするのです。

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パワハラによって奪われた自信を回復する方法(最初の一歩)

パワハラ被害に遭うと、自分に自信を持てなくなります。

また、被害に遭われている方は、もともと自分に厳しい方が多いため、その自信を取り戻すのも時間が掛かります。

私も元々自分に自信がなかったので、その気持ちは分かります。

【1】私ももともと自信がなかった

私は中学2年生のころ、学校のある一部の集団から嫌がらせを受け続けていました。机がひっくり返っていたり、靴の中に石灰が入っていたり、石が飛んでくるような嫌がらせです。

仲のよい友達もいたのが救いですが、その友達がいなかったらどうなっていたか。

そのような経験を持っていたので、自分に自信は持ちにくかったです。

【2】私が自信をつけるためにしたこと

自信をつけるには「日記を書き続けるとよい」と聞いて、日記を書いていたこともありました。しかし、これも1,2週間でしなくなり、むしろ自己嫌悪になったぐらいです。

高校生で損害保険代理店の特級資格をとったときは、ちょっと自分に自信が持てました。

その後、資格試験に取り組むようになったのは、これがきっかけかもしれません。

【3】自己表現や自己開示が自信につながる

私の中で、もっとも自分の自信につながったのは「自己表現」、「自己開示」だったと思います。

自分の書きたいことを書き、自分の言いたいことを言うことです。

「話したい」と思っていても、話せなかったことを話すことができるようになってから、自己肯定感が高まってきたと思っています。嫌なことに嫌だと言えるようになってから、自信が持ちやすくなりました。

【4】セルフトークを意識し始めてから、自信が持ちやすくなった

自信を高めることはできたのですが、その自信が揺らぐことは何度もありました。落ち込んで、自己嫌悪をする日は何度もありました。

このような波がなくなったのは、セルフトークを意識して改善したころからです。

セルフトークというのは、日本語では内言語と呼ばれるものです。心の中の声です。多くの人は文章を読むときに、心の中で音読していると思います。その心の中で言っている声をセルフトーク(内言語)と言います。

このセルフトークで自分のことを低く決めつけることをしないようにしたのです。

これをすることで、立ち直りが早くなりました。

【5】セルフトークのコントロール

「自分のことを低く評価するのをやめる」というのは、たとえば「私は何をやっても中途半端だ」と心の中で思ったとき「こんなこと思うなんて、私らしくない」と思い直すことです。

心の中の声を変えること、これをセルフトークのコントロールと言います。

【6】自分を褒めるよりも前に、自分を貶すのを止めるほうがよい

私は自己評価を上げるために、自分を褒めていたこともあります。

しかし、経験上、自分を「馬鹿にすることを止める」を先にした方がよいと思っています。

謙遜は美徳ですが、自己卑下は美徳ではないです。

まずは自分を低く評価するのを止めましょう。

「自分には何も取り柄がない」、「自分には人に誇れるものがない」のように、自分を低く評価する言葉が出てきたら、「こんなこと思うなんて私らしくない」と打ち消すところから始めましょう。

自分を褒めるのは難しいかもしれませんが、自分を馬鹿にすることを止めるのなら簡単にできるはずです。

【7】自分を低く見積もるのは、よいことは1つもない

自分をバカにしたり、能力を低く見積もっても、何もよいことはありません。

行動の幅が制限されるだけで、状況改善にはつながりません。

あなたがどれだけ辛い状況にあっても、自分の能力は高く評価し続けてほしいです。

その第一歩として、心の中で自分を馬鹿にするのを止めましょう。

自分を貶す発言が出てきたら、「こんなこと思うなんて、私らしくない」と反論をしましょう。

自分を褒めることを始めるより、自分をバカにすることを止めるほうがよいです。

まずは自分を貶したり、バカにしたり、自分を低く評価することをストップすることから、始めましょう。

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”パワハラ被害に遭ってから、他人の目が気になる”の改善方法

私はもともと目立ちたがり屋でしたが、中学生時代に嫌がらせを受ける日々に遭ってから、他人の目を気にするようになりました。

パワハラ被害に遭っている人も、他人の目が気になってしまっていると思います。

これから書くことが、少しでもお役にたてばと思います。

【1】他人の目を気にしていた中学2年生時代

私は中学2年生ぐらいからギターを弾いていましたが、学校ではそれは知られないようにしていました。

読書もしていましたが、それも知られないようにしていました。

嫌がらせを受けるのが嫌だったからです。

他人の目ばかりを気にしていました。

学校内で何かをしようとすると、どうしても周囲の視線が気になってしまうからです。

学校内ではできるだけ、大人しくしていたつもりではあります。

【3】改善のために私がした失敗

一度、学校内で、他人の目が気になっても行動をするようにしてみたことがあります。

今思うと、それはしなくてもよかったでしょうね。

悪目立ちをして、自意識が強くなり、いっそう他人の目が気になるようになりました。

大学生になって知り合いがいなくなってからは、積極的に人に声をかけたりするようにしたりもしました。しかし、これも続きませんでした。

【4】他人の目が気にならなくなったきっかけ

私が他人の目を気にせずに発信を始めるきっかけとなったのは、やはりインターネットでした。

今となっては黒歴史ですが、mixiなどで自分の意見を書くことを始めました。

背中に冷や汗を流しながら、文章を投稿していました。

これがリハビリになりました。

自己主張することに少しずつ慣れて行ったのです。

【5】匿名でできるTwitterから始めるのがおすすめ

他人の目が気になる人は、Twitterから始めるとよいと思います。

匿名でできるのがよいですね。

Facebookは原則実名ですから、リハビリのハードルとしては高いと思います。

アメブロでもよいとは思いますが、Twitterのほうが始めるのも、続けるのも気楽にできます。

もし当時の私がいたら、「まずツイッターから始めたら?」というでしょう。

【6】YOUTUBEも匿名から始めた

私のYOUTUBEチャンネルには、現時点で2,200本以上の動画があります。

このYOUTUBEも最初は匿名で始めました。正確にいえばビジネスネームです。

このときも冷や汗を流しながら、動画をアップしていました。

ですが、100本ぐらいアップしたぐらいから、何も感じなくなりました。

むしろ「最近出してないな」と思うようになります。

要は「慣れ」です。

【7】匿名から始めることで、慣れていく

匿名で自己主張を続けると、少しずつ自己主張すること自体に慣れてきます。つまり、他人の目が気にならなくなってきます。

そうすると、今度はいわゆるリアルでも自己主張ができるようになってきます。

少しずつ自分の「快適領域」が広がるのです。

【8】「他人の目なんか気にするな」は、アドバイスとして役立つか

「他人の目なんか気にするな」というアドバイスは、一理あります。

しかし、それはすでに他人の目が気にならない人だからこそ、言えることです。私には到底言えません。

他人の目が気にならないようにするには、リハビリが必要だと思います。

【9】Twitterでリハビリを始めよう。

その第一歩としてツイッターは最高だと思います。

匿名で情報発信ができます。文字数も気にする必要がありません。気軽に始め、続けることができるサービスです。

ツイッターを通して自己主張や情報発信を続けてみてください。

あなたの主張、意見を書いていきましょう。

最初は誰もみてくれないでしょうが、それでよいのです。

自己主張をする練習としてTwitterを始めるだけです。誰かに見てもらうためにしているわけではありません。

匿名で始めればリスクはほぼゼロです。

ほぼリスクがゼロで、”他人の目が気になる”が改善できる可能性があるのがTwitterです。

Twitterを使って、恐怖に打ち勝つ練習をしていきましょう。

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カテゴリー: トラウマを克服して、強みに変える | コメントする