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パワハラ被害に遭って副業を考えているあなたが知るべき「商品」と「サービス」の違い

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ご覧いただきありがとうございます。

パワハラ問題を法律・心理・経済の3側面から解決するパワハラ解決アドバイザーの三國雅洋です。

今回は、「サービスだけでなく、商品を作ろう」と言う話をします。

ただ、大前提は「パワハラ被害に遭っているときは、転職できるなら転職したほうがよい」です。

【1】転職できるなら、転職したほうがいい

副業・起業を考えるのは、転職することが現実的ではないときだけにしてください。

たとえば、心身に障害があるなどで転職が難しい場合や、年齢的に転職が難しい場合です。

特に起業については、最終手段だと考えてもらったほうがよいです。

安定収入を得るのに最も簡単な方法が、労働です。

転職できるなら、転職しましょう。

転職ができないときは、副業から始めましょう。安定収入を得ながら、副業をするんです。

【2】副業では「商品」を常に意識する

副業をするときは、常に「商品」を意識してください。

私の「商品」と「サービス」の定義は、次のとおりです。

「商品」・・・価値の提供に時間が必須ではないもの

「サービス」・・・価値の提供に時間が必須となるもの

たとえば「商品」の代表例は、電子書籍です。電子書籍を販売するのに、私の時間は必須ではありません。実際にKindle書籍は、私が何をしなくても販売されています。

一方で「サービス」をするには、時間を確保しなければなりません。相談を受けるためには、私は必ず時間を提供することになります。

副業をするときは「サービス」ではなくて「商品」を意識するようにしてください。

副業をしているときは、ただでさえ時間がないからです。

【3】「サービス」を「商品」にする

副業をするときは、普段から「サービス」を「商品」にすることを意識しましょう。

ツイッターで発信した情報を、まとめて電子書籍にできないでしょうか。電子書籍として販売するのは難しくても、ブログ記事などにできないでしょうか。Youtubeの動画にできないでしょうか。

すぐに金銭に変わる必要はありません。大切なことは、あなたがサービスに費やした時間を、商品という形に変換することです。たとえば私は反応が高かったツイートは、botに登録しています。botに登録したツイートは定期的に自動的にツイートされ、そして一定のエンゲージメント(「いいね」やリツイート)を得ています。

それによってフォロワーが増え、メルマガ登録者が増え、結果的に電子書籍などの商品が購入されることになるのです。

【4】リサイクルをする

「サービス」や「商品」をリサイクルできないか、常に考えましょう。

私は反応が高かったツイートをbotに登録するだけでなく、それをブログ記事にします。そしてYoutubeでも動画にして、メルマガでも記事にします。さらに電子書籍にすることもあります。

あなたが過去に注ぎ込んだ時間を、何度も何度もリサイクルしてください。リサイクルすればするほど、あなたがサービスに注ぐ時間は減り、かつ商品の質は高まっていきます。どのようなものが評価され、どのようなものが評価されないかも分かるようになります。たとえば、私の場合、法律系統の情報提供よりも、心理面での情報提供が喜ばれる傾向があります。

もちろん、まったく同じ情報をコピー&ペーストするのではありませんよ。ツイッターの投稿をまとめて、ブログ記事にします。ブログ記事をリライト(書き直し)して、書籍にするんです。私も反応が高いブログ記事は、定期的に書きなおしています。そうすることで、ブログの評価がまた高まり、ブログを見て頂ける可能性が高まるからです。

【5】「ランダムなバリエーションから、優れたものを選択して残す」

見出しの言葉は『すばらしい思考法』という書籍で紹介されているドナルド・キャンベルという人の言葉です。

商品を作るときは、この考え方がとても大切です。評価されたものを選択して残すようにするのです。

ツイッターで評価が高かったものを選び、それをブログ記事にしましょう。もしくは、そのツイートをより洗練して改めてツイートしましょう。ブログ記事もリライト(書き直し)や追記をして、より充実したものにしていきましょう。

そもそもインターネットは淘汰が働く世界です。その中で残ったものは、少なくとも価値が認められているものと言えます。それを選択して残し、そして発展、改善していくようにするのです。

新しい情報発信ばかりをする必要はありません。大切なことは、評価されたものを適切に選び出し、発展・改善させていくことです。

時間的余裕も、心身の余裕もないときに副業をするのですから、「商品」を作ること、そして評価された「商品」を適切に選び出して発展・改善していくことが重要なんです。

この意識をぜひ持っておいていただきたいと思います。

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