「いい人」がハッピーになるには、
ブランディングが必要です。
ここで言うブランディングというのは、
”あなただけが社会に提供できる価値を、際立たせること”のことです。
つまり、あなたを際立たせること。
「いい人」は、その他大勢に埋もれやすいからです。
では、どうやったら埋もれないか。
それを考えるのが、ブランディングです。
ジョジョの奇妙な冒険で有名な荒木飛呂彦先生の、
次の言葉が、私にとってはブランディングの意味です。
15メートル先から一目見て、それ・・と分かるデザインである事が重要。
荒木飛呂彦先生講演『損をしない漫画を描くための地図』&イベントレポートリンク集
【1】「いい人」にこそ、ブランディングが必要
「いい人」は、周囲の人々に合わせすぎるところがあります。
他人のために本来はしなくてもよい労働をし、
他人の感情をなだめるために時間を使います。
しかし、それをすればするほど、
相手からすると、あなたらしさが消えていきます。
あなたの個性が見えなくなり、
あなたをかけがえないの人として扱うことをしなくなります。
あなたは、他人のために尽くすことによって、
自分の扱いを低めていると言ってもよいでしょう。
だからこそ、あなたがするべきことの1つは、
自分らしさを際立たせること、
つまりはブランディングです。
【2】ブランディングとは、あなたを際立たせること
ブランディングとは、あなたを際立たせることを言います。
荒木先生がおっしゃるように、
15m先からでもすぐにわかるようなデザインをすること。
これはつまり、あなたらしさを、究極まで磨くことです。
イメージとしては、オーラや後光を光らせるようなものです。
中心にあなたがいて、そのあなたを際立たせる光を持つこと。
だからこそ、まずあなたらしさを知る必要があります。
【3】自分らしさとは何か?
妻に、私の「らしさ」を聞いたところ、
「『めんどくさい』と言うところ」だと言われました。
何もかもめんどくさがるところに、
私らしさがあるそうです。
たしかに、私が文章を簡潔にするのは、
言葉を尽くすのが面倒だからかもしれません。
でも、だからこそ、提供できる価値がある。
簡潔にわかりやすく、
誰にでも実行できる形として表現できるのは、
きっと、「めんどくさい思考」があるおかげです。
【4】自分らしさを外に出していく
あなたが自分らしさを守るためには、
自分らしさをどんどん外に出していくことが、
とても大事です。
外に出せば出すほど、自分らしさが明確になります。
また、反発が強くなります。
反発が強くなるというのは、結局、
あなたらしさが明確になったということです。
【5】攻撃を受けるのは、目立つから。
逆に言えば、誰かから攻撃を受けているなら、
それはあなたが個性的だからです。
なにかしらで、相手の目を引くものがあるから。
それなら、それをもっと出していけばいいんです。
私のように、何事もめんどくさがるなら、
それをもっと出していけばいい。
絵画が好きなら、それをもっと出せばいい。
細かいところにこだわる性質なら、
もっともっとこだわればいい。
自分が大切に思っていることを、
もっともっと大切にすればいいんです。
治したほうがよいと言われることこそ、
あなたが磨くべきところであり、
もっともっと強調すべき自分の特徴です。
ですから、他人の意見に合わせるのは止めましょう。
あなたがしたいと思うことをして、
あなたらしさを取り戻し、
あなたが必要な理由を知らしめてあげましょう。