ビジネスの本質は社会貢献です。
しかし、一般的には、ビジネスは戦争だと捉えられています。ビジネスに取り組んだことはなくても、「ターゲット」や「マーケティング戦略」という言葉は聞いたことがあるでしょう。これらの言葉は戦争用語です。
この「ビジネス=戦争」の喩えが、普通の人をビジネスから遠ざけてしまっています。
当たり前ですが、わざわざ戦争に参加したがる人はいません。「いい人」であればなおさらです。むしろ、ビジネスを嫌悪するでしょう。
実際、ボランティアには積極的でありながら、ビジネスには消極的な人が大勢いらっしゃいます。
しかし、本来的にボランティアもビジネスも同じものです。どちらも社会貢献であることには変わりありません。ただ、そこに継続するためのキャッシュを集めるシステム設計があるかどうかだけの違いです。
ビジネスの本質は社会貢献ですから、むしろボランティアに積極的な人ほど、ビジネスに向いています。ただ、今まではビジネスの世界は弱肉強食、食うか食われるかの世界だと思わされてきただけです。
ビジネスで重要となるのは、顧客の「欲望・関心・目的」を満たすことです。
そして、顧客は一人一人違いますから、この関心等は無尽蔵にあります。
すべてのビジネス提供者が提供しようとしても、これらすべてを満たすことはできないでしょう。
つまり、顧客を奪い合う必要などないのです。
大企業は大勢の人々が一律に求める商品・サービスを提供する役割を果たしています。
しかし、それでは満たされていないものはまだまだ残されています。奪い合う必要がないほど残されているのです。
つまり、ビジネスにおいて競合他社と戦う必要などないのです。私達は、ビジネス=戦争という例えによって、争う必要があると思い込まされてきただけです。
そして、それによって「いい人」がビジネスに参加せずにきました。
私はこの状況を変えたいと思っています。ボランティア活動をしてきているような人にこそ、ビジネスに参加してほしいのです。
「いい人」がもっとビジネスに参加するべきですし、「いい人」ほどビジネスに向いています。そして、インターネットのおかげで起業リスクはほぼゼロになりました。
パワハラを受けて、ただ耐え続ける日々を送る方がリスクが高いのです。
いままで頭の中に副業・起業という選択肢がまったくなかったかもしれませんが、ぜひ選択肢の1つに入れていただき、前に進んでいただきたいです。
ビジネスは社会貢献であり、本質はボランティアと同じです。決して戦争ではありませんので、ぜひあなたに参加してもらえたらと思っています。