リチャード・タイガーさんが書かれた電子書籍の
『利他の精神入門: 「いい人」をやめずに正しく「いい人」になる方法 (タイガー新書) 』を、
拝読しました。
一番のポイントは、
「いい人」をやめずに正しく「いい人」になること、ですね。
【1】最近、発売された場合
私は最近、『GIVE&TAKE』という本を読み、
「いい人」のまま報われることが可能だと、
統計的にも言えることを知りました。
では、次はどうすれば、「いい人」を保てるかです。
そこで、「いい人」で検索したところ
リチャード・タイガーさんの上記書籍を発見しました。
【2】悪い人になる必要はない
内容については
ぜひ一度お目通しいただきたいのですが、
結論としては、「いい人」でよいのだということです。
これはとても大切な考え方です。
もし「いい人」であることを、
あなたがやめてしまったら、
また世界から「いい人」が一人減ったことになります。
それでは、どんどん「いい人」が減ることになりますね。
【3】「いい人」をやめれば、あなたは楽になるのか
その上、「いい人」をやめたところで、
あなたが楽になるとは限りません。
むしろ、罪悪感を感じたりして
自己肯定感が下がってしまう可能性もあります。
何を正しく思うか、
何を間違っていると思うかは
価値観の問題ですが、
その価値観は一朝一夕で
変わるものではありません。
【4】いい人のまま、報われる方法を探す
あなたは「いい人」のままでも、よいのです。
大切なことは、「いい人」のままでも、
ちゃんと報われる方法を見つけること。
それは現実的な言い方をすれば、
他者に利益を最大限に満たすように考えた後に、
自分の利益も最大限に満たすように考えること。
他者の利益を最大化するだけでなく、
自分の利益を最大化するように考えること。
これは、別の言い方をすれば
あなたが為す1つの行為で、
社会に提供される価値を最大化しようと、
とことん頭を使うことです。
価値の総量を最大化することを目指す、と
言うことです。
あなたは「いい人」をやめる必要はありません。
「いい人」のまま、自分も報われる方法を探すこと。
これはつまり、社会に提供する価値を最大化することだと考えて、
頭を使うことです。
〈追伸〉
もし今回の記事があなたにとってお役にたったなら、
ぜひ、一度、お目通しください。