EXILEの所属事務所で、
パワハラ行為があったのではないかと、
言われています。
さて、その真偽はともかく、
今回の一番の問題点は、
トップが、対外的な行動を起こしていないこと。
この記事を書いている時点でも、
まだHP上での説明さえもありません。
パワハラの対策については、
厚労省の「明るい職場応援団」に対策法が書いてありますが、
特に大切なものは「トップのメッセージ」です。
トップがパワハラを撲滅するという姿勢を見せて初めて、
会社内の間違った常識が正されていきます。
そもそも、大企業はともかく、
中小企業においては、
パワハラは99%認知されています。
しかし、それを改善する風土がないため、
放置されているのです。
なでしこリーグ岡山湯郷では、
すぐに監督が解任され、
GMも辞任するという行動を取りました。
少なくともこれで、
選手たちは大きな安堵感に包まれたはずです。
トップがパワハラを黙認しないことを、
明確なメッセージで示したからです。
EXILE所属事務所LDHは、新入社員の募集をしていますが、
今のままで募集する人は少数でしょう。
パワハラを許さないという明確なメッセージがなければ、
従業員は安心して仕事をすることができません。
もちろん、真偽のほどはわかりません。
しかし、
少なくともパワハラは許さないというメッセージは
出してもよいのではないかと思います。
そうしなければ、
どのような会社であっても、
対外的な信頼を取り戻すことは
かなり難しくなるでしょう。
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