パワハラ脱出プロジェクト|福井県敦賀市パワハラ問題解決の専門家による被害者のための総合情報提供ブログ

福井県敦賀市のパワハラ解決コンサルタント(行政書士・コーチ・コンサルタント)による、被害者のための総合情報提供サイト

職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する

パワハラ被害者にこそ必要な「希望」の話

投稿日:

パワハラ被害を受けていると、「学習性無力感」に陥りやすくなります。

何をしても、この状況から脱出できないと、思い込んでしまうのです。

これは「希望」を失ってしまった状態と言えます。

 

ここから、いかに脱出するかです。

そのために、必要なものが「希望」を取り戻す方法。

その「希望」を真正面から扱った本を読みました。

http://amzn.to/2nV4mKm

とてもおすすめの本ですから、ぜひご一読ください。

 

【1】「希望」に欠かせない2つのこと

希望を持つことと、希望を広げること、これこそが私の仕事かもしれません。

法律、心理、経済あらゆる技術を使って、辛い現状にあるあなたの希望を取り戻したい。

だからこそ、このような仕事をしているのだと思います。

 

では、どういう状況になれば、あなたが希望を取り戻したと言えるのでしょうか。

それには、2つの条件があります。

 

  1. あなたが、ゴールを設定すること
  2. あなたが、ゴールを達成できると思えるようになること(エフィカシー)

 

【2】ゴール設定の大切さ

パワハラ被害に遭っている方は、「現状から脱出したい」という思いはあります。

しかし、「こうなりたい」というゴールや、ビジョンを持っていることは、少ないのです。

 

このゴールと、ビジョンはどちらも大切です。

ゴールがあることで方向性が定まり、ビジョンがあることでモチベーションが出るのです。

 

 

ゴールは、あなたが達成したい世界のこと。

そして、ビジョンは、あなたがゴールで認識している世界です。

たとえば、北極がゴールで、北極でオーロラを見ている様子がビジョンです。

 

【3】自信(エフィカシー)の大切さ

「ゴール達成能力の自己評価」のことを、コーチング用語で、エフィカシーと言います。

自分には、ゴール達成ができるという感覚のことです。

 

ゴールがあっても、このエフィカシーがなければ行動に移しません。

アメリカ大陸を発見できると思わなければ、コロンブスも航海には出ていないでしょう。

「私(たち)ならできる」という感覚があるからこそ、行動に移すことができるのです。

 

ゴールがあるだけでは足りません。

ゴールを達成できるという自信も大切です。

辛い状況にありながら、この2つがあるとき、私達は希望を持っていると、表現するのです。

 

私が、あなたになってほしい状態とは、このような状態です。

ゴールを持ち、ゴールを達成できると確信して、前進を続けてほしい。

 

【4】知識は、あなたのゴールを達成するために必要となる

あなたのゴールが、独立・起業であるとします。

そして、「私ならできる」という感覚が湧いてきたとします。

その時初めて、知識が必要となるのです。

 

退職に関する知識、副業に関する知識、独立・起業に関する知識が必要となってきます。

 

必要だと感じているからこそ、学びたいと思うようになるのです。

そして、知識を得れば得るほど、ゴール達成が可能だと思えてきます。

つまりは、エフィカシーが高まっていきます。

 

このブログを読むことで、このような前進の循環を起こしてほしいのです。

心を落ち着かせるだけでなく、希望を持って行動を始め、さらに知識も得てほしい。

 

そして、可能であれば、あなたが得た知識を広めてほしいと思います。

あなたがどのような状況にいて、どのような目的をもって、どのような方法を取ったか。

それを、あなた以外の困っている方と共有していただきたいのです。

 

それが、あなたと同じように困っている方にとっての、希望となります。

そして、その人達からのフィードバックは、あなたのエネルギーになるはずです。

 

ぜひ、希望を持って前進し、それを広げていきましょう。

 

 

 

 

-職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

パワハラに対して「立ち止まる」人は、パワハラから脱出できない。

パワハラを受けたときに「立ち止まる」というのは、無意識の習性の1つです。コーチングでは「アティチュード」と呼ばれます。 これは”意識しなければそのような判断をしがちである”という、判断の習性の1つです …

no image

日々パワハラを受けているときは、休暇は意図的にリラックスをすることが解決策につながる。

休日はゆっくりと休みましょう。 リラックスすることで、解決策が思いつくことがあります。 何もせずにぼぉ〜っとすることも、脳のデフォルト・モード・ネットワークを働かせることに役立ちます。 身体の力を抜い …

no image

パワハラに対して「被害メモ」が大切な2つの理由

私はパワハラ被害者には、とりあえず被害メモをとってほしいとお願いしています。 そしてできれば、その場ですぐにメモ帳を取り出して、すぐにメモを取ってほしいと思っています。 被害メモは次の2つの効果がある …

no image

「職場の病気」としてのパワハラ

世の中には、常に誰かがパワハラに遭っている職場があります。 もしあなたが被害に遭う前に、誰かが同じような被害に遭っていたなら、パワハラは「職場の病気」の可能性があります。 パワハラを生み出す職場となっ …

no image

パワハラを認識しつつ、対応しない組織に未来はない。

パワハラの事実を、組織のトップが認知しているのに取り組まない場合、その組織に未来はありません。 パワハラが蔓延することになるからです。 そのような組織で、高い生産性を上げられるとしたら、そちらのほうが …

読者登録フォーム

【無料メルマガ】『パワハラを脱出する方法』
読者登録フォーム
お名前(姓名)
 
メールアドレス
受信形式
HTMLメール
文字メール
2017年4月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

パワハラなんかに負けない。

あなたはパワハラなどに負けたりしません。

法律面・心理面・経済面の3側面を考慮に入れた、現実的な解決策を実行しましょう。

パワハラ問題の専門家による現実的な解決法は、こちら。

↑無料個別相談会へのリンク

カテゴリー