パワハラ脱出プロジェクト|福井県敦賀市パワハラ問題解決の専門家による被害者のための総合情報提供ブログ

福井県敦賀市のパワハラ解決コンサルタント(行政書士・コーチ・コンサルタント)による、被害者のための総合情報提供サイト

職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する

仕事ができる人ほど、パワハラを受ける。

投稿日:2016年11月19日 更新日:

仕事ができる人も、パワハラ被害者となります。

むしろ、相談に来られる方は、

仕事ができる人が多い。

 

適格に判断できるからこそ、

ご相談をいただけるのでしょう。

 

【1】仕事ができる人は、加害者にとって脅威

『だれもわかってくれない あなたはなぜ誤解されるのか』という、

とても直球なタイトルの本があります。

 

 

学問的に、しっかりと書かれた本で、大変参考になりました。

 

パワハラを受ける理由も、ここには書かれています。

簡単に言えば、あなたが、

相手の自己肯定感を脅威にさらすからです。

 

【2】自己肯定感を、自分で保てない人たち

自己肯定感は「self-esteem」の和訳です。

esteemは「評価する」という意味ですから、

self-esteemの本来的な意味は、

「自己に対する評価」です。

 

ですから、自己肯定感を上げるのは簡単。

自分で自分を高く評価するだけでよいわけです。

 

しかし、パワハラ加害者は、それができません。

 

自分の自己肯定感を高く保つために、

あなたを排除しなければならないと

思い込んでいます。

 

【3】自己肯定感は、他者との比較で生まれる

実は、この思い込みも、ある程度は仕方がありません。

 

私達は、他者との比較をしたがる傾向があることが、

わかっています。

 

特に自己肯定感が低くなっているときは、

自分より下だと思う人を探すことで、

自己肯定感を高めようとする性質があることも、

心理学的にはわかっているのです。

 

【4】セルフトークの威力

しかし、自己評価を高めるために、

他人の存在は必要ではありません。

 

事実、心理学の実験で、

心の中で自分を褒めることが、

他人からの褒め言葉と、同じくらいのインパクトを持つことが

分かっています。

 

つまり、自分で自分を褒めることで、

自己肯定感を高めることができるということです。

 

【5】24時間365日、自分を高く評価し続けよう

もしあなたが、パワハラ被害を受けているなら、

心の中の声だけは、徹底的に自分を高く評価し続けましょう。

 

ネガティブなものは、ポジティブなものよりも強いのが、現実です。

1つのネガティブ要素が生じたとき、

それを通常の状態に戻すためには、

その10倍近いポジティブ要素がある必要があります。

 

ですから、心の中で徹底的に自分を褒めるようにするのです。

あなたは、他人の評価に影響される必要はまったくないのです。

あなたは、他人が何を言おうと、自分を高く評価し続ければいい。

 

24時間365日、心の中で、自分を高く評価し続けるのです。

現状にとどまっている自分に対して「自分らしくない」と言い、

現状打破に向けた行動をとっている自分に「自分らしい」と評価をしましょう。

 

あなたは、パワハラ被害を受け続けることを、

受け入れるような人ではないはずです。

 

【6】あなたは社会貢献する人

あなたは、社会貢献する人です。

困っている人を助ける人であり、辛い人を支える人です。

 

ご自身の辛い経験を活かして、

社会に役立つことを為すのが、あなたです。

 

もし今、そのような状態になく、

もしくは、そのような状態に向かってもいないなんて、

あなたらしくないことです。

 

これはスピリチュアルな教えではありません。

あなたは、自分のことをそのように評価すべきだということです。

 

仕事ができるなら、社会貢献しなきゃ。

辛い思いをしたなら、辛い思いをした人を助けなきゃ。

そう思うのが、あなたではないでしょうか。

 

社会貢献に向けて、動き出しましょう。

そのための第一歩は、自己評価を高く保つこと。

そして、そのためにするべきことは、心の中で、

自分をいつも高く評価しつづけることです。

 

 

〈追伸〉

もし、今回の記事があなたのお役にたったなら、

こちらのメルマガもきっとお役に立つはずです。

ぜひ一度、お目通しください。

 

 

-職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する

執筆者:


  1. 匿名 より:

    11月3日にパワハラに耐えかね退職しました。3時間も個室で怒鳴られ続け、それが2週間に三回もあり、人格も存在も否定され、家族のことさえも。自殺が頭をよぎりました。しかしこれで終わってはダメだと思い直しました。辛い思いをしている人はたくさんいますが、負けないでほしいと思います。正義は勝ちます。

    • 三國 雅洋 より:

      コメントありがとうございます。

      自殺が頭によぎる気持ち、わかります。

      >辛い思いをしている人はたくさんいますが、負けないでほしいと思います。正義は勝ちます。
      おっしゃるとおりですね。
      私達が、その証明となりたいですね。

comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

パワハラの意味について、行政書士が法的に解説

「パワハラ」という言葉は、日常用語となりました。 これは和製英語で、日本で作られた言葉です。   法律上に定義された言葉ではないのですが、 厚生労働省が定義を出しています。   【 …

パワハラに対抗するために、「許容損失」を決める

パワハラ解決のために、 あなたは何をどこまで費やしてもよいと思えるでしょうか。 どれだけの時間、お金、労力を費やしてもよいでしょうか。 これを意識的に決めることで、行動を起こしやすくなります。 &nb …

no image

職場いじめへの対処法のリスト

職場いじめを解決するためには、 「今、できることを全部実行すること」が必須です。   全部同時に実行していくので、 解決策の数が多ければ多いほど、 解決が早くなることは当然ですね。 &nbs …

no image

人間関係に疲れたときに思い出してほしいこと

 人間関係で疲れたときには、    ぜひこれを思い出してください。        周囲の人も、    人間関係に疲れている、という事実を。     & …

no image

パワハラ被害を受けたら、誰に相談すればよいのか?

パワハラ問題に関わる専門家には、3種類います。 1 心理面のサポートをする専門家 2 法律面のサポートをする専門家 3 経済面(お金)のサポートをする専門家 【1】パワハラ問題解決に必要なサポート し …

読者登録フォーム

【無料メルマガ】『パワハラを脱出する方法』
読者登録フォーム
お名前(姓名)
 
メールアドレス
受信形式
HTMLメール
文字メール
2016年11月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

パワハラなんかに負けない。

あなたはパワハラなどに負けたりしません。

法律面・心理面・経済面の3側面を考慮に入れた、現実的な解決策を実行しましょう。

パワハラ問題の専門家による現実的な解決法は、こちら。

↑無料個別相談会へのリンク

カテゴリー