パワハラ脱出プロジェクト|福井県敦賀市パワハラ問題解決の専門家による被害者のための総合情報提供ブログ

福井県敦賀市のパワハラ解決コンサルタント(行政書士・コーチ・コンサルタント)による、被害者のための総合情報提供サイト

職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する

パワハラ・モラハラを受けて、身動きが取れなくなったときは。

投稿日:2017年1月10日 更新日:

パワハラ・モラハラ加害者は、

小さな嫌味、悪口などにより、

被害者を身動きがとれない状態に追い込みます。

 

被害者は、いつの間にか

どうすることもできない状況へと

追い込まれています。

 

そのジレンマから脱出するためには、

心理・法律・経済の知識が必須です。

 

【1】被害者が、被害者心理を知ることの重要性

被害者は、被害者心理を体験しています。

しかし、被害者心理について

理解しているとは限りません。

 

自分が悪いのではないかと思うことが、

一般的な反応であると思っていない場合があります。

 

加害行為を気にする自分が、

心の小さい人間なのではないかと思うことも、

通常の反応であると知らない可能性があります。

 

誰かに復讐したいと思うことが、

一般的な反応であると知らないこともあります。

 

このような心理反応が、

被害者に共通するよくあるパターンであると知るだけで、

被害者は冷静になることができます。

 

ですから、被害者が、

被害者心理について理解することは

とても大切なことです。

 

【2】条文に基づいた法律知識の必要性

労働問題については、

ツイッターでも多く情報がツイートされています。

 

しかし、条文に基づいた

正確な情報を出している人は、ほとんどいません。

 

これがパワハラ・モラハラ問題の解決を

さらに難しいものにしている現状があります。

 

たしかに法律を学ぶのは面倒なことですが、

法律自体は難しいものではありません。

 

法律の基本は文理解釈です。

条文に書かれているとおりに、意味を取るのが基本です。

第五条  使用者は、労働契約に伴い、労働者がその生命、身体等の安全を確保しつつ労働することができるよう、必要な配慮をするものとする。

第四百十五条  債務者がその債務の本旨に従った履行をしないときは、債権者は、これによって生じた損害の賠償を請求することができる。債務者の責めに帰すべき事由によって履行をすることができなくなったときも、同様とする。

この条文を素直に読めば、

会社には、

生命、身体等の安全を確保しつつ労働できるようにする義務があることになります。

そして、その義務を果たしておらず、損害が生じたなら損害賠償ができるわけです。

 

このように、法律自体は難しいものではありません。

ただただ、条文数が多くなってくると面倒なだけです。

 

しかし、あなたは、

専門家のように全部の法律を知る必要はありません。

自分に必要な範囲内で条文を調べて、

条文を組み合わせるだけでよいのです。

 

もちろん、それだけでも大変なことではあるのですが、

専門家のサポートを突けない状態で、

条文も何も知らずに、

行動を起こすのはかなり難しいでしょう。

 

逆に言えば、条文をしっかりと読むことさえしておけば、

一人でもしっかりと、対立していくことはできます。

 

【3】お金の問題もしっかりと視野に入れる

パワハラ・モラハラが解決できない一番大きな理由は、お金です。

 

定期収入を得る方法がないために、

会社を辞めたくても辞めることができず、

また追い込まれているので身動きが取れない状況にあるために、

ただ耐えるという選択肢を選んでいることがあります。

 

さまざまな理由で転職が難しい場合は、

さらに耐える以外の選択肢は、思いつかなくなります。

 

しかし、今は副業が簡単に始められる時代となりました。

お金もほとんどかかりません。

TwitterなどのSNSと、ブログを使うことで、

あなたのサービスを認知してもらうことも

比較的、しやすくなっています。

 

ですから、特に転職ができない人については、

副業を絶対の選択肢の1つに入れてほしいと思います。

 

【4】専門家のサポートが必須

パワハラ・職場でのモラハラ・嫌がらせについては、

一人で解決するのはとても難しいと思います。

 

一方で、あなたの周囲にいる人々が、

法律・心理・経済の知識を持っているとも限りません。

 

ですから、できれば最初から

パワハラ等についての専門家を雇って、

サポートを得るほうがよいはずです。

 

そしてできれば、経済問題について扱える人であるとよいでしょう。

 

政府は、副業・兼業を原則認めるようにと、

企業に働きかけていく方針ですので、

今後、副業の知識・技術は必須のものとなります。

 

あなたの精神をサポートしつつ、

法律に関する情報提供を受けられて、

さらに副業についても学べるような専門家を

雇って、ぜひ脱出していただければと思います。

 

ただ残念ながら、

私が知る限り、この3つを同時に扱える専門家は私一人です。

 

もしあなたが、そのような専門家になれそうでしたら、

ぜひあなたもなってください。

そのためのサポートもしていますので、

興味があればご連絡ください。

 

【無料メルマガ】『パワハラ被害者を助けたい!』
読者登録フォーム
お名前(姓名)
 姓  名 
メールアドレス
受信形式
HTMLメール
文字メール

-職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

no image

仕事ができる人ほど、パワハラを受ける。

仕事ができる人も、パワハラ被害者となります。 むしろ、相談に来られる方は、 仕事ができる人が多い。   適格に判断できるからこそ、 ご相談をいただけるのでしょう。   【1】仕事が …

no image

パワハラ相談は、現実的な解決策を示せる専門家に!

  パワハラを受けているとき、実は法律はそれほど大切ではありません。 その行為がパワハラに該当するかどうかに関わらず、あなたが苦しんでいることには変わりないからです。 たとえ相手の行為が合法 …

no image

経営者として、組織内のパワハラ風土をなくすためにするべきこと

経営者として、組織内に蔓延するパワハラを止めさせるときも、やめさせやすい相手から攻めるのが基本です。 複数人相手の場合、加害者は一人ずつ削るのです。 オセロで言えば、ヤスリ攻めです。 — 三國雅洋:パ …

no image

パワハラ被害者こそ、労働法の基本を身に付けよう。-厚労省の無料テキストのススメ-

パワハラ被害者にこそ、法律知識が必要です。 法律知識があることによって、「自分は間違ってはいない」と思えるからです。 精神状態を整えるために、法律知識が必要なのです。 【1】パワハラは心理戦 パワハラ …

no image

パワハラ・職場モラハラ被害者には、現状維持+現状打破の心理サポートが必要。

パワハラ・職場モラハラの被害者には、2種類の心理サポートが必要です。 1つは、現状を維持するための心理サポート。 もう1つは、現状を打破するための心理サポートです。 Mariia Honcharova …

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。