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パワハラを受けていて「仕事を辞めたい」と思うのは、甘えなのか。

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パワハラ被害者は、毎日をギリギリのところで過ごしています。

しかし、「今、ここで仕事を辞めるのは逃げだ」と思ったり、「辞めたいと思うのは、『甘え』なのではないか」と思ってしまい、がんばりすぎてしまいます。

 

私達は、辛いことに耐えることが美徳だとおもいがちです。

ですが、それはあなたの価値観ではありません。

社会的に美徳とされているにすぎません。

 

「価値の原理」というものがあります。西條剛央先生が主張されているものです。

この関心相関性を価値の側面に焦点化したものが第3回(リンク)でも触れた「価値の原理」であり、それは「あらゆる価値は関心に応じて判断される」というものである。

http://www.dhbr.net/articles/-/2938

 

この価値の原理に沿って考えてみましょう。

パワハラを受けている状況で「会社を辞めたい」と思うことは、本当に「悪いこと」なのでしょうか。

 

 

「価値は、関心に応じて判断され」るものです。

ですから、あなたが何に関心を持っているか、どのような目的を持つかによって、「よい/わるい」が決まります。

あなたの関心が「パワハラから脱出する」ことであったり、「将来の自分の心身の健康」に関心を持ったりすることであれば、会社を辞めることはむしろ「よい」と判断されることになります。

会社を辞めることは、その関心を充たすための、有効な手段だからです。

 

「会社を辞めたい」と思うのは、悪いことではありません。

あなたの関心を満たすための有効な手段なのです。

 

ですから、むしろ辞めたいのに辞めるための努力をしないことのほうが、「甘え」とされるかもしれません。

辞めたいと思うことを、恥に思わないでください。

パワハラ職場から抜け出すために、積極的に動いていきましょう。

 

 

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