パワハラ脱出プロジェクト|福井県敦賀市パワハラ問題解決の専門家による被害者のための総合情報提供ブログ

福井県敦賀市のパワハラ解決コンサルタント(行政書士・コーチ・コンサルタント)による、被害者のための総合情報提供サイト

職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する

《「利」を切れる》からこそ、パワハラと戦える

投稿日:

『アカギ-闇に降り立った天才』というマンガがあります。

その中に、鷲尾という敵がアカギを、次のように賞する場面があります。

《この男は・・・・・・自分の「利」を切れる男・・・・・・!》

この「利」を切ることができるかどうかは、パワハラと向き合うときにも大切となります。

 

【1】損失を許容できるかどうか

《「利」を切る》というのは、これは損失を許容できるかどうかということです。自分が持っているものを、どこまで失ってもよいかを決められることです。これは起業論では「許容損失の原則」と呼ばれます。

パワハラと戦う場合、さまざまな損失が予想されます。少なくとも労力、時間はかかります。専門家を雇うことになれば、お金もかかります。この損失を許容できる人だけが動けます。

 

【2】リスクに目をつぶるのではない

「許容損失の原則」は、リスクに目をつぶるのではありません。むしろ、積極的にリスクを見つめ、その上で最悪の場合でも許容できるかどうかを判断します。

適切にリスクを取るために、リスクを見つめるのです。リスクを見つめ、許容できると判断したからこそ、迷わずに行動に移せるのです。たとえば、私の場合は、顔を出すリスクを考慮した上で、そのリスクは許容できると判断したから、そうしています。

 

【3】損失を織り込んであるからこそ、新しい行動ができる

副業・起業に関する情報発信についても、実はリスクがあるものです。これを始めることによって、Twitterでいえばフォロアーが、YOUTUBEでもチャンネル登録者が減る可能性は高いと思っています。しかし、それは織り込み済みなのです。

どれだけの利益が出るかについては、実行に移してみないと分からないことのほうが多いのです。取らぬ狸の皮算用をしても、意味がありません。しかし、損失を予想して、それを織り込むことはできます。逆にいえば、損失を織り込んでおかないといつまでも不安が増大して、動けなくなります。

損失を織り込んでおくからこそ、動けるようになるのです。

 

【4】最悪の事態を想定して、許容できるかどうか

最悪の事態を想定して、それが許容できるかどうかを考えてみましょう。

その上で、許容できると思ったり、「大したことない」と思えるなら、実行に移せばよいのです。

もし、冷静に判断して許容できないと思ったら、別の方法を考えたほうがよいでしょう。

いずれにしても、新しい行動を起こすには損失を覚悟しなければなりません。生じうる損失を覚悟できるからこそ、挑戦ができるのです。

自分は何も賭けることなく、利益だけを得ようとするなんてことは、やはりできないのです。

-職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

no image

amazonで商売の基本を学ぶ。【職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する】

新入生は知っておきたい、教科書をお得に手に入れる裏ワザ大学に入学し、受ける授業を決めたら、いざ教科書を買おう!……という気持ちになるのは分かりますが、ここ……….≪ …

no image

ネチネチとしたパワハラへの対処法

パワハラにもさまざまな種類があります。 暴言を言われたり、怒鳴られたりするパワハラは、証拠を取るのは簡単です。 ですが、ネチネチとした陰湿なパワハラは、証拠を取るのが難しい面があります。 また、止めさ …

no image

パワハラを訴えるよりも、加害行為をさせないようにするほうが簡単だ。

パワハラは心理戦です。 ですから、重要なのは、”相手の心理にどのような影響を与えたか”の1点です。 どれだけ地味な行動であっても、それが加害者の心理に大きな影響を与え、あなたが有利になるならいいんです …

no image

能力否定は、「精神的な攻撃」に該当するパワハラ

「無能」、「仕事ができない」など能力否定は、「精神的な攻撃」という類型のパワハラです。 厚生労働省は、パワハラについての定義を出すとともに、パワハラの類型を出しています。 その中で、「精神的な攻撃」の …

no image

なぜパワハラ被害メモを作らなければならないのか?

  パワハラ被害を受けていても、 それをメモしている人は、ほとんどいません。   たしかにメモを取るのは大変です。 しかし、パワハラ対策においてメモほど大切なものはありません。 & …

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。