『アカギ-闇に降り立った天才』から学べることは、本当に多いです。
今、鷲尾麻雀という有名なものを読んでいますが、敵が圧倒的に優位であるとき、どうすればその敵に恐怖を与えられるかの教科書のようなものです。— パワハラ解決コンサルタント 三國雅洋 (@artof_challenge) 2017年5月14日
パワハラは、心理戦です。
その上、加害者にとって有利な状態で始まります。
そこで大切となるのが、戦略です。
どうすれば、加害者の心を折ることができるのかについての戦略です。
【1】パワハラは、相手の心を折る戦い
パワハラへの中途半端な反撃は、もっとも避けるべきものです。
反撃をするなら、一気に徹底的に、躊躇なく、容赦なくしなければなりません。
なぜなら、そうしなければ相手の心を折れないからです。
パワハラは、単なるパワーの奪い合いの戦いではありません。心を折る戦いです。
【2】加害者は有利な状況にいる
一般的な戦いと違う点は、圧倒的に加害者が有利であるという点です。
スポーツは実力が拮抗するように試合が組まれます。どちらかが圧倒的有利というのはありません。
しかし、パワハラが明確に始まっているならば、それは加害者は圧倒的に有利な立場にあるのです。
【3】圧倒的に有利な相手の心を折る
圧倒的に有利な立場にある相手の心を折るには、相手に圧倒的な恐怖を与えなければなりません。「関わってはいけない」と震え上がるほどの恐怖を与えるつもりでなければ、勝てません。
そのときに大切となるのが、圧倒的な何かをすることです。
私がよくするのは、圧倒的な行動量を見せつけることです。被害メモを取り、ボイスレコーダーで録音をし、上司に相談し、ハラスメント相談室に相談し、労働局に相談し、人権擁護委員に相談し、心療内科を受診し、警察に相談することです。そして、それらの行動をとっていることを、加害者に示し続けることです。
相手の予想をはるかに超えることをするからこそ、相手はあなたに恐怖を感じます。相手の予想を超えなければなりません。
【4】『アカギ-闇に降り立った天才』
上記のツイートでも書いたとおり、『アカギ-闇に降り立った天才』は、圧倒的に有利な立場の敵に対して、どうやったら恐怖を感じさせられるかの教科書のようなマンガです。
絵柄に好き嫌いはありますが、マンガ自体としても面白いです。マンガが好きな方なら一度ご覧いただいて、参考にされるとよいと思います。
気分転換にもなり、あなたの心のトレーニングにもなるはずです。