発信した情報のほとんどは、スルーされるもの。
だから、自分が味方にしたい人が、何に関心を持っているのかを考えることは大切。相手が昇給に興味があるのか、職場の雰囲気に関心を割いているのかなどを知っていれば、そこに向けての情報発信をすることで伝わる確率が上がる。— パワハラ解決コンサルタント 三國雅洋 (@artof_challenge) 2017年5月14日
相手の関心を見抜くときに、バランスホイールというものが役立つ。
人はいろいろなことに関心を持つ。たとえば、仕事、趣味、家族、社会貢献活動などいろいろなところに関心を持っている。
その関心のどれかにひっかかるだけで、相手にとってあなたの存在は大きくなる。— パワハラ解決コンサルタント 三國雅洋 (@artof_challenge) 2017年5月14日
【1】重要性の低い情報は、認識にさえ上がらない
脳は、重要性の高い情報だけを、認識に上げます。
反対から言うと、重要性が低い情報はシャットアウトされるのです。
あなたが、クライアントに情報を届けたいと思っていても、相手にとって重要でない情報だと判断されると、そもそも認識にさえ上げられません。
そこで、大切となるのが重要性が高いと判断してもらう方法です。
【2】相手の重要性に合わせる
キャッチ―なタイトルや、アイキャッチ画像などは、注目を集めるためには大切です。
ですが、それは本質ではありません。
大切なことは、クライアントの重要性に合わせて情報を発信することです。
クライアントにとって重要な情報を発信することで、あなたの情報が認識に上げられることになります。
【3】クライアントは、さまざまな関心を持っている
クライアントが関心を持っている分野は、1つではありません。
たとえば私なら、パワハラ問題以外にも、いじめ、教育、コーチング、Mr.Children、家族、子ども食堂、『海皇紀』などのマンガに、関心があります。
そして、これらに関する情報なら、たとえそれが画面の端にあっても見落とすことはありません。
言い換えると、私に情報を届けたい場合、これらのどれか1つに合致していればよいのです。
クライアントがさまざま持っている関心のどれかに、あなたが合致すればよいのです。
【4】関心を通じて、情報を届ける
たとえば、パワハラについての情報を届けたくても、届けられない相手として、Aさんがいるとします。そのとき、私が取るべき行動は、Aさんの関心を満たすような情報発信をすることです。AさんがもしMr.Childrenが好きなら、それを利用するかもしれません。
Mr.Childrenを通して、パワハラの解決策を語るのです。たとえば、「『eveybody goes』の気分。パワハラ加害者にドロップキックしたい。けれど、実際はドロップキックをすると犯罪なので、言葉で反撃していくしかない。」とツイートすれば、Aさんに届く可能性があります。
相手の関心を通じて、情報を届けるのです。
【5】情報発信の質が決め手になる
実際には、クライアントが何に関心を持っているかはわかりません。
ですから、自分が関心があることを通して、情報発信をするしかありません。
そして、その関心の幅が多ければ多いほど、届く可能性がある相手が増えるのです。
ただし、それは関心が広ければよいという意味でもありません。
関心がある情報はたしかに届きますが、継続的に届くかどうかは、クライアントに届けた情報の質によって定まります。
最終的には、発信した情報の質がよくないとリピートはありません。
多くの関心に沿う話を通じて、自分が届けたい質の高い情報を届ける、これが副業・起業においては大切となります。
[…] 【副業・起業】クライアントに、自分の情報に関心をもってもらうためにするべきこと […]