リンクコラボは新しい企画なので、どうやったら参加者が増えるかをいろいろと考えました。
その方法論の中心にあったのは、”プロセスの共有”という考え方です。これは、はあちゅうさんのツイートから借用しました。— パワハラ解決コンサルタント 三國雅洋 (@artof_challenge) 2017年5月28日
リンクコラボについて問い合わせがあれば、問い合わせがあったことをFacebook等で書きました。テーマが決まったとき、参加者が増えたとき、動画がアップされたとき、それぞれでSNSで細かく報告を続けました。
そして、やはりこれが効果的だったようです。— パワハラ解決コンサルタント 三國雅洋 (@artof_challenge) 2017年5月28日
ただ、なぜこの「プロセスの共有」が効果的なのかのほうが大切です。
それはおそらく、”ゴールに向かいつつある感覚”を得られるからだと思います。
自分がこの企画に参加することで、自分も、自分のゴールに向かいつつあると思えることが、「参加したい」という動機を生み出したのだと思います。— パワハラ解決コンサルタント 三國雅洋 (@artof_challenge) 2017年5月28日
もし”ゴールに向かいつつある感覚”が「~したい」という動機を生み出すとしたら、これは様々なことに応用可能です。
とくに、パワハラから抜け出す仲間を作るときには、絶対に役立つはずです。
むしろ、今回はそのことを証明したくて、このリンクコラボを成功させたかったのです。— パワハラ解決コンサルタント 三國雅洋 (@artof_challenge) 2017年5月28日
【1】ゴールの共有と、プロセスの共有
仲間を作るためには、次の2つが必要です。
- ゴールの共有
- プロセスの共有
ゴールを共有し、そのゴール実現に至るプロセスを共有することです。
そして、この2つがされることで本当に仲間が作れることを、「動画リンクコラボ」という企画で実証しました。
【2】動画リンクコラボ
動画リンクコラボというのは、URL上でのコラボレーションです。「私がお勧めするストレス解消法」というテーマで、複数の規格参加者が動画を撮影し、公開します。そして、動画公開をしたときに動画説明欄で、それぞれの動画URLを紹介するというものです。
リンクコラボ再生リスト
https://www.youtube.com/playlist?list=PLfd86zGkOshkuVTLl8xTSLpRG2MAHwZ-Q
このリンクコラボという企画をしている人は少ないため、どうやったら参加者が増えるかはかなり考えました。
【3】プロセスの共有
実際に効果があったと思えるものが、「プロセスの共有」というものです。
”リンクコラボをやりたい”とSNSで書くところから始め、”一緒にやりましょう”と呼びかけ、問い合わせがあれば”問い合わせがあった”と書いて、参加者が増えれば”参加者が増えた”と書きました。私の体験を、ほぼリアルタイムで共有していったのです。
体験の共有をすればするほど、多くの人が興味を持ってくれ、参加者が増えました。好循環が起き始めたのです。
最終的には、当初の希望に近い数である7人の参加者となりました。
リンクコラボの人数はもともと8名ほどで考えていたので、ほぼ理想の人数が集まりました。
しかも、たった1週間で集まったのです。
【4】ゴールに向かいつつある感覚
プロセスの共有は、仲間を集めるのにとても役立つ手法です。
プロセスを共有することによって、人を巻き込むことができるのは、”ゴールに向かいつつある感覚”が生まれるからでしょう。
自分も一緒にゴールに近づいている感覚が生まれるからでしょう。
より正確に言うなら、ゴールに近づきつつある感覚が生まれて、ゴール実現が可能だと思えるようになるからだと思います。
【5】加害者以外は、パワハラを職場からなくしたいと思っている
加害者を除いて、誰でもパワハラを職場からなくしたいとは思っています。
ただ、それが実現可能だとは思っていないから、誰も動かないのです。
しかし、その状況を変えることはできる可能性があります。
プロセスの共有という手法を使うことで、周囲を味方につけていくことが可能なのです。
周囲の味方が増えれば増えるほど、パワハラをなくすという夢物語の実現可能性は高まります。周囲の人も実現可能だと思い始めるでしょう。そうなれば、一気に味方となってくれる人が増えるはずです。
ゴールを示し、ゴール実現に向けてあなたが取っている行動を共有していきましょう。そのプロセスを細かく共有すればするほど、周囲の人は、ゴール実現の可能性を感じ取ることができるようになります。
諦めずに動いていきましょう。そして、その動きを共有していくのです。