パワハラ脱出プロジェクト|福井県敦賀市パワハラ問題解決の専門家による被害者のための総合情報提供ブログ

福井県敦賀市のパワハラ解決コンサルタント(行政書士・コーチ・コンサルタント)による、被害者のための総合情報提供サイト

職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する

パワハラ相談をするときは、伝えたいことを文書にしておくことが大切。

投稿日:

パワハラについて、パワハラの担当者に相談するときは伝えたいことを文書にするようにしましょう。

相談するときはどうしても気持ちが高ぶってしまい、口頭でうまく伝えられなくなります。

ですから、伝えたいことは文書にしておくのです。

絶対に文書に書くべき内容は、次の3つです。

  1. (被害事実)どのような被害に遭っていたのか
  2. (気持ち)どのような気持ちになったのか
  3. (望む解決)どのような解決を望んでいるか

この3つ以外にも書くべきことはありますが、この3つだけは書きましょう。あなたがどのような現状にあり、どのようなことを目的としているのかを伝えるのです。

あなたが受けてきた被害やそれによって生じた悲しい気持ちなどは、被害メモなどにまとめられているなら、それをあらためて文書にする必要はありません。「添付の被害メモ記載のとおりの事実があり、大きな精神的苦痛を受けました。」のように書いておき、そのあとにあなたの望む解決を書きましょう。

口頭ですべてを伝えようとしないことが大切です。文書で伝えられることは文書で伝えるようにしましょう。そして、文書では伝わらない部分を口頭で伝えるようにするのです。

その文書がどれだけ分量が多くなっても構いません。あなたの伝えたいことが、文書だけで伝わることを目指して文書を作りましょう。

そして、実際に相談する前にその文書を手渡してから相談をするのです。

パワハラを相談するときは、必ず先に文書を作りましょう。そうすることで、相手はあなたの口頭での話しに集中することができるようになります。あなたの受けてきた被害もイメージしやすくなるので、あなたの味方にもなってくれるでしょう。

文書の力を使いましょう。

-職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する

執筆者:


  1. 伊藤 より:

    生命保険会社30年歴、上の部長に相談して、上記の内容で岐阜支社で支部長と統括育成部長と私と私の第三者と3時間の話し合いが合わず、私が精神的にまいっているとつたえたら、年休でやすんでと仕事をさせてくれと頼んでも、心療内科の先生に就労可という診断書もってこないいと、年休でも仕事のパソコン取り上げ、使用不可にしますと脅かされ、同じ支部長も最後に私一人に関われないと私と仕事をしていると精神的に病んでしまうと言われて、一緒に仕事をする気力が失われています。診断書は、不眠症、環境整備が改善策でした。パワハラホットラインがあると言われていますが、本社の部署に直接まとめて、伺っても大丈夫ですか?退職は希望してません。

    • 三國 雅洋 より:

      コメントありがとうございます。
      ここまでの経緯がよく分からないのでご回答はできないです。

      時系列でどのようなことがあったかを詳しく教えていただけますか?
      それによってはお役に立てることがあるかもしれません。

comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

no image

パワハラ被害に遭っていて、副業・兼業を考える場合に意識してほしい2つのこと

パワハラ被害に遭うと、復職や再就職が怖くなりますよね。 ”復職や再就職をしても、また同じ目にあうのではないか”と不安になるでしょう。 不安や恐怖心が強いと、復職や再就職に向けた行動も、なかなか取ること …

パワハラ・職場モラハラについて、味方を作ろう。

パワハラ・職場モラハラから脱出したいとき、 意識して作ってほしいものが2つあります。 味方 証拠   この2つのうち、いずれかがないと ただ耐えるという選択を 選びがちになります。 &nbs …

no image

パワハラの恐怖を乗り越えるためにするべきこと。

恐怖を乗り越えるために、動き続けることが大切です。 恐怖は基本的には行動を起こすための準備をする感情です。ですから、行動を起こしたほうが気持ちが落ち着きます。だから、何でもいいので動き続けましょう。 …

no image

パワハラ被害者が、冷静になるための危機心理学

パワハラを受けていると、身動きが取れなくなってきます。 解決策が認識できなくなってくるのです。 Korf-Adri via Compfight 【1】感情優位状態では、解決策が見えない パワハラ行為を …

no image

パワハラを受けたら、すぐに辞める準備をしよう。

パワハラを受けたら、すぐに辞める準備を始めましょう。 私は、パワハラ脱出支援の専門家として、さまざまな方の相談を受けてきました。 その中での結論の1つが、パワハラ職場の改善ができる可能性は、恐ろしく低 …

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。