パワハラの事実を、組織のトップが認知しているのに取り組まない場合、その組織に未来はありません。
パワハラが蔓延することになるからです。
そのような組織で、高い生産性を上げられるとしたら、そちらのほうが不思議です。— 三國雅洋:パワハラ解決コンサルタント (@artof_challenge) October 23, 2017
【1】パワハラを放置する会社に未来はない
パワハラは基本的には、影で行われます。そのため、組織のトップが気付かないことはあります。
しかし、パワハラの事実に気づいていて、何も対処しない会社もあります。
このような会社には未来はありません。
もしあなたの組織のトップがパワハラを認識しておきながら放置しているなら、転職等を考えたほうが賢明です。
【2】パワハラが蔓延する組織の恐ろしさ
パワハラはウィルスのようなものです。適切に対処しなければ拡散されていきます。
パワハラが蔓延する組織では、常に誰かがターゲットとなっています。ターゲットが退職に追い込まれても、パワハラは終らないのです。すぐに誰か別の人がターゲットとなり、パワハラが始まります。
そして、これは加害者が辞めても終らないのです。加害者が退職しても、他の残った人が今度は加害者となってパワハラを始めます。
組織全体の病気なのです。
【3】生産性が低くて当然
グーグルは「心理的安全性」こそが、生産性のカギであることを突き止めました。
グーグルが突きとめた!社員の「生産性」を高める唯一の方法はこうだ(小林 雅一)
パワハラがある職場で、高い生産性など発揮できるはずがないのです。
ですから、被害者としてはミスが多くなりがちになります。それがまた、パワハラをするきっかけとなるのです。
被害者以外の、加害者・傍観者間にも心理的安全性はありません。お互いに信頼関係などないのです。
誰もが仕事をしにくい状況なのですから、生産性が高まることはありません。
【4】転職等に向けて動き出そう
パワハラがあり、それをトップが放置する場合、その職場改善はとても困難になります。
ですから、被害者としてできるだけ早く転職等に向けて動き出すことをお勧めします。
もし、年齢的に転職が難しい場合は、副業を考えましょう。
何もせずに現状維持の行動を続けることが、もっとも危険です。
パワハラ問題は動き続ける人が助かります。ですから、解決に向けた行動を少しでもよいので取っていきましょう。