パワハラの解決には、戦略と戦術が必要です。
私は戦争用語は好きではありませんが、パワハラは心理戦という戦いだと考えています。
戦いなら、勝つべくして勝たなければなりません。
また、短期決戦が基本です。— 三國雅洋:パワハラ解決コンサルタント (@artof_challenge) November 1, 2017
パワハラは心理戦です。
相手の心を折ったほうが勝ちとなる戦いです。
戦いですから、戦略と戦術を考えなければなりません。
相手はそもそも「パワー」を持っているのです。何も考えずに戦いを挑めば負けてしまいます。
【1】パワハラは心理戦
パワハラとの戦いは心理戦です。
被害者としては、加害者の加害の意思を折れば勝ちです。「アイツに関わるとロクなことがない」と思わせたら、あなたの勝ちです。
そのためには、一気に徹底的に躊躇なく行動を行い、完膚なきまでに叩き潰さなければなりません。
【2】中途半端が一番危険
加害者に対してときどき言い返すなどの、中途半端な反撃は絶対に避けましょう。
中途半端な反撃は加害者を刺激し、攻撃をエスカレートさせます。そして、パワハラを長期化させます。
すべての戦いは短期決戦が基本です。パワハラという命を掛けた戦いはショーではありません。時間配分など考える必要はありません。攻撃を開始したら、できるだけ早く決着がつくように徹底的に叩き潰さなくてはなりません。
【3】準備を整える
もし加害者を叩き潰す準備ができていないなら、そのための準備に時間をかけましょう。
加害者に気づかれないように証拠と味方を集めて、着々と状況を整えていくのです。
そして、状況が整った場合は、一気に徹底的に躊躇くなく動きます。
【4】戦いを避けて、職場改善はできない
加害者との戦いを避けて、職場改善はできません。
あなたが職場に残るか、相手が職場に残るかのどちらかです。少なくともその覚悟がない状態で、戦うことは困難です。
あなたが職場に残りたいのであれば、加害者を異動・退職のどちらかをさせるように動く必要があります。そのためには、証拠と味方は必要です。
いずれにしても、現状維持では解決はできません。最悪の事態を想定し、覚悟を持って行動に移していきましょう。