パワハラ被害を受けていて、加害行為を止めたいなら、まずは「その場でメモをとる」を実行してみてください。
パワハラ行為があったら、その場でメモ帳を取り出して、日常、内容などをメモしましょう。— 三國雅洋:パワハラ解決コンサルタント (@artof_challenge) February 7, 2018
【1】パワハラ行為をストップさせる
パワハラ行為を受けていて、その加害行為を止めさせたいなら、まず試してほしいのが「その場でメモを取ること」です。
パワハラは通常、形式上は「指導」として行われます。
そのため、相手の「指導」をメモすることは何も問題がありません。
そして、メモ帳を持っている人間に対して、暴言等を続けられる人はいません。
つまり、メモは証拠にもなり、かつ、パワハラ行為を最小限に抑える盾にもなるのです。
【2】その場でメモを取る
パワハラ行為が行われたら、その場でメモ帳を取り出して、内容をメモします。
罵倒されたならその内容を、挨拶を無視されたならその事実を、それぞれメモするのです。
具体的に何を、どのようにメモするべきかは、私のステップメールで事例つきでご紹介しています。そちらをご覧ください。
三國 雅洋 【無料・動画講座】「パワハラ脱出プロジェクト」のすべて
あなたがメモ帳を取り出す行為を、相手に見せることが大事です。
それによって、相手はあなたに対しての加害行為をしにくくくなります。
上司に通告されるなどの不利益を、イメージするからです。
【3】挨拶が無視されたら、その場でメモ帳を取り出す
あなたが挨拶をして無視をされたなら、その場でメモ帳を取り出してメモしましょう。
遠くで陰口・悪口を言っているように見えたなら、メモ帳を取り出してメモしましょう。
自分にだけ重要な情報が回ってこなかったなら、それに気が付いたときにメモ帳を取り出してメモしましょう。
そのようにメモ帳を取り出すことが、相手に対する心理的プレッシャーとなります。
あなたのメモする行為が、加害者に対するプレッシャーとなるのです。
【4】ペンとメモ帳は、最大の武器になる
本来であれば、ボイスレコーダーでの録音もしてほしいところです。
しかし、録音に対して躊躇する人が多いため、なかなか実行してもらえません。
それは録音という行為が、日常的なものでないからでしょう。
それに対して、メモをするというのは日常でも許される行為です。
私は仕事をするとき、ほぼ間違いなくメモ帳を持っています。そして、思いついたことはメモしています。これは勤務していた時代も同じですが、それを咎められたことはありません。
メモをするというのは、日常的に許容されやすい行為なのです。
そして、加害行為をストップさせるのに有効な行為でもあります。
ペンとメモ帳があればすぐにでもできることであり、効果も高いものです。
ですから、今すぐペンとメモ帳を持つようにして、被害にあったらすぐにその場でメモを取るようにしてください。