パワハラ脱出プロジェクト|福井県敦賀市パワハラ問題解決の専門家による被害者のための総合情報提供ブログ

福井県敦賀市のパワハラ解決コンサルタント(行政書士・コーチ・コンサルタント)による、被害者のための総合情報提供サイト

職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する

パワハラに負けないために、「職場内の優位性」から逃れる準備をしておく。

投稿日:2017年5月2日 更新日:

パワハラは「職場内の優位性を背景」にした、あなたに対する攻撃です。

ですから、「職場内の優位性」の影響を受けない状態を作れば、パワハラは受けなくなるのです。

つまり、”会社をいつでも辞めることができる状態をつくること”が、パワハラに負けないためには必須です。

 

【1】「職場内の優位性」は、どこにあるのか

加害者の、パワーの源は何でしょうか。

加害者はどのような「職場内の優位性」を持っているのでしょうか。

あなたが、加害者に対抗しようとするときに、躊躇してしまう理由は何でしょうか?

 

まずは、この点を明確にしてみましょう。

たとえばそれが、ただ「すぐに怒鳴って怖いから」であれば、いくらでも対応策はあります。

しかし、それが「会社の人事権を握っているから」であれば、もっと根本的な対抗策が必要です。

 

【2】職場外にいつでも出られるようにしておく

パワハラは、職場内の優位性を背景にしたものです。

ですから、職場外にいつでも出られるようにしている人は、パワハラを受け続けたりはしません。

「こんな会社、いつでも辞めてもいいんですよ」と思っている人は、パワハラを我慢したりはしないのです。

ですから、会社外に出られる準備をしておくことはパワハラ解決において大切なことです。

少なくとも、転職サイト、転職エージェントへの登録はしておくべきです。

 

【3】理想的なゴールを目指す

現在の会社を辞めようとすると、さまざまなデメリットが思い浮かぶでしょう。

たとえば、転職をする場合給料が下がる可能性がありますし、その職場がパワハラ職場である可能性もあります。

 

ただ、理想としては高く持っておくべきです。

なぜなら、パワハラ被害を受けているときは、ただでさえ視野が狭くなるからです。

ゴールを意図的に高く持つことで、視野を高くもつようにするのです。

 

長期的に考えたとき、現在の職場にいることが本当によいことなのか。

これを考えるには、まずは視野を高く持つ必要がありますので、まずはゴールだけでも高くもっておきましょう。

 

そして、高い視野を維持しながら、「職場内の優位性」から逃れる方法を考えましょう。

-職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

書評-『LAW(ロウ)より証拠』

今回は法律編です。 『LAW(ロウ)より証拠』という書籍をご紹介します。 http://amzn.to/2orBY4k   法律関連の問題を自力で解決したい方には、必須の本と言えるでしょう。 …

no image

パワハラ解決の最初の一歩とは?【職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する】

【理論編】  パワハラから脱出するための最初のステップ、 それは自分の心身を守る技術を身に付けること。  カウンセリングを受けるだけでは足りません。 それでは、これからどうすればよいかが分からないから …

no image

パワハラを相談するときに、必要な証拠とは?

パワハラ・職場いじめ・嫌がらせについて相談するときには、 どのような証拠が必要かはご存知でしょうか? 今回は、行政書士として、必要な証拠の集め方についてご説明します。   【1】証拠の基本は …

no image

職場いじめ・嫌がらせ対策に、証拠が必要となる理由。

人間の性質上、いじめ・嫌がらせは行われるものです。 だからこそ、それに対処する技術は、全員が身に付けておくべきものだと考えています。 そして、いじめ・嫌がらせに対処するために大切となるのが「証拠」です …

no image

パワハラ加害者は、自己利益のみに関心がある。

パワハラ加害者にも、 もちろんさまざまなタイプがいます。   しかし、自己利益のみに関心が高く、 他者利益については関心が低いことは、 ほぼ間違いがありません。   【1】パワーを …

読者登録フォーム

【無料メルマガ】『パワハラを脱出する方法』
読者登録フォーム
お名前(姓名)
 
メールアドレス
受信形式
HTMLメール
文字メール
2017年5月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

パワハラなんかに負けない。

あなたはパワハラなどに負けたりしません。

法律面・心理面・経済面の3側面を考慮に入れた、現実的な解決策を実行しましょう。

パワハラ問題の専門家による現実的な解決法は、こちら。

↑無料個別相談会へのリンク

カテゴリー