パワハラ被害者の多くは、精神科や心療内科に通院をしています。
そこで定期的なカウンセリングを受けている人も多いでしょう。
しかし、カウンセリングだけでは、パワハラを解決することができません。
カウンセリングの基本は「これまでのあなた」に戻すことだからです。
パワハラを受ける以前のあなたに戻っても、加害者のパワハラを止めることはできません。
「新しいあなた」になるからこそ、パワハラを止めるための行動がとれるのです。
【1】カウンセリングは必要
パワハラ被害者に対して、カウンセリングは必要です。
精神科・心療内科への通院、カウンセリングがあるからこそ、精神を冷静に保つことができます。パワハラを耐え続けることが可能になります。
心身の状況が悪化しないのは、カウンセリングの効果です。
ギリギリのところで耐えることができるのは、医師やカウンセラーの助力があってこそです。
【2】カウンセリングだけでは解決できない
あなたは、医師やカウンセラーによって、心身の状況を保つことができます。
「これまでのあなた」を取り戻すことができます。
現状維持を続けることができるようになります。
しかし、現状維持ではパワハラを止めることはできません。
現状を打破するためには、「これまでのあなた」では足りないのです。
カウンセリングの目的は、「以前のあなた」を取り戻すことです。
それでは、パワハラ加害者のパワハラ行為を止めることはできません。
【3】パワハラを止められるあなたになる
パワハラを止めることができるようになるには、「新しいあなた」になる必要があります。
パワハラの被害メモを取り始めたり、録音・録画を始めるなど、今までとは違う行動を取れる自分になる必要があります。
パワハラを解決するために必要な行動を、取ることができるあなたになる必要があるのです。
新しいあなたに代わるためには、コーチングが最も有効です。
【4】コーチングは自己肯定感・自己効力感を上げる
コーチングは自己肯定感・自己効力感を上げる技術です。
パワハラ被害者は、パワハラ行為によって自己肯定感・自己効力感を大きく傷つけられています。「自分には価値がない。」、「自分は無能だ」と思い込まされています。
この自己肯定感・自己効力感を高めることができるのが、コーチングです。
コーチングはコーチが、クライアントに対して、自己肯定感・自己効力感を高める働きかけを行います。
これによってクライアントの自己概念を変えます。
【5】自己概念が快適領域を決める
自己概念は、その人の「快適領域」を決めます。誰もが「自分らしさ」の枠に閉じ込められています。
「自分らしくない」と思う行動を取ると、身体は緊張状態になり、急いで「自分らしい」状態に戻ろうとします。
パワハラ解決に向けて証拠集めを始めても、いろいろな理由をつけてやらなくなります。
パワハラを録音・録画するための機材を用意しても、不安や恐怖が出てきて、実行できずに終わってしまいます。
「今までの自分」を保とうとする力に、おしこめられます。
【6】「新しい自分」に押し込める
「自分らしさ」を保つように、私達は無意識に判断・行動をしてしまう性質があります。
そのため、パワハラを解決するには「パワハラを解決できる自分」になる必要があるのです。
「新しい自分」が出来上がれば、私達はその「新しい自分」を保とうとします。
これまでの自分は自分らしくないものとなり、新しい自分になろうとする力が生まれるのです。
新しい自分が出来上がることで、新しい自分になるように内面の力が働くのです。
【7】パワハラを解決できる自分
パワハラを解決できる自己概念を作るためには、自己肯定感、自己効力感を上げる必要があります。
今までのあなたの自己肯定感、自己効力感は、パワハラを耐えることを選んできました。
あなたが持てる自己肯定感、自己効力感では、パワハラを解決することを信じきれなかったのです。
パワハラを解決できるあなたになるには、これまでのあなたとは圧倒的に違う高い自己肯定感、自己効力感を持つ必要があります。
自分の価値と能力を信じているからこそ、行動を取ることができるのです。
そのような高い自己肯定感、自己効力感を持つために、コーチは働きかけを行います。
【8】コーチングを受けて、自己肯定感、自己効力感を高める
コーチングはそもそもが、自己効力感、自己肯定感を高める技術です。
コーチングを受けることで、高い自己肯定感、自己効力感を得ることができます。
自分を信じることができるようになり、結果として今までとは違った判断・行動ができるようになります。
パワハラ加害者に対して、毅然と対応できるようになる人もいます。
怖くて退職を言い出せなかったのが、退職の意思を伝えることができるようになったりします。
今までの自分ではできなかったことが、できるようになるのがコーチングです。
もしあなたがカウンセリングをずっと受けていて、パワハラを耐える日々を送っているなら、一度コーチングを受けてみてください。
コーチングを受けて自己肯定感、自己効力感を高めることで、あなたは行動ができるようになります。
辛い状況から抜け出すために、ぜひコーチングを利用してください。
私のコーチングをご希望の方は、下記のページからお願いいたします。
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