パワハラ脱出プロジェクト|福井県敦賀市パワハラ問題解決の専門家による被害者のための総合情報提供ブログ

福井県敦賀市のパワハラ解決コンサルタント(行政書士・コーチ・コンサルタント)による、被害者のための総合情報提供サイト

職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する

パワハラ加害者に下げられた自己肯定感は、解決に向けた行動によって取り戻せる。

投稿日:

パワハラ加害者は、あなたに「呪い」を掛けます。

あなたの自己肯定感を下げる呪いです。加害者はあなたが無能であり、存在価値がない人間であるかのように思い込ませようとします。自己肯定感や自己効力感が下げられるのです。

奪われた自己肯定感や自己効力感を取り戻すのに、役立つ心理的手法はいろいろとあります。

その中でも最も効果的なものが「解決に向けた行動を取ること」です。

【1】加害行為は、加害者にとって「娯楽」

加害者にとって、パワハラ加害行為は娯楽の1つです。

心理学や脳科学では「シャーデンフロイデ」と呼びます。

下記の書籍がとても分かりやすいです。

https://amzn.to/2wMZgp6

【2】娯楽によって自己肯定感、自己効力感が下げられる

加害者にとっては単なる「娯楽」ですが、被害者にとっては「事件」です。

他者からの悪意・害意に晒され続ければ、誰でも自己肯定感・自己効力感は下がります。自分の存在価値を信じきれなくなり、自分の能力の高さも信じきれなくなります。

周囲の人は「気にしなければいい」と言いますが、気にせずにいることは不可能です。人間は周囲の目を意識してしまう生き物だからです。

【3】気にしないことは無理だが、受け入れないことはできる

他者から自分に向けられた悪意・害意を無視することは、人間の性質上、できません。

しかし、それを受け入れないことはできます。

パワハラ加害者の言動に対して、「またバカが何か言ってるな」と思うことはできます。

加害者の言動に傷つくことは仕方ありませんが、それを真に受けなくてもよいのです。

加害者は所詮、他人を攻撃することに愉しみを見出すような、低レベルな人間です。

あなたを評価することなどできませんし、その人たちがあなたに向けた言葉もゴミ同然です。

【4】「解決に向けた行動」が、回復につながる

下げられた自己肯定感・自己効力感を取り戻すために、もっとも効果的なものが「解決に向けた行動」です。

行動によりも優れた自己肯定法はありません。

解決に向けた行動を取ることで、「パワハラなんかに私は負けない」という強いメッセージを自分に伝えることができます。「私はパワハラに屈する人間ではない」という強い自己肯定になるのです。

解決に向けた行動は、どれだけ小さいものでもかまいません。

何をすればよいのかが分からないときは、まず証拠集めから行うのがよいでしょう。被害メモを取り続け、録音や録画を行うのです。

そのような小さな行動を行えば行うほど、自己肯定感・自己効力感は高まっていきます。自信を取り戻すことができるようになっていくのです。

最初から大きな行動を行わなくてもよいのです。あなたが「試してみたい」と思う行動をとっていけば、自然と大きな行動がとれるようになっていきます。

解決に向けての行動を取り続けましょう。そして、パワハラ加害者からの呪いから解放され、本来のあなたを取り戻しましょう。

-職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

no image

小さく多く仕返しすれば、パワハラ行為をストップさせられる。

パワハラ加害行為は、日々、行われます。 そして、その加害行為1つ1つは、小さなことかもしれません。 しかし、その小さな行為は集まって、1つの大きな攻撃となります。 あなたに恐怖を植え付け、あなたを身動 …

no image

パワハラ加害者を監視(ウォッチ)することで、加害行為にけん制をする。

パワハラに耐え続けても、エスカレートする一方です。無視したり、耐えてはいけません。 しかし、反撃をするのも心理的にはハードルが高いでしょう。 そのような場合は、けん制することをお勧めします。まずやって …

no image

パワハラ被害者に弱い人はいない。すでに強い人であり、望めばもっと強くもなれる。

パワハラ被害に遭っている方の中に、弱い人なんていません。 加害者が、あなたにそう思いこませようとしているだけです。 あなたはすでに強い人ですから、それを忘れないでくださいね。 — 三國雅洋:パワハラ解 …

no image

パワハラ脱出後をイメージしよう。

 モチベーションは、    ゴールと現状のギャップを、    無意識が感じることによって生まれます。       「私は○○であるべきなのに、     …

no image

【雑記】プロセスを共有することで、仲間が増えていく

コーチで、YOUTUBEのリンクコラボという企画を立ち上げました。 この一連の流れを見ていただくことで、ゴールとプロセスの共有がいかに大切かを理解していただけたらと思います。仲間を作るプロセスというの …

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。