パワハラ脱出プロジェクト|福井県敦賀市パワハラ問題解決の専門家による被害者のための総合情報提供ブログ

福井県敦賀市のパワハラ解決コンサルタント(行政書士・コーチ・コンサルタント)による、被害者のための総合情報提供サイト

職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する

適切にリスクを取って、パワハラ・職場いじめ・嫌がらせから抜け出す。

投稿日:

現状を打破するには、

何かしらのリスクを取る必要があります。

 

今まで通りのことをすれば、

リスクはほとんどありません。

しかし、現状を打破することはできません。

 

しかし、ただリスクを取ればよいというわけでもありません。

一歩間違えれば、単なる無謀なギャンブルになります。

 

大切なことは、適切にリスクを取ることです。

 

【1】適切にリスクを取る方法

適切にリスクを取るというのは、

最悪の結果になっても困らない程度に、

リスクをとること。

 

これはリスクを取らないこととは違います。

 

 

しっかりとリスクはとるのです。

 

自分が許容できる損失の範囲内で、

取りうるリスクはとるのです。

 

【2】リスクを取るとは、現状から外れること。

頭の中で解決策を考えることは、リスクを取ることではありません。

あなたは今まで、さまざまな解決策を考えてきたはずです。

しかし、それはあなたの現状の内側の行動にすぎません。

 

リスクを取るというのは、現状から外れることをすることです。

今までの自分らしくないことを考え、実行することです。

 

今まで、ただ耐えてきたなら、

耐えるのを止めて反論をすること。

 

今まで反論をしてきたなら、

反論するだけでなくボイスレコーダーで録音すること。

 

今までボイスレコーダーで録音してきたなら、

録音を証拠にして、労働局などに指導・助言を求めること。

 

今まで、労働局に指導・助言を求めてきたなら、

法律家を交えて、一気に行動を起こすこと。

 

今の自分にとって、当たり前ではない解決策を実行することが、

あなたのやるべきことです。

 

【3】許容損失を見極める

 

このように言うと、無謀な行動をするように伝えていると

思われるかもしれません。

 

しかし、そうではないのです。

 

あなたが取りうる損失の範囲内で、

つまり、最悪の結果になっても、許容できると思える範囲内で、

あなたは今までの自分らしくない言動をしてほしいのです。

 

これが、適切にリスクを取るということ。

 

何も恐怖や不安を感じないなら、そこにリスクはありません。

つまり、現状を打破することは、とても難しいでしょう。

 

一方で、ただただ「自分らしくないこと」をしても意味がありません。

メンタリストDaiGoさんは、鉈(なた)を投げてから、いじめがなくなったそうです。

しかし、そのようなことが許されたのは、それは中学生だったからです。

大人が同じことをすれば、下手をすれば殺人未遂で逮捕は免れないでしょう。

つまり、許容損失の範囲内ではないということです。

 

あなたは、客観的に自分が取りうるリスクを判断した上で、

自分らしくない行動をとる恐怖を乗り越えなければなりません。

 

それが、現状打破をするために必須の心の持ち方です。

 

【4】現状を打破するための、脳と心の使い方

解決策から生じるリスクが、

許容損失の範囲内であれば、

実行するのは簡単なはずです。

 

なぜなら、もし最悪の事態になったとしても、

損失は許容できる範囲内で済むからです。

 

しかし、それでも実行できない場合があります。

 

たとえば、身近な例で言えば、

町で見かけた”知り合いかも知れない人”に声を掛けること。

 

『君の名は』の最後の場面のような状況ですね。

 

しかし、声を掛けること自体に、リスクはほとんどありません。

もし間違っていても、「人違いです」と言われるだけ。

損失はほぼゼロです。

 

それでも、動けないのが人間です。

それは心理的な障害があるから。

不安や恐怖に、行動を押しとどめられるからです。

 

ですから、その心理的な障害をなんとかしなければなりません。

その方法を身に付けるのが、コーチングです。

 

現状を打破する、脳と心の使い方を身に付けること。

それがコーチングです。

 

私が、パワハラ被害者にコーチングを勧めるのは、

カウンセリングでは、現状を打破することが難しいからです。

 

カウンセリングの第一の目的は、普通にすることです。

 

 

しかし、ただ普通に戻っても、パワハラは解決などできません。

 

【5】現状打破できる人になること

あなたは、適切に現状打破する人にならなければなりません。

そうしなければ、パワハラは解決などできません。

 

適切にリスクを取りつつ、

積極的に行動を起こしていかなければなりません。

それは単なる根性論では達成不可能です。

 

目的地を見つめ、現状を冷静に把握して、

方法をその場その場で生み出しながら、

スピーディーに行動を行っていく必要があります。

 

このような人になるのに必要なものは根性論ではなく、

心理学等に則ったうえでの特殊訓練です。

 

世の中には、訓練を受けなくても、

自然とそのような考え方を身に付けている人はいます。

 

私の知り合いにも、少なくとも2人はいます。

一人は講師をしており、一人は議員をしています。

 

しかし、訓練を受けずに

現状打破の方法を身に付けている人は、少数です。

 

ですから、もしあなたが現状打破が苦手なら、

ぜひ訓練を受けることを考えてみてください。

 

遠回りかもしれませんが、

一度身に付けてしまえば、この技術はずっと使えます。

一度、自転車に乗れるようになれば、

少々のことでは忘れないのと同じです。

 

ですから、一生ものスキルということができます。

 

いずれにしても、

現状を打破するためには、

現状打破するための思考法を身に付けることは必須です。

 

もしあなたが、現状を打破したいけれど

どうしたらよいのか分からずにいるなら、

一度、お声をおかけください。

 

きっとお役に立てると思います。


【無料メルマガ】『パワハラ被害者を助けたい!』
読者登録フォーム
お名前(姓名)
 姓  名 
メールアドレス
受信形式
HTMLメール
文字メール

 

-職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

変えるべきは行動ではない。【職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する】

 【理論編】  行き詰っているときに、  最初に変えるべきはセルフイメージです。    行動を変えても、  セルフイメージが変わらないと、  もとに戻ります。     私はプロ家庭教師をしていましたが …

no image

パワハラ事例に関する、他の方のアメブロ記事をシェア

私も、会社を辞める前に 「スタッフや、取引先の前で 辞める理由を説明しろ!」と、 言われたことがあります。 断りましたけれどね。   ちなみに、義務ないことをさせるは、 強要罪という犯罪です …

no image

パワハラを受けた場合は、安全配慮義務違反として、会社に直接、損賠賠償請求ができる。

パワハラを受けた被害者は、会社に対して損害賠償を請求できます。 この場合の法的根拠は、2つあります。 1つは使用者責任、もう1つは債務不履行責任です。 パワハラにおいて、大切となるのは債務不履行責任で …

no image

加害者に何を言われても、あなたには関係がない

パワハラの加害者は、 あなたにいろんなことを言ってきますよね。   気にするなと言われても、 気になるのは当然です。   気になるのは仕方ないことですが、 他人の言動を受け入れる必 …

no image

ボランティア活動をしている人のほうが、ビジネスに向いている。

パワハラ被害を受けていて、転職も難しい方には、副業・起業を考えるようにお伝えしています。 もちろん、転職活動を止める必要はありません。 転職活動を続けながら、副業・起業に向けた行動もとってもらいたいの …

読者登録フォーム

【無料メルマガ】『パワハラを脱出する方法』
読者登録フォーム
お名前(姓名)
 
メールアドレス
受信形式
HTMLメール
文字メール
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

パワハラなんかに負けない。

あなたはパワハラなどに負けたりしません。

法律面・心理面・経済面の3側面を考慮に入れた、現実的な解決策を実行しましょう。

パワハラ問題の専門家による現実的な解決法は、こちら。

↑無料個別相談会へのリンク

カテゴリー