パワハラ・職場いじめ・嫌がらせを、
早急に解決したいときは、
公(おおやけ)にすることを目指しましょう。
おおごとにするわけではなくて、
あなたが困っている、悩んでいるということを、
できるだけ多くの人に、
知ってもらえるようにするということです。
【1】まずは家族に、悩みを打ち明けよう
まずは、家族に悩みを打ち明けてみましょう。
家族に打ち明けられると、少し前に進みます。
もっともいけないのは、一人で抱え込んでしまうことです。
抱え込めば抱え込むほど、言い出しにくくなります。
家族の心配は、多くの場合、経済面です。
つまりは、収入の見込みさえあれば、
辞めていいと言ってくれることが多いでしょう。
【2】家族にも言えないなら、ツイッターでつぶやく
家族にも言えないなら、匿名でアカウントを作って、
ツイッターでつぶやいていきましょう。
客観的事実を書き込めば、後々証拠としても使える可能性があります。
被害メモの書き方については、被害メモテンプレートを見ていただくとよいでしょう。
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【3】家族に、ツイッターのアカウントを教える
ツイッターで記録が進んだら、ツイッターのアカウントを
家族にメールして教えてみましょう。
ツイッターは、ご存知のとおり、公開されていたら誰でも見れます。
ツイッターのアカウントがなくても、見るだけならできます。
たった一行、あなたのアカウントのULRを、メールするだけです。
それで、あなたの辛い現状を伝えることができます。
もちろん、匿名でブログをして、
同じことをしてもよいのです。
大切なことは、SOSを明確に発信すること。
そのためなら、それはLINEでも、Facebookでも、
手紙でもなんでもいいのです。
【4】家族の次は、同僚
家族に開示できたら、次は同僚に、
パワハラ等で困っていることを打ち明けましょう。
相談はしなくてもよいのです。
ただ、打ち明けるだけでいい。
「○○で困っているんです。」と言うだけいい。
打ち明けることによって、他の人にも打ち明けやすくなります。
そうすれば、その中に必ず、あなたの味方となってくれる人が出てきます。
【5】職場内にいないなら、職場外の同僚に打ち明ける
パワハラ行為が行われている、
その職場内に味方がいなくても、
職場外にならいる場合があります。
そうすると、その職場外の人が、
職場内の人とつながりがあって、
中を取り持ってくれることもある。
もしかしたら、ハラスメント相談室へ
通報をしてくれるかもしれません。
もちろん、そのようにうまくいくことは
ほとんどないのですが、
それでも開示したと言う事実が大切です。
それによって、今度は法律家や労働局に
相談しやすくなるからです。
【6】本当に小さな一歩が、次の一歩につながる
パワハラ等の悩みを打ち明ける相手が、
広がれば広がるほど、
物事の解決は早くなります。
公にすればするほど協力者が増えるというのもありますが、
一番の理由は、他の人に協力を求めやすくなるからです。
人は、あなたがSOSを発信しない限り、助けてはくれません。
ですから、できる限り、多くの人にSOSを発信していきましょう。
まずは匿名のサービスを使って、次は実名で家族に、同僚にと、
SOSの発信者をより明確に、そしてより広く届けていってください。