悪口大会・陰口大会は、
本当に嫌気がさしますよね。
私も、会社に勤めていたときは、
イヤイヤながら聞いていました。
【1】悪口大会・陰口大会は、誰にとっても悪影響
言葉は映像を引き起こし、
映像は感情を引き起こします。
セルフ・コーチングの手法として、
セルフトークのコントロールというものがあります。
このセルフトークのコントロールは、
この言葉、映像、感情の関連を利用して、
現状を打破しようとします。
セルフトークのコントロールについて、
詳しい説明はのぞきますが、
大切なことは、言葉の影響力は大きいということ。
赤色のものを探そうという意識はなくても、
今、あなたが周囲を見渡せば
自然と赤色のものが目に入ってくるはずです。
それは「赤色のものを探そう」という文字を観てしまったから。
人は、言葉から自然と影響を受けている生物なのです。
【2】セルフトークで、自分の心身を守る
だからこそ、悪口大会・陰口大会には、
参加しないのが賢明です。
しかし、あなたが悪口を言わなくても、
その場にいる限りは、悪影響を受けてしまいます。
だからこそ、あなたに身に付けてほしいのが、
セルフトークのコントロールです。
自分の心の声(セルフトーク)を、
コントロールすることです。
【3】セルフトークのコントロールの前提
セルフトークは、「あるべきセルフイメージ」から生まれます。
自分をどんな人間だと思っているかが、
心の中の声を生み出します。
たとえば、有名ゲーム実況者のちはやさんは、
”自分はメンタルの強さには自信がある”と、
動画の中でおっしゃっています。
メンタルが強いのが自分らしいという自己イメージがあり、
そのイメージに沿った言葉が生まれてくるのです。
ですから、セルフトークのコントロールとは、
自己イメージのコントロールでもあるわけです。
では、あなたは自分をどのような人間なのでしょうか。
【4】悪口・陰口をいう人々を、バカにしていたいか
先に書いておくと、私は復讐を肯定しています。
そして、悪口大会・陰口大会をする人たちとは、
できれば近寄りたくはありません。
ですが、その人たちを心の中で蔑み続けるのは、
あなたらしくないと言わざるを得ないでしょう。
自分の復讐心を満たすために、
相手に対して蔑むのはOKです。
ですが、自分の気持ちが落ち着いたら、
心の中での悪口もやめるほうがよいでしょう。
誰にとってよいかと言えば、
あなたにとってよいのです。
【5】何が自分らしいかを決める
自分らしさ、自己イメージから、
心の中の声が決まります。
一方で、心の中の声を変えることで、
自分らしさを作り出すこともできるのです。
使う言葉が変われば、人格は変わります。
英語と日本語では人格が違うという人は、
たくさんいますね。
それと同じです。
使う言葉を変えることで、自分を変えることができます。
【6】悪口大会・陰口大会のある会社にいることについて
悪口大会・陰口大会が行われる会社にいることは、
あなたにとって、あなたらしいことでしょうか。
その会社は、あなたにふさわしいところでしょうか。
私は、そうは思いません。
あなたは、そういう人がいないところで働き、
同じように悪口や陰口をイヤだと思っている人のために、
働くべきだと思います。
その人たちのために、動いてみてください。
動けば動くほど、自己肯定感は高まり、
自分自身の心も守りやすくなります。
「自分はこんなところにいるべきじゃない」という思いが強くなり、
何か行動を起こさなければという思いが強くなります。
自己イメージだけは下げないでください。
自己イメージを高く保ち続け、
そのために必要な行動を行い続けることで、
あなたはその職場から脱出できるようになります。
私のクライアントがそうであるように、
あなたも脱出して、
人助けのために動いていただけたらと思います。