パワハラ脱出プロジェクト|福井県敦賀市パワハラ問題解決の専門家による被害者のための総合情報提供ブログ

福井県敦賀市のパワハラ解決コンサルタント(行政書士・コーチ・コンサルタント)による、被害者のための総合情報提供サイト

職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する

職場で嫌がらせを受けるのは、嫉妬が原因

投稿日:2016年12月23日 更新日:

 

職場で嫌がらせを受ける原因で、

もっとも多いと思われるのは、嫉妬です。

 

嫉妬が原因のパワハラは悲惨です。

嫌味・悪口・陰口という形でされるので、

直接的な証拠が残りにくく、

また、言い返したとしても

「あなたのことじゃない。自意識過剰」と言われます。

 

【1】排除行動に出る理由

『だれもわかってくれない なぜあなたは誤解されるのか』と言う本は、

この嫉妬による排除行動を、科学的に紹介しています。

 

少し長いですが、引用します。

ぜひ一度、目をとおしてみてください。

《戦略1:相手よりも自分の方が(中略)優れている点に注目する》

戦略2:相手と自分が同じグループに属している点に注目する。

この場合、相手の成功は自身のものでもあり、その素晴らしい栄光に自分も浴すると考える。

戦略3:相手の優れた点が自分にとって脅威でないと判断する。

相手の持つリソースが自分のものと重なっていない。

あるいは相手の優れた点を特に評価しない。

戦略4:右の3つの戦略のどれをとってもうまくいかないときや、

どれもうまく当てはまらないときには、相手の優れた資質や業績が、

認識する側の自己肯定感にとって脅威となる。

そのため、相手を避けたり、邪魔したりして、脅威をなくそうとする。》

(上記書籍から引用 強調は筆者)

 

【2】加害者は自己肯定感を守りたい

職場で嫌がらせを受ける大きな原因は、

先ほど引用した文章のとおりです。

 

つまり、相手にとって、

あなたは自分の自己肯定感を脅かす存在だということ。

自分の自己肯定感を保つために、

あなたを排除しようとするということです。

 

つまりは、嫉妬です。

 

【3】原因は、相手にある

ですから、原因は相手にあります。

加害者はあなたを攻撃する、さまざまな理由を言います。

しかし、本音は逆です。

 

加害者は、あなたを排除したいがために、

あなたを攻撃する理由を探すのです。

 

ですから、あなたは自分が悪いと思う必要は

まったくありません。

 

 

そもそも、他人を攻撃するほうが悪いに決まっています。

 

【4】嫉妬に対して、どう対処するか

嫉妬は、相手の感情の問題です。

ですから、そこについて、あなたは何もできません。

 

あなたがするべきことは、

あなたの気持ちをスッキリさせること。

 

パワハラ行為を受けたことに対して、

しっかりと仕返し、報復をして、

あなたの気持ちを晴らすことです。

 

パワハラを会社に訴えたとしても、

会社が動いてくれるとは限りませんし、

また、加害者に罰が下るとも限りません。

結果については、どうなるかはわかりません。

 

でも、あなたの気を晴らすことはできます。

加害者のパワー源を奪い取ったり、

罰を求める行動を取るなど、

できる限り、考え付く限りの対応策を取っていくことで

あなたの気持ちを晴らすことはできます。

 

行動を起こすことで、

あなたの自己肯定感を取り戻し、

負けるものかという気持ちを取り戻せるのです。

 

たとえば、次のような行動をとってみてください。

  • 詳細な被害メモを集める
  • ボイスレコーダーで、悪口・嫌味・陰口を録音する。
  • 証拠とともに、上司にパワハラ行為について相談をする。
  • 証拠とともに、会社の相談室に相談する。
  • 証拠とともに、労働局に相談する。
  • 証拠とともに、法律専門職に相談する。
  • 各専門家に相談した事実を、上司や会社の相談室に伝えた上で、加害者への処罰を求める。

他にもさまざまな解決策がありますが、

大切なことは思いつくかぎりのことをすること。

あなたにできる解決策は、

全部を同時に並列的に実行していくことです。

 

行動を起こすことが、

あなたの自己肯定感を保つことにつながります。

 

消して簡単なことではありませんが、

できるかぎりの行動をとっていってください。

 

もし、取れる行動は何もないと思ってしまっているなら、

一度、私にご相談ください。

あなたの現状を踏まえた上で、あなたがとりうる解決策を

具体的にお教えします。

 

ご相談はこちらから。

 

 

-職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

経営者として、職場のパワハラ解決のためにするべきこと

経営者としてパワハラに困っているなら、「小さい指摘」をおすすめします。 パワハラ的行為がある都度に、「それはよくない」と軽くでも指摘するのです。 大切なことは放置しないことで、これは組織としても、法的 …

パワハラ被害者の起業が、通常の起業と違うところは?

パワハラ被害から脱出する方法の1つに、副業・起業があります。 ただし、パワハラに遭っている中での起業には、通常の起業と大きく違う点があります。 それは、精神状態です。   【1】闘争・逃走モ …

no image

本当に復讐がしたいのかを考える。【退職できないジレンマを解消する。】

 パワハラ被害に合うと、    復讐をしたいと考える人がいます。        その気持ちは十分にわかります。    パワハラや職場いじめで、     …

no image

学校教師のパワハラ相談先は?パワハラ問題専門家の行政書士が解説。

公立学校の教師の方のパワハラ相談先は、基本的には「教育委員会」です。 私立の学校の場合は、一般の労働者と同じく厚生労働省の労働総合相談コーナーが相談先となります。 相談窓口のご案内|あかるい職場応援団 …

no image

会社を辞めたいと思ったついでに。【職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する】

40代、50代になっても同じ会社に居続ける理由今や多くの人が経験する転職。特に若手の場合は入社後数年で退職するという例も少なくなくなった。一方、転……….≪続きを読 …

読者登録フォーム

【無料メルマガ】『パワハラを脱出する方法』
読者登録フォーム
お名前(姓名)
 
メールアドレス
受信形式
HTMLメール
文字メール
2016年12月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

パワハラなんかに負けない。

あなたはパワハラなどに負けたりしません。

法律面・心理面・経済面の3側面を考慮に入れた、現実的な解決策を実行しましょう。

パワハラ問題の専門家による現実的な解決法は、こちら。

↑無料個別相談会へのリンク

カテゴリー