辛い現状にいるときは、
できるだけリラックスを意識しましょう。
緊張状態は、IQは下がります。
また、視野狭窄を生み出し、
失敗を引き起こします。
【1】「闘争・逃走」モードから抜け出す
辛い状況にいるとき、
人は「闘うか・逃げるか・立ち止まるか」の状態にあります。
短期的にこの場をどう乗り切るかだけが、
意識に上がっている状態です。
実際にIQも下がるそうですし、
視野も狭くなることがわかっています。
辛い現状を抜け出すためには、
まずリラックスモードを取り戻す必要があります。
長期的視野に立って、計画を立てられるように
する必要があるのです。
【2】長期的視野に立つには?
長期的な視野に立つには、
脳が「休止・計画モード」になっている必要があります。
簡単にいえば、これはリラックスしている状態です。
洞窟の中で、
どうやってマンモスを捉えようかを考えている状態であり、
どこに行けば果物があるかを考えている状態です。
【3】辛い状況で、リラックスするには?
リラックスするのに本当に役立つのが、深呼吸です。
1分間に4~6回の呼吸にすると、リラックスできます。
これは私も、いつも心がけています。
身体の緊張状態も意識しましょう。
頭から順番に力が入っていないかを確認して、
力が入っているところは抜いていきます。
緊張をとけば、リラックスできるのです。
【4】さらにリラックスを深めたいなら?
リラックスをより深めるのに役立つのが、
イメージングです。
正確にはビジュアライゼーションと言います。
ゴール達成している自分を、
臨場感を持って想像することです。
ポジティブな想像は、
強いリラックス効果があるのが
心理学的にもわかっています。
【5】仕事中に想像はできない?
仕事中に、ニタニタと想像しているなんて、できないでしょう。
しかし、深呼吸と、身体の緊張状態のチェックなら、
いつでもできるはずです。
ゆっくりと深く呼吸をするように、
いつも意識してみましょう。
身体の緊張状態も意識に上げてください。
この2つは、いつでもできるものであり、
かつ、効果的なリラックス法ですから、
いつでも心がけてほしいです。
【実践編】
1 1分間に4~6回のペースで、呼吸をします。5~7秒かけて吸って、5~7秒かけて吐きます。
2 身体に力が入っていないかどうか、意識しましょう。そして、力が入っていたら抜いていきましょう。
3 上記の2つを、常に意識しましょう。