イケダハヤトさん、という方がいらっしゃいます。
プロブロガーで、
”まだ東京で消耗してるの?”というコピーでも有名な方です。
この方が、次のようなツイートをしています。
会社やめてひったすらアフィリエイトに専念すれば、そこそこ上手い人なら1年で月の利益が20万には達するはず。下手な人でも10万は行くかな。もちろん、ひたすら書かないとダメですが……会社員よりつらいっすよ!w
— イケダハヤト (@IHayato) 2017年2月12日
これを見ると、アフィリエイトに参入することの怖さが
きっとお分かりいただけるでしょう。
アフィリエイトは代理販売です。
誰かの商品・サービスをあなたが代わりに販売することです。
どこから買ってもよいという意味で、
あなたがそれを販売する理由が
作りにくいのです。
【1】アフィリエイトとバリュー・プロポジション
私は、アフィリエイトはおすすめしません。
あなたの価値を、最大限に発揮するのが難しいからです。
バリュー・プロポジションという概念があります。
これは、
あなたに提供できる価値で、
顧客が望んでいる価値であり、
競合他社が提供できない価値の
ことです。
つまりは、あなたが
社会に提供できる
最大の価値のことです。
アフィリエイトは、他人の商品・サービスの代理販売ですから、
あなただけが提供できる価値との関連を示すのが、
なかなか難しいのです。
【2】アフィリエイトができるなら、自分で販売をしたほうがいい
アフィリエイトで販売ができるなら、
自分でサービスを作って販売するほうがよいでしょう。
別の人がつくった商品であるからこそ、
信頼を得やすいというのは、たしかにあります。
たとえば、アマゾンで紹介されている本を紹介したとき、
その商品の品質について、不安がられることはないでしょう。
ですが、いずれにしてもマーケティングまたはセールスが必要ですので、
それができるなら、自分で商品を作って販売するほうがよいです。
むしろ、アフィリエイトしてもらう側になるべきです。
【3】何より時間を掛けらない
イケダハヤトさんがおっしゃっているように、
ものすごく一生懸命やって、1年がかりです。
そのような時間的な余裕があれば、
するのがよいと思います。
ですが、パワハラ等の被害を受けている最中は
そのような余裕はないはずです。
ですから、あまりアフィリエイトはおすすめしないのです。
もちろん、書籍の紹介をしている人なら、
ついでのアフィリエイトをしておいて損はありません。
ですが、あくまでも書籍代を回収するぐらいのものであり、
メインの収入源にするというのは、おすすめできません。
プロブロガーが会社員よりきついと言うことを、
パワハラ被害に耐えながら1年間行うのは至難の業です。
メインとして考えずに、気分転換でお小遣い程度に考えるように
しましょうね。2