今回は、起業についての話です。
起業をしたいときに、あなたが最も悩むのは「何(なに)で、起業をするか」でしょう。
つまり、どんな「商品・サービスを販売するか」で悩むことになるはずです。
【1】誰に貢献したいのか
ですが、私があなたが最初に考えてほしいのは「誰に貢献をしたいか」です。
マーケティングで言うところの、「ターゲット」の選定です。
あなたはこれから起業をします。
ですから、商品・サービスは自由に作ることができるのです。
そうすると、あまりにも自由がありすぎて、商品を作ることさえできなくなってしまいます。
ですから、まずは「誰に貢献したいのか」を決めて、制限を作るのです。
【2】クライアントの悩みを、一気に解決する商品・サービス
その上で、そのクライアントが抱える悩み、困りごとを5~10個書き出してみましょう。
そして、その5~10個を一気に解決するような商品・サービスを考えるのです。
5~10個の症状を生み出している、根本問題を解決するサービスを考えましょう。
熱が出ていて、解熱剤を投薬するのではありません。
熱を出している根本問題、インフルエンザウイルスを無力化する薬を開発するのです。
それでこそ、あなたが商品・サービスを世に出す意義があるのです。
【3】クライアントの役に立ちたいという思いが、根本にある
商品・サービスの根本には、クライアントの役に立ちたいという思いが必要です。
この気持ちがなければ、起業に向けた行動というのはとりえないのではないでしょうか。
言い換えれば、クライアントのことを考えるからこそ、起業ができるのです。
商品・サービスを考えることができるのも、クライアントの役に立ちたいと思うからこそです。
ですから、最初から起業の種を探すのは止めましょう。
そうではなくて、クライアントが抱える悩み・困りごとを把握することを心掛けましょう。
そこから、起業の種は自然と見つかります。
あなたが持つ、クライアントに貢献したいという思いに、ただ従えばよいのです。
あなたができる貢献を知るために、クライアントの悩み・困りごとの把握に努めましょう。