【理論編】
現実的なことを言えば、
パワハラ職場・職場いじめから逃れる方法は、2つです。
転職または起業です。
法律家として心苦しいところはありますが、
法律は武器の1つです。
戦うためにあるものであって、
パワハラ職場・職場いじめを中止させるには、
かなり難しいものと言わざるを得ません。
法律が、あなたの力になるとすれば、
あなたが、行政書士・社会保険労務士など、
法律家としての資格を持ったときです。
資格を持つと、多くの場合、
あなたに対するパワハラ・職場いじめはなくなります。
ですが、現時点において、
行政書士試験でも合格率はおよそ5%未満とされています。
難関資格となってしまっている現状です。
ですから、
パワハラ対策のために資格取得を目指すのは
遠回りでしょう。
コミュニケーション能力の発展によって、
パワハラをなくすことができる、というのは、
かなり楽観的な判断だと思っています。
相手を批判しようとすれば、
どのような批判でも可能です。
なんでも完璧にこなしたとしても、
それは「ロボットみたいなやつだ」と言われます。
攻撃する理由は、
相手が無理やり作り出しているのです。
ですから、コミュニケーション能力を上げても、
改善するのは難しいでしょう。
では、どうすればよいのかとなると、
やはり転職か起業、ということになってしまいます。
【実践編】
1 職場のパワハラ・職場いじめに対して、自分が取りうる行動をリストアップしましょう。
2 取りうる行動は、全部同時に実行しましょう。
3 2の中には、転職または起業に向けた行動を、必ず含めましょう。