パワハラ脱出プロジェクト|福井県敦賀市パワハラ問題解決の専門家による被害者のための総合情報提供ブログ

福井県敦賀市のパワハラ解決コンサルタント(行政書士・コーチ・コンサルタント)による、被害者のための総合情報提供サイト

職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する

パワハラを受けて「なぜ自分が辞めなくてはならないのか」と思ったときの考え方

投稿日:

パワハラは本来、会社が組織として組織的に対応すべきことです。

会社には、法的に、労働契約に基づく安全配慮義務があります。

パワハラを放置することはこの安全配慮義務違反であり、損害賠償の対象になります。

言い換えると、パワハラを放置するということは、その損害賠償義務を許容するということです。

【1】その会社は、あなたにふさわしいか

パワハラを放置する会社は、法的リスクを許容しているのです。

素直に損害賠償に応答することはありませんが、少なくとも法的リスクは許容しています。

そのような会社が、あなたにふさわしいでしょうか?

あなたがそこに居残ってあげる必要性があるでしょうか?

【2】退職後でも損害賠償はできる

パワハラは、不法行為または労働契約に基づく損害賠償請求です。

そのため、少なくとも3年間は損害賠償請求をすることができます。

これは当然に、退職後でも可能です。

ですから、もし会社に対して損害賠償請求をしたい場合は、退職してからでも可能です。

【3】転職後に、やり返してもよい

パワハラに対する復讐は、退職後でも、できるのです。

転職して経済的な基盤を作ってからでも、できます。

ですから、復讐のために会社に残るということは止めましょう。

あえて「一矢報いてから辞める」ということはしなくてもよいのです。退職してから、法的に正々堂々と仕返しをすればいい。

あなたにとってふさわしくない会社を辞めるために行動を起こしましょう。そして、退職後に”許せない”という気持ちがあるなら、守りをしっかりと固めてから戦いましょう。

-職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

厚労省パワハラ6類型「個の侵害」の例

厚生労働省は、パワハラを下記のように定義しています。 職場のパワーハラスメントとは、同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内での優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身 …

no image

パワハラから脱出するには、新しいつながりが必要。

パワハラからの脱出には、 新しいつながりが必要です。   そのつながりは、 弁護士などの 法律家とのつながりかもしれませんし、 別の部署の同僚など、 会社内でのつながりかもしれません。 &n …

no image

パワハラ被害に遭っていて、副業・兼業を考える場合に意識してほしい2つのこと

パワハラ被害に遭うと、復職や再就職が怖くなりますよね。 ”復職や再就職をしても、また同じ目にあうのではないか”と不安になるでしょう。 不安や恐怖心が強いと、復職や再就職に向けた行動も、なかなか取ること …

no image

パワハラに対して、組織は事実認定を重視しすぎている。

パワハラにおいて、組織が加害者にどのように対応するかが、とても大切です。 加害者への働きかけを放置するのは論外ですが、もっとも一般的な対応はこれです。 つまり、「あの人に何を言っても変わらない」と言っ …

no image

パワハラを上司に相談するときに、しておくべきこと

上司にパワハラ・職場いじめ・嫌がらせを相談しても、 上司が動いてくれない可能性はあります。   それどころか、 まったく動かないことが、 よくあります。   ですから、上司に相談し …

読者登録フォーム

【無料メルマガ】『パワハラを脱出する方法』
読者登録フォーム
お名前(姓名)
 
メールアドレス
受信形式
HTMLメール
文字メール
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

パワハラなんかに負けない。

あなたはパワハラなどに負けたりしません。

法律面・心理面・経済面の3側面を考慮に入れた、現実的な解決策を実行しましょう。

パワハラ問題の専門家による現実的な解決法は、こちら。

↑無料個別相談会へのリンク

カテゴリー