パワハラに心が折れそうなときこそ、被害メモや録音・録画などの証拠集めをしましょう。
ただ我慢し続けるだけでは、自己肯定感を保つことはできません。
証拠を集めている行為が、あなたの心を支えてくれます。— 三國雅洋:パワハラ解決コンサルタント (@artof_challenge) April 22, 2018
パワハラは心理戦です。加害者とあなたとの間で、どちらが先に相手の心を折るかの戦いです。
ですから、あなたには自分の心を守るための技術が必要となります。
そして、そのために役立つのが法律知識です。
法律知識は、あなたから迷いを取り除いてくれます。
我慢し続けているだけでは、自己肯定感を保つことはできません。
法律知識を身に付けて、その法律知識に基づいて動くことで自己肯定感を保てるのです。
【1】パワハラは心理戦
パワハラは心理戦です。
どちらが先に相手の心を折るかの勝負です。
加害者の、加害の意思を折ればあなたの勝利です。
あなたに対してパワハラをする意思を失わせることが、あなたの勝利です。
【2】自分の心を守る技術こそ必要
パワハラは心理戦であるために、大切となるのが”どうやって自分の心を守るか”です。
そのためには、さまざまな心理学的な方法論があります。たとえば、セルフトークのコントロールという心理技術があります。文章完成法に基づく、自己評価を高める方法もあります。
これらの心理技術は確かに効果的ですが、自分一人で行っても効果を実感しにくいというデメリットもあります。
【3】法律知識があなたの心を支える
あなたの心を守る方法として、効果を実感しやすいのが「法律知識を身に付けること」です。
パワハラの定義や、加害者に対して法律的にどのような責任追及ができるのかを知ることが、あなたの心理的な支えとなります。
”加害者の言動は、法的には許されないことだ”という確信を持てることで、安心できるのです。
相手の言動が社会的に悪いと言い切れないと、それがストレスとなってしまいます。
法律知識は、それを取り除いてくれます。
【4】法律知識で自己肯定感を保つ
パワハラに関する知識を身に付けて、自己肯定感を保ちましょう。
そして、法律知識が活かせるように、証拠集めを始めましょう。
被害メモや録音・録画で、パワハラの証拠を集めるようにしましょう。
そうやって動くことで、あなたは自分を肯定しやすくなります。
それが、あなたをパワハラによる悪影響から守ってくれます。
あなたなら状況を改善することができるはずです。
ぜひ、無理をしない範囲でよいので、動いてくださいね。