パワハラ被害を誰かに打ち明けるのは、勇気がいることです。
特に、同僚や上司に相談するとなれば様々なリスクがあります。
ですから、友人に相談するというところから始めてみるのも1つの手ですね。誰かに打ち明ける練習になります。
できることを実行に移していることが素晴らしいのです。— 三國雅洋:パワハラ解決コンサルタント (@artof_challenge) April 27, 2018
パワハラ被害は、被害者にとってはとても屈辱的なものです。
ですから、それを誰かに打ち明けるのは勇気がいることです。
また、同僚や友人に相談するのはリスクもあります。
ですから、最初は友人に相談を持ちかけるのも1つの手です。
それが、今後の他人に打ち明けたり、相談したりするための練習になります。
【1】パワハラ被害は屈辱的なもの
パワハラは被害者にとって屈辱的なものです。
自分が物のように扱われれば、誰でも屈辱を感じます。
その屈辱的な経験を、誰かに話すのは勇気が要ります。
【2】パワハラ被害の開示には、勇気がいる
パワハラ被害を打ち明けるには、かなりの勇気が必要です。
加害行為は1つ1つは「嫌がらせ」と呼ばれるものですので、自分の被害の深刻さが伝わるかどうかも不安になります。
そして、自分の気持ちを理解してもらえるかどうかも不安です。
さらには、自分が受けた被害が第三者に拡散されないかも不安になります。
自分が悪いわけではないと確信していても、一般的に自分が非難される可能性があるのですから、なかなか打ち明けられないのは当然のことです。
【3】職場内での相談はリスクも多い
職場内での相談は、リスクもあります。
パワハラについて適切に対応できる相手でなければ、退職に追い込まれるだけになる可能性もあります。
職場内での相談は、簡単にはできません。
【4】友人に相談することから始める
ですから、友人に相談することから始めるのは1つの手です。
そして、その場合も二次被害の恐れを考えて、相談するのではなく「打ち明ける」というところから始めるとよいでしょう。
あなたが加害者から受けている言動を、ただ事実として述べてみるのです。たとえば「上司に挨拶しても無視される」と事実を打ち明けてみるのです。そして、そのときの反応を見てみます。
そして、信頼できると思ったら、具体的に相談をしてみればいいのです。
もちろん友人の助言は、大抵の場合は役に立ちません。
しかし、誰かに相談をする練習にはなります。
【5】解決に向けた行動を起こすことが大切
”友人に被害を打ち明ける”、もしくは”相談をする”といった小さな行動であっても、その行動が次の行動のきっかけになります。
どのような行動も、それは解決に向けた布石となるのです。
ですから、あなたができる範囲でよいので、解決に向けて行動を起こし続けてください。
あなたならできます。
無理をしない範囲でいいので、できることを実行に移していきましょうね。
会社以外の人に話しをしたことで専門家に相談までできるようになりました。医師から友人や大学の先輩は他人会社の目線に合わせないとダメと言われましたがやはり会社以外の人に話したことが正解だったと思います。