事実として、
常に誰かがパワハラ・嫌がらせの
ターゲットになる職場があります。
毎年、新入社員の誰かがなることが多いです。
【1】ターゲット選定に、理由はない
いじめや嫌がらせを受ける人に、
決まった特徴はありません。
何度も書いているデータですが、
過去3年以内にパワハラを受けたことがあると答えた人は、
およそ25%。
つまり、4人に1人は、
過去3年以内にパワハラを受けたと感じています。
4人に1人が、何かしらの特徴を持っているとしても、
それが、パワハラを受ける理由になるでしょうか。
ちなみに、血液型がO型の人は、およそ30%です。
【2】パワハラする理由は作られる
もちろん、あなたが自分で自分の非を認め、
それについて改善しようとするのは、
すばらしいことです。
しかし、その非を改善しても、
パワハラ行為はなくならないでしょう。
なぜなら、加害者側は、パワハラをしたくて、
理由をでっちあげているからです。
人の非を非難するのは簡単です。
【3】会社の文化を変えたいか
そうなると、
現実的な対応策は絞られてきてしまいます。
異動をして職場を変えるか、
退職して会社を変えるか、
職場環境を変えるか、です。
この中で最も理想的なものは、
職場環境を変えることですが、
それはつまり、企業文化を変えることです。
現実的に考えてかなり実現は難しいですし、
そもそもあなたが、本当にそれを望むかどうか、です。
【4】会社改善のために、安全領域を作る
会社改善を本気で考えるとしたら、
かなりの決意と準備が必要です。
少なくとも、辞めさせられようになるぐらいの
覚悟は必要となります。
反対から言えば、
「いつでも辞めてやる」という思いがあれば、
職場環境の改善に取り組むこともできます。
大切なことは、あなたの安全を確保すること。
まずはそれを考えてください。
そして、安全確保ができて、
あなたが望むのなら、
職場環境を変えるための行動に取り掛かりましょう。
職場環境の改善に興味がないなら、
転職先を探しましょう。
転職ができない場合には、副業を考えてください。
諦めても、何もよいことはありません。
現状から脱出するために、できることはなんでもしましょう!