パワハラを受けて、死にたいと思うことは恥ではない。

【1】死にたいと思うのが、自然なこと

パワハラに限らず、

ハラスメントは人格への攻撃です。

 

人格への否定的な感情のことを、「恥」と言います。

自分の行為ではなくて、

自分の存在自体に対する嫌悪感が、恥です。

 

この恥の感情は、当然に自己肯定感を下げて、

うつ傾向を高めます。

 

その結果、死にたいと思うのは、当たり前のことなのです。

ですから、死にたいと思うこと自体は、恥でもなんでもありません。

自己肯定感を下げられ続ければ、誰でもそう思います。

 

 

【2】恥の感情は、「死にたい」を引き起こす

恥の感情の恐ろしいところは、

「死にたい」という気持ちを引き起こすことです。

 

そして、この恥の意識は、

行為の改善にはまったく役に立たないことが、

心理学的な実証でわかっています。

(参考)『ネガティブな感情が成功を呼ぶ』

ネガティブな感情が成功を呼ぶ | ロバート ビスワス=ディーナー, トッド カシュダン, 高橋 由紀子 | ビジネス・経済 | Kindleストア | Amazon

 

「死にたい」と思いつつ、行為の改善には至らない。

そうなると、当然、また自分のことがイヤになります。

こうやって、悪循環が続いていくのです。

これが恥の恐ろしいところです。

 

これが他人によって起こされるのが、

ハラスメントです。

 

その意味で、「死にたい」と思うのは

自然なことなのです。

 

【3】恥を感じるべきは、相手

しかし、本来、恥を感じるべきは加害者です。

 

少なくとも私達は、自分を守る目的以外で、

他人を攻撃したいとは思いません。

 

少なくとも、自分から攻撃をしかけたりはしません。

 

相手が嫌がる姿を認識しているのに、

さらに罪悪感もなく、攻撃を続けるなんて

比較的、攻撃的な私でも信じられません。

 

【4】死にたいと思うのは、恥ではない

恥を感じるべきは相手です。

それぐらい、人として恥ずべきことをしています。

 

あなたは、加害者からそのような加害行為を受けています。

ですから、死にたいと思うのは、何も恥ではありません。

 

ですが、恥を感じる必要もありません。

もし、あなたが非がある行為をしてしまって、

それを改善する必要があるなら、「罪悪感」を持ちましょう。

 

これは、自分の行為についてのネガティブな感情であって、

あなたの存在に対するネガティブな感情ではありません。

 

恥を持っても、行為の改善には至りません。

行為について、罪悪感を持つべきです。

 

あなたは、自分ではそうは思わないかもしれませんが、

あなたが自分を恥じる必要はまったくありませんし、

心理学的には、むしろしてはいけません。

 

あなたが現状を打破したいなら、

恥ではなくて、行為について罪悪感を持ちましょう。

「私の存在はOKだけれども、この行為はダメだった」と、

心の中で思い続けてください。

 

あなたに、恥の感情は必要ありません。

 

あなたは辛い状況に耐えていますから、

それだけでも自分を褒めてください。

その上で、改善したい行為があるなら、改善しましょう。

 

あなたが否定的な感情を持つとしたら、

自分の存在についてではなくて、

自分の行為についてだけにしましょう。

 

すべてについて、「私らしくなかった。次はこうしよう」と考えるようにしましょう。

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三國 雅洋 について

パワハラ問題解決の専門家 行政書士・プロフェッショナルコーチ・元医療法人理事 法律・心理・経済の専門知識を使って、パワハラ問題を総合解決へと導く日本唯一の専門家
カテゴリー: 職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する パーマリンク

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