パワハラ脱出プロジェクト|福井県敦賀市パワハラ問題解決の専門家による被害者のための総合情報提供ブログ

福井県敦賀市のパワハラ解決コンサルタント(行政書士・コーチ・コンサルタント)による、被害者のための総合情報提供サイト

職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する

パワハラを受けていて「仕事を辞めたい」と思うのは、甘えなのか。

投稿日:

パワハラ被害者は、毎日をギリギリのところで過ごしています。

しかし、「今、ここで仕事を辞めるのは逃げだ」と思ったり、「辞めたいと思うのは、『甘え』なのではないか」と思ってしまい、がんばりすぎてしまいます。

 

私達は、辛いことに耐えることが美徳だとおもいがちです。

ですが、それはあなたの価値観ではありません。

社会的に美徳とされているにすぎません。

 

「価値の原理」というものがあります。西條剛央先生が主張されているものです。

この関心相関性を価値の側面に焦点化したものが第3回(リンク)でも触れた「価値の原理」であり、それは「あらゆる価値は関心に応じて判断される」というものである。

http://www.dhbr.net/articles/-/2938

 

この価値の原理に沿って考えてみましょう。

パワハラを受けている状況で「会社を辞めたい」と思うことは、本当に「悪いこと」なのでしょうか。

 

 

「価値は、関心に応じて判断され」るものです。

ですから、あなたが何に関心を持っているか、どのような目的を持つかによって、「よい/わるい」が決まります。

あなたの関心が「パワハラから脱出する」ことであったり、「将来の自分の心身の健康」に関心を持ったりすることであれば、会社を辞めることはむしろ「よい」と判断されることになります。

会社を辞めることは、その関心を充たすための、有効な手段だからです。

 

「会社を辞めたい」と思うのは、悪いことではありません。

あなたの関心を満たすための有効な手段なのです。

 

ですから、むしろ辞めたいのに辞めるための努力をしないことのほうが、「甘え」とされるかもしれません。

辞めたいと思うことを、恥に思わないでください。

パワハラ職場から抜け出すために、積極的に動いていきましょう。

 

 

-職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

パワハラで会社を辞めたいけれど、同僚に迷惑をかけたくない。

パワハラに遭っている人には、優しくて、勤勉で、有能な人が多いです。 ですので、責任感が人一倍強い傾向があります。 そのため、迷惑をかけたくないと思って、辞められない人が多いのです。   会社 …

no image

パワハラの相談先に、「どんな証拠が必要か」と相談しておく。

パワハラの相談機関は、いくつかあります。 1つは内部のハラスメント相談室など、もう1つは外部の労働局などです。   ただ、どこの相談機関も、基本的な立場は「中立」です。 あなたの主張を丸ごと …

no image

行政にパワハラ相談に行く前に、電話相談をしておこう

行政機関(労働局・労基署)にパワハラ相談をするときは、 まずは電話相談をするようにしましょう。 予約を取らずに行くことも可能な場合が多いですが、 まずは電話で相談しておくほうが、さまざまなメリットがあ …

no image

パワハラ解決のためにできることを、全部同時に、実行していく。

パワハラを解決するためには、なにかしらの新しい行動が必要です。 現状維持の行動を続けて、解決することはありません。 加害者の暴言に耐え続けても、暴言がなくなることはありません。   もちろん …

no image

ボランティア活動をしている人のほうが、ビジネスに向いている。

パワハラ被害を受けていて、転職も難しい方には、副業・起業を考えるようにお伝えしています。 もちろん、転職活動を止める必要はありません。 転職活動を続けながら、副業・起業に向けた行動もとってもらいたいの …

読者登録フォーム

【無料メルマガ】『パワハラを脱出する方法』
読者登録フォーム
お名前(姓名)
 
メールアドレス
受信形式
HTMLメール
文字メール
2017年3月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

パワハラなんかに負けない。

あなたはパワハラなどに負けたりしません。

法律面・心理面・経済面の3側面を考慮に入れた、現実的な解決策を実行しましょう。

パワハラ問題の専門家による現実的な解決法は、こちら。

↑無料個別相談会へのリンク

カテゴリー