命令に対し「ノー」と拒否するロボットが誕生 人間にとっての脅威となり得るのか?【動画】
人間の音声命令に対して、リスクを感じると「NO」と拒否する最新ロボットが話題になっている。https……….≪続きを読む≫
【理論編】
命令を拒否するロボットが生まれたというニュース記事です。
人間なら、拒否するのは当然ですが、ロボットはこれまで拒否ができませんでした。
命令どおりに動くことのみが許されてきたわけです。
人間は、命令に従うかどうかを選ぶことができます。
どんな命令に対しても、です。
職務命令であっても、それを実行するかどうかを決定するのは自分です。
自分で選ぶからこそ、その結果を引き受けられるのです。
その結果を引き受けるからこそ、自己イメージを高く保てるのです。
メンタルヘルスを酷く傷つけるものとして、
「不正処理の後始末をさせられること」というものがあります。
通常、誰だって不正処理の後始末なんてしたくはありません。
不正処理をした本人が、その責任をとって全部処理してほしいと、
誰でも思います。
ですが、そこで「させられている」と考えると、
自己イメージは下がる一方です。
そして、その自己イメージを回復することもできません。
反対に、「給料のために、自分はするんだ」と思うようにすれば、
自己イメージは一時的には下がるでしょうが、
取り戻すことも自分でできるようになります。
「こんなことをしている自分は、自分らしくない。早く他の会社に転職しよう。」と思えます。
これは、過去の出来事についても同じです。
自分で、その解釈を選んでいると思うことで、解釈を変えることができるようになります。
一瞬は自己イメージが下がるかもしれませんが、
解釈は自分で選べるのですから、自分で自分が望むように選べばいい。
他人に任せるというのは、とても楽なことです。
自分で選ぶというのは、厳しいことです。
しかし、自己イメージを高く保つには、自分で選ぶことを続けるしかない。
他人の選択に従ってばかりで、自己イメージを高く保つことはできないのです。
【実践編】
1 出来事に対して、自分がどのような解釈をしているかを意識にあげましょう。
例:いじめ・嫌がらせ被害体験について、”あの体験のせいで人生が狂った”と思っている。
2 その解釈を自分で選んでいると仮定する。
例:”あの体験のせいで人生が狂った”という解釈を、自分で選んでいると仮定する。
3 その解釈を選ぶことによって、自分の自己イメージはどうなるかを考える。
例:もしこういう解釈を選んでいるのであれば、自分の人生は変えられようがない。
4 別の解釈を模索する。